探査機「はやぶさ2」による小惑星リュウグウ(直径約900メートル)の初期観測で、小惑星の表面の鉱物には水がほとんど含まれていないことがわかったそうです(YOMIURI ONLINE)。この結果は、はやぶさ2からリュウグウに近赤外線を照射し、表面の成分を調べたことによるものだそうです。全表面の9割以上を観測したそうですが、水の存在を示すデータがほとんど得られなかったというもの。リュウグウに似たタイプの小惑星は、大半が水を含むことが、地上からの観測で分かっていたそうです。したがって、リュウグウについて太陽光で加熱され、脱水したなどの可能性が考えられるようです。また、未観測の極域や地下にも水が存在しないかどうか、さらに詳しく調べるそうです。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20180802-OYT1T50097.html?from=ycont_top_txt
https://www.yomiuri.co.jp/science/20180802-OYT1T50097.html?from=ycont_top_txt