新加入3人

　STエースとしてガンナーを務めているDimitri PattersonをCBからSにコンバートして手薄なS陣の怪我に備える事になっていたのですが、公式デプスチャートではSからCBに戻っています。ルーキーLtevard Lindeyがアクティブになりませんから事実上4番手のCBとして起用されています、Sとしても練習をしているのでしょうけれどDBの薄さは気になります。PSもDBは1人しか用意して居ないのですが、そのDB枠で入れ替えが有りました。
　契約して一週間しか経っていませんがJamar AdamsをカットしJamar Wallと契約しました。5-10 204ポンドのCBで今年のDAL6巡指名でしたがファイナルカットに残れずHOUと契約、開幕戦に出場していましたが先日カットされました。スカウティングコンバインでは腿の怪我で記録を残せず、その後行われたプロデイでも他の種目の測定中に腿の怪我を悪化させて40ヤードは計測していません。垂直飛び40インチ、スリーコーン7.25、ショートシャトル4.43を記録しています。ドラフト時の評価ではバンプで相手を押さえ込みショートエリアのクイックネスは有るがトップスピードは平凡でマンカバーよりゾーンカバーに向いているカバー2CBのようです。ショートエリアでの動きを重視しているこのオフのCB選びですし、そう言う意味でWallは指名候補だったのかもしれません。


　Leonard Weaverに代わるFBとして契約したOwen SchmittはSEA時代にブロック専門で起用されたのが、今はパスが飛んでくるようになって嬉しいとコメントしています。WeaverもSEA時代はボールを持たせてくれなかったのが不満だったようですし、そう言う意味ではSEAのFBはブロックを重視して選んでいるのでしょう。ドラフト時にLBだったWeaverやブロック専門と評価されていたSchmittにボールを持たせて成功しているのですから、やって見なければ分からないと言うものです。
　
　同時に加入したTE/FB Garrett MillsはTEとして起用されています。ルーキーClay Harborがまだ実戦投入するには粗いと判断しての獲得でMills加入後Harborは試合に出ていません。
　Micheal Vickは左利きですが、TEの位置は変えていません。OLは元々左利きの背後を守れるWinston Justiceが居るので逆にする必要が無いのですが、左側へのロールを得意とするVickですしTEを右ではなく左へ置いてあげたほうが良い様な気がします。ただ、ATL時代もTEは右でしたしその方が慣れているのか、ブロックの弱いTEを置くとパスラッシュDE/OLBを対面に置かれて却って突破されてしまうのかもしれません。
　Millsが入る時は2TEでVickの逃げ道になります、カレッジ時代1000ヤードを突破した事が有るレシーブ特化型ですし、ブロック力を上げる事でプレイタイムを増やす事になるでしょう。


　Nick Coleは2日連続で練習を休んでいます、WAS戦はReggie WellsがRGのスターターとして出る事になるかもしれません。Mike Bellが怪我ではなく練習を休みましたが試合には出れるようです。WAS側は欠席者は居ないようですし全員出てくると見て良さそうです。