スーパーボウル進出を掛ける@ARI戦です、過去1勝3敗と鬼門になっているEaglesに対しKurt WarnerはSTL時代に2勝負け無しとカンファレンスファイナルで好成績を残しています。
ハンデは3,5点有利
ESPN 6-3
USA Today 6-2
TSN 5-3
アウエイでのー3点を考えればTD1つ分戦力的には有利、通常ですとこれは結構な差なのですが一発勝負を考えれば差は無いと考えて良いでしょう。
(先週寝過ごした為に書き損ねましたが、先週の@NYG戦の予想でESPNは元Eaglesの3人が勝ちと投票した為にESPNだけ3-6、USA TodayとTSNはほぼ全員NYG予想でした。もう予想と言うより好みで票を入れてるだけなのかもしれません)
強力なランオフェンスを支えたCARのOLを粉砕してJake Dalhommeから5INTを奪い、ランも止めてしまったDL+LB陣は絶好調です。パスプロテクトの左側、ランで押し切る右側と役割を分けているOLですが、RGを2回怪我で失いRTのJon Runyanは怪我で出れるかどうかの状態の為にランで押すパワーポイントが無いまま戦い続けている現状、Donovan McNabbを守りきれるか、Brian Westbrookのルートを作れるのかは難しい仕事になるでしょう。結果としてMIN,NYGとランで穴がまったく開かず、パスプロテクトは何とか持たせていると言った評価の試合を繰り返しています。
これでもWestbrookを止めに来るのか、2試合好調のパスを止めに来るのか、これは両軍共に作戦が難しいところでしょう。OLの状況を考えればパス中心で行きたくなりますが、パス中心の試合をした結果BAL戦のような悪夢を見ていますし、出なくてもマークされていてもWestbrookと心中する事が必要です。逆にARI側もWestbrookを放置すれば一発が有りますし、かといって復調気配のMcNabbのロングパスを無警戒には出来ません。
4-3と3-4をメンバーをほとんど入れ替えずに変化出来るディフェンスに対してオーディブルが上手くないMcNabbがどう対処するのか、これがオフェンスの見所でもありますし懸念材料でも有ります。相手のセットとこちらのプレイの狙いが噛み合わない時に慌てる様では思う壺に嵌ってしまうでしょう。
パスプロテクトのアジャスト、ランブロックのルート選択、4-3と3-4では全く変わってきます。逆に専門家が居ないと言う点を突ければ良いと言う事になります、3-4時にJamaal JacksonがGabe Watsonを圧倒出来ればこれまで苦労していたランオフェンスに光が差し込むでしょう。Westbrookのランは中央からの1人時間差のような個人技で隙間を見つける事に味が有ります、どこか一箇所でも勝利できるマッチアップが見つかれば、そこを基点としてルートを見つけてくれるはずです。
4-3DEを3-4OLBで使っているのですから、2TEからOLBの背後を狙うパスが有効になります。L.J SmithとBrent Celekをどう使うのか、そして罠を仕掛けてくるCBとSの動きを読み取れるのか、これがパスオフェンスにとって重要と考えます。
Dominique Rodgers-Cromartieのカバーが非常にトリッキーな印象が有り、WR相手にマンで付いている様に見せておいて空くはずのショートのサイドライン際へ投げようとすると実はディープをSに任せていてショートをゾーンで守っていたりする罠を仕掛けている、こういうプレイを可能にするスピードには注意が必要でしょう。
チームの底力と言う意味では負けていないと思います、レギュラーシーズンの数字を見てもディフェンスは圧倒的に有利でしょう。ただ、トーナメントの一発勝負では相性の方が大きく作用するでしょうし、自分のやりたい事をするReidと相手に合わせて変化が出来るARI、この点でチーム力の差をひっくり返される危険は有ります。
オフェンスが強いチームがレギュラーシーズンは強く、ディフェンスが強いチームがプレイオフは勝つ、私はそう考えています。そう言う意味でこの試合勝てると考えますが、唯一の落とし穴は寒い1月の試合だからディフェンス有利と言うデータが残っているだけで、気象条件に関係ない場所での試合ではディフェンス有利ではないのかもしれません。そこが気がかりです。
若いチームの中で攻守の司令塔にはベテランWarner,Adrian Wilsonが入ってしっかり締める、プレイオフ経験の少なさを突くという訳にも行かないでしょう。勢いを止めてしまえば地力の差が出るはずです、スロースターターのオフェンスが出鼻を挫く様な先手を打ってくれる事を期待します。
ここまで来たら、Brian Dawkinsにリングを持たせてあげたいです。チーム全員が殿堂入りすべきキャプテンの為に全力を出してくれるでしょう。気合の入ったプレイを見せてくれる事を信じて明日の試合を待ちます。
ハンデは3,5点有利
ESPN 6-3
USA Today 6-2
TSN 5-3
アウエイでのー3点を考えればTD1つ分戦力的には有利、通常ですとこれは結構な差なのですが一発勝負を考えれば差は無いと考えて良いでしょう。
(先週寝過ごした為に書き損ねましたが、先週の@NYG戦の予想でESPNは元Eaglesの3人が勝ちと投票した為にESPNだけ3-6、USA TodayとTSNはほぼ全員NYG予想でした。もう予想と言うより好みで票を入れてるだけなのかもしれません)
強力なランオフェンスを支えたCARのOLを粉砕してJake Dalhommeから5INTを奪い、ランも止めてしまったDL+LB陣は絶好調です。パスプロテクトの左側、ランで押し切る右側と役割を分けているOLですが、RGを2回怪我で失いRTのJon Runyanは怪我で出れるかどうかの状態の為にランで押すパワーポイントが無いまま戦い続けている現状、Donovan McNabbを守りきれるか、Brian Westbrookのルートを作れるのかは難しい仕事になるでしょう。結果としてMIN,NYGとランで穴がまったく開かず、パスプロテクトは何とか持たせていると言った評価の試合を繰り返しています。
これでもWestbrookを止めに来るのか、2試合好調のパスを止めに来るのか、これは両軍共に作戦が難しいところでしょう。OLの状況を考えればパス中心で行きたくなりますが、パス中心の試合をした結果BAL戦のような悪夢を見ていますし、出なくてもマークされていてもWestbrookと心中する事が必要です。逆にARI側もWestbrookを放置すれば一発が有りますし、かといって復調気配のMcNabbのロングパスを無警戒には出来ません。
4-3と3-4をメンバーをほとんど入れ替えずに変化出来るディフェンスに対してオーディブルが上手くないMcNabbがどう対処するのか、これがオフェンスの見所でもありますし懸念材料でも有ります。相手のセットとこちらのプレイの狙いが噛み合わない時に慌てる様では思う壺に嵌ってしまうでしょう。
パスプロテクトのアジャスト、ランブロックのルート選択、4-3と3-4では全く変わってきます。逆に専門家が居ないと言う点を突ければ良いと言う事になります、3-4時にJamaal JacksonがGabe Watsonを圧倒出来ればこれまで苦労していたランオフェンスに光が差し込むでしょう。Westbrookのランは中央からの1人時間差のような個人技で隙間を見つける事に味が有ります、どこか一箇所でも勝利できるマッチアップが見つかれば、そこを基点としてルートを見つけてくれるはずです。
4-3DEを3-4OLBで使っているのですから、2TEからOLBの背後を狙うパスが有効になります。L.J SmithとBrent Celekをどう使うのか、そして罠を仕掛けてくるCBとSの動きを読み取れるのか、これがパスオフェンスにとって重要と考えます。
Dominique Rodgers-Cromartieのカバーが非常にトリッキーな印象が有り、WR相手にマンで付いている様に見せておいて空くはずのショートのサイドライン際へ投げようとすると実はディープをSに任せていてショートをゾーンで守っていたりする罠を仕掛けている、こういうプレイを可能にするスピードには注意が必要でしょう。
チームの底力と言う意味では負けていないと思います、レギュラーシーズンの数字を見てもディフェンスは圧倒的に有利でしょう。ただ、トーナメントの一発勝負では相性の方が大きく作用するでしょうし、自分のやりたい事をするReidと相手に合わせて変化が出来るARI、この点でチーム力の差をひっくり返される危険は有ります。
オフェンスが強いチームがレギュラーシーズンは強く、ディフェンスが強いチームがプレイオフは勝つ、私はそう考えています。そう言う意味でこの試合勝てると考えますが、唯一の落とし穴は寒い1月の試合だからディフェンス有利と言うデータが残っているだけで、気象条件に関係ない場所での試合ではディフェンス有利ではないのかもしれません。そこが気がかりです。
若いチームの中で攻守の司令塔にはベテランWarner,Adrian Wilsonが入ってしっかり締める、プレイオフ経験の少なさを突くという訳にも行かないでしょう。勢いを止めてしまえば地力の差が出るはずです、スロースターターのオフェンスが出鼻を挫く様な先手を打ってくれる事を期待します。
ここまで来たら、Brian Dawkinsにリングを持たせてあげたいです。チーム全員が殿堂入りすべきキャプテンの為に全力を出してくれるでしょう。気合の入ったプレイを見せてくれる事を信じて明日の試合を待ちます。