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Quintin Demps

2008-05-12 21:34:01 | イーグルス
 4巡117位 Quintin Demps S Texas ElPaso(UTEP)

 6-0 207ポンド
 40ヤード 4,41 20ヤードシャトル 4,14 スリーコーン 6,90
 垂直飛び 32インチ 幅跳び 9フィート1インチ ベンチプレス 17回

 Texas州出身のDempsは高校時代DB/WR/Pとしてプレイし、最終年には5INTでTexas州のオールスターチームに選ばれました。パントも平均40,5ヤードを記録しています。

 UTEPに進学後、2003年は練習生として過ごし
 2004年からFSとしてスターターになりました。58タックル2INTを記録しています。
 2005年はFSで全ての試合に出場し78タックル3INTを記録しています。
 2006年は67タックル7INTでC.USAのファーストチームに選ばれました。
 2007年にはFSの他にCBも担当して72タックル5INTを記録し2度目のC.USAファーストチームに選ばれました。
 KRとしても通算35回で平均22,1ヤードを記録し、PRは15回で平均13,3ヤードを記録しています。

 素晴らしいトップスピードとキャッチ能力を持ち、ビックプレイで試合の流れを変えることができます。
 タックルが下手でランディフェンス能力に欠けています。トップスピードになるまでに時間が掛かるとも言われます。

 カレッジ4年間の17INTは今年のドラフトで最高の数字です、ボールが手に届く範囲に飛んできた場合にINTを決めてくれると期待されます。トップスピードが素晴らしい代わりにクイックネスは飛びぬけて良い訳ではなく、ちょっとしたステップは遅いと言われて、ゾーンカバーは上手くないと見られています。
 ランディフェンスが下手で、タックルの技術もタックルする事の重要さを理解させる事にも努力をしなければならないでしょう。数字上は十分な体格なのですが、パワー不足でNFLではSよりもCB向きとする意見も有ります。ただ、バックペダルからのターンが上手で柔軟な腰を持っていると評価する所と、ターン下手と評価する所に別れます、スカウティングコンバインのフィルムを見る限りではターンが上手いようには見えませんでした。


 引退間近のBrian Dawkinsの後継者としての指名です。スピードを活かしたマンカバー能力とINT能力を兼ね備えてる守備範囲の広いFSとしての活躍が期待されます。運動能力は高いがお馬鹿さんを輩出する個人的2大カレッジの1つUTEP(もう1つはVirginia Tech)出身の割には、リーダーシップに富んでいると精神面が高く評価されています。
 課題はタックル下手と言われる点とパワー不足ですが、ベンチプレス17回ですし致命的にパワーが無い訳ではないでしょう、技術面と激しくプレイする事をしっかり教えれば大丈夫だと思います。
 1年目は4番手の座をJ.R Reed,Sean Considineらと争う事になります。ここら辺に負けるようではDawkinsの後継者にはなりえませんし、しっかりと53人枠に入って1年勉強する事を期待します。