Lito-Reid会談

　3日から始まるドラフト後のミニキャンプにLito Sheppardは参加する予定になっています。

　契約に不満を持ちトレードされると言われていたLitoですが、ドラフト中にトレードされる事はありませんでした。契約に不満を持つ選手はホールドアウトと言う形で不満をアピールする物ですが、練習に参加するかは分かりませんがトレーニング施設にはやってくる事になっています。Andy Reidが近いうちにLitoと今後の事を話し合うとドラフト終了後のインタビューで答えていました、ミニキャンプ中に話し合いが行われるのでしょう。
　ACLの手術を受け今シーズンプレイが出来ないであろうJack Ikegwuonuの指名しかして居ません、RFAで再契約したJoselio Hansonは5-9のサイズしかなくカバーマンとしての回答にはなりません。ドラフト中にLitoトレードのオファーは有ったが、満足するだけのオファーで無かった為に成立せずにドラフトは終了しました。Litoトレードから2-3巡でのCB指名を予想していたのですが、結局CBの新戦力は加入して居ません。
　
　ドラフト後にJACからトレードのオファーが有ったようですが、補強無しで終わった今になってトレードが出来る筈がありません。Asante Samuel,Sheldon Brownのスターターコンビは問題無いでしょうが、Hansonがニッケルに留まる事は致命的欠陥の補強が出来ないままオフシーズンを過ごした事になってしまいます。今後Litoのトレードはニッケル要員+ドラフト権との交換と言う形が必要になります。
　現実的にはSamuel,Lito,Brownの3人を併用するしか無い訳です。Troy Vincent,Bobby Taylor,Al Harrisの3人を併用した頃に戻ると言う訳ですが、結果として不満を持ったHarrisはトレードされています。

　今回のミニキャンプ中でのLitoとの話し合いの結果がどうなるのかは分かりません、あくまでもトレードを要求してホールドアウトと言う形を取るのか、シーズン終了後のトレードを確約して2008シーズンはプレイする事になるのかのどちらかの結果になると思いますが、ホールドアウトされた場合の解決策が見当たらないです。これをLitoを説得出来るとReidが自信を持っていると考えて良いのか、ドラフト当日の流れの中で補強に失敗した為のものなのかは分かりません。もしも3巡でニッケル要員を指名していたならば今頃LitoはJACのユニフォームを着ていたのでしょうから・・・。