京都大学などが岡山県内で建設を進めてきた東アジア最大の天体望遠鏡「せいめい」が完成し、先日(8月17日)、報道陣に公開されたそうです(YOMIURI ONLINE)。30光年離れた惑星の観測が可能といい、地球外生命体の発見につながる成果を目指すそうです。望遠鏡は晴天率が高いとされる岡山県浅口市と矢掛町にまたがる山中の京都大学岡山天文台に設置。高さ8メートル、重さ20トンで、天体の光を集める鏡の直径(口径)は東アジア最大の3・8メートルに及ぶそうです。鏡は18枚を組み合わせた国内初の分割鏡。一枚鏡よりも製作が簡単で大型化しやすいそうです。大手メーカーに発注せず、京都大学などが自ら設計や組み立てを手がけ、開発費を同規模の望遠鏡の半分以下の15億円に抑えたそうです。筒にあたる部分を鉄製フレームの骨組みにすることで軽量化も図り、謎の爆発現象「ガンマ線バースト」など突発的な天体現象にも1分程度で焦点を合わせることができるそうです。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20180818-OYT1T50010.html?from=ycont_top_txt
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