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Fred taylorあたりを狙うのが良いのではないかと

2009-01-25 07:36:48 | イーグルス
 プレイオフ3試合で平均3ヤードすら走れなかったランオフェンスの建て直しがオフシーズンの鍵を握ります。OL崩壊が根本的原因ですがRB/FB陣にも問題を抱えています。

RB成績

 Brian Westbrook 14試合出場 14試合先発 契約2010まで
 ラン 233回 936ヤード 平均4,0ヤード TD9
 レシーブ 54回 402ヤード 平均7,4ヤード TD5

 Correll Buckhalter 14試合出場 2試合先発 UFA
 ラン 76回 369ヤード 平均4,9ヤード TD2
 レシーブ 26回 324ヤード 平均12,5ヤード TD2

 Kyle Eckel 5試合出場 契約2009までその後RFA
 ラン 24回 79ヤード 平均3,3ヤード
 レシーブ 無し

 Dan Klecko 16試合出場 10試合先発 契約2009まで
 ラン 無し
 レシーブ 6回 36ヤード 平均6ヤード

 Lorenzo Booker 10試合出場 契約2010まで
 ラン 20回 53ヤード 平均2,7ヤード
 レシーブ 6回 11ヤード 平均1,8ヤード

 Tony Hunt 6試合出場 6試合先発 シーズン途中解雇
 ラン 4回 9ヤード 平均2,2ヤード TD1
 レシーブ 6回 42ヤード



 Westbrookの2008シーズン、前半は右足首の捻挫に苦しめられ、後半は左ひざの内出血に苦しめられました、また肋骨2本ひびが入ったままプレイを続けています。シーズン通じて怪我に苦しめられた上にランブロックの要Shawn Andrewsを怪我で失った事も平均4ヤードの数字に影響しています。アウトサイドへ流れながら縦に切り込むランをロスで止められる事が増えましたし、中央は全く穴が開いていない中で4ヤード走ったのはWestbrookの個人技によるものです。レシーブではブリッツをピックする事が増え、ルートに出ることが減った事が数字を減らしています。


 ロスに終わる事も多い代わりに一旦抜ければ10ヤードを超えるロングゲインも有るBuckhalterですが、使えば走るのに使ってもらえない状態が今年も続きました。スクリメージまでのスピードがやや衰えた代わりに、抜けてしまえば簡単には倒れない強さを身につけた印象です、OLがもう少し強ければもっと活躍できるはずです。
 UFAになります、スターターとして迎えるチームは無いでしょう。もっと使うのならば再契約をして使って欲しいのですが、Westbrookを休ませる為にも使ってもらえる(コーチに信頼される)選手を2番手に置く必要が有ります。

 
 シーズン途中1ヤードを取れるパワーバックとして加入したEckelはその期待に答えてくれました。スペシャルチーマーとしても仕事が出来ますし、RBの3番手兼FBの2番手として来シーズンも確保すべきでしょう。


 DTからFBとして契約して、またFBからDTに戻し、シーズン中にまたもやFBに戻したKleckoは急造FBとしてはそれなりの働きはしました。270ポンド前後でプレイしていたようですが、その割に1ヤードを押し込むリードブロックが出来ていないのが気がかりです。オフシーズンにFBとしての技量を磨く事が必要です。


 ドラフト中にトレードで加入したBookerですが、期待されたリターナーとしての仕事をルーキーコンビに奪われ、RBとしてもパワースピード共に不足して使い物にならずにアクティブになる事も減ってシーズンを終えました。良くなるとは思えませんが、キャンプ終盤まで試される事になるでしょう。


 プレシーズンゲームで良い仕事をした為にRBからFBにコンバートされてシーズン開幕を迎えたHuntでしたが、結果としてFBとして使い物にならず、リードブロックよりもRBと別のギャップに飛び込みデコイとしてしか起用されませんでした。


 Westbrookがスターターとしてプレイする事は間違い有りませんが、それ以外のメンバーは全員入れ替わる可能性も残留する可能性も有ります。Buckhalterは再契約するか微妙な情勢です、年齢的な衰えは感じませんがWestbrookを休ませる為にもグレードアップが必要でしょう。ただ単にもっと持たせれば良いだけの話なのですがそうならないのですから変革が必要です。Eckelは1ヤード要員として良い仕事をしていますし、RB,FB,STと使い勝手が良いですから残すべきです。
 BookerはWestbrookが怪我した場合に備えてキャンプ中はチームに残すでしょうが、9月にチームに居るとは思えません。Kieckoも出来るならばパスラッシュDTに専念させてあげたいです、DTとしての方が良いプレイを見せていました。

 1番手はWestbrook,3番手のショートヤード要員にEckelで2人は決まりでしょう。2番手のRBとFBのスターターを探す事になります。BuckhalterとKleckoで良い気もするし、グレードアップは必須にも思えます。とにかくWestbrookをすり減らさない事がプレイオフで勝ち抜く事を考えれば絶対に必要です、プレイタイムを半減出来るだけのRBを用意して欲しい物です。また、FBもリードブロッカー兼ブリッツをピックするブロッカーとして信頼出来るFBも必要です、WestbrookがRB/FB陣でベストのブロッカーでルートに出れないのは本末転倒ですから。