健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

飲酒の効果とリスク

2018-08-31 08:30:10 | 研究
たまに楽しむグラス1杯のワインやビールでも、健康上の問題や死につながるリスクを増大させることが、195か国を対象とした飲酒に関する大規模な調査研究で明らかになったとする論文がThe Lancetに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。少量または適度な飲酒は心疾患リスクを低減させることを示す最近の研究もあるものの、今回の研究では飲酒はどちらかといえば有害と結論づけているそうです。毎日10グラムの純アルコール(基準飲酒量)を摂取すると、アルコールを全く飲まない場合に比べ、健康上の問題二十数種のうち少なくとも一つを発症するリスクが約0.5%上昇。10グラムの純アルコールはおおむね、グラス1杯のワインやビールに相当するそうです。世界で毎年280万人が、飲酒が原因で早死にしているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3187104?cx_part=search
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