サンデーナイトゲームの@SF戦は27-24で逃げ切り3勝2敗となりました。Micheal Vick,Asante Samuelが欠場し、試合序盤にJasonPetersとBrodrick Bunkleyが怪我で退場し、DeSean JacsonとTrent Coleが治療で一時戦列を離れる苦しい状況でしたが、5つのターンオーバーを奪い勝利しました。
Kevin Kolbは普段通りと言えば普段通り、改善されていると言えば改善されていると言えなくもないプレイで、プレシーズンゲーム程度の状態にまで復調してきました。ポンプアップフェイクを多用してパスラッシュを牽制したり、セカンドターゲットに投げるような場面(これを特筆してるのが寂しいです)も有りました。ただ、相変わらずパスラッシュからの逃げ方は最悪で、全くラッシュに気が付かずにサックを受けてファンブルだけはしてはいけない時間と場所でボールを渡したりしています。
これはVickがポケットの後ろ側から横に抜けるのに対し、前に出る脚力しかないKolbの場合は、外からくるDE/OLBを捌くOTとDTを相手するOGの間を開けてあげないと逃げようがないのでKolbだけが悪いとは言えないかもしれません(逃げ道が有っても気が付かないのでは意味ないですけど・・・)
肋骨を骨折しているLeSean McCoyですが、先代エースのBrian Westbrookの前で全盛期のWestbrookを思わせるような素晴らしい動きを見せました。動き方は珍妙なのですが、インサイドを小刻みにカットと低い姿勢でOLの後ろに隠れるような動きの切れ味は本当に素晴らしく、SFと契約後も使ってもらえないWestbrookを見ると新旧交代も仕方が無いと思えました。
Jeremy MaclinのCBを押しているのになぜか反則を取られない、押してからカットしてキャッチがこの試合でも炸裂しています。DeSeanが途中怪我で治療した事とマークに付くCBの能力差からこの試合はMaclinへのパスが多くなり、期待に答える働きを見せています。
最初のTDは難しいボールを取ってから2人引きずってエンドゾーンに入ったBrent Celekですが、その後は取って欲しいボールをこぼし続けています。マークを交わした瞬間に飛んでくる厳しいタイミングのパスの連続でしたが、3-4個あった試合を決める非常に重要なパスを落としてしまったのは残念です。
OLはPetersが退場した後入ったKing DunlapがプロボウラーJustin Smithに歯が立たず押され続けました。ただ、パスラッシュ不足(と言うか皆無)の相手だった為に致命的な結果にはなっていません。McCoyのインサイドラン、これが出る時は右側に走り出して穴が開いてないから仕方なく左から抜ける、1人カウンターのような形から抜けています。Max Jean-Gillesがまったくランで押せていません、これならば押せない押されないGillesをLGにして、今チームで1番安定しているTodd HerremansをRGに入れてランのキーマンにした方が安定するように思えます。
そして、3rd&1、4th&1でパス投げさせるAndy ReidとMarty Mornhinwegは何考えているのでしょうね。Kolbにそんなこと出来る訳が無いのは誰の目にも明らかです。普通にランプレイで1ヤードをもぎ取れないから奇策に走るのですけれど、Mike Bellはその為に取ったのではないか?怪我でコンディション不良なのは仕方が無いですが機能していないのが痛いです。
ディフェンスの責任者Sean McDermottは試合前どういう分析と用意をして試合に臨んでいるのでしょう。毎試合毎試合1Qに失点し、その後ある程度建て直し、また終盤追い詰められる。同じパターンを繰り返しています。お互いにフィルムを見て用意したこの試合の為のプレイを出し合う最初のシリーズでの失点がとにかく多すぎます。
Jim Johnsonの場合は基本的に先行してリードしてしまえばパスを投げさせてブリッツ入れてターンオーバーから楽勝の勝ちパターンが有りました。McDermottは4Qで2TD差が付いてからの逃げ方が下手すぎます。ブリッツを入れる時と入れない時が簡単に分かるのは致命的です(わざと入れるのをアピールして成功する時もあります)CBブリッツを入れるのをアピールするセットをして、そのままブリッツ入れてその空いた場所にクイック投げられてしまった時には、そこにSが入るトラップを用意していないで普通にやられるのにひっくり返りました・・・
Samuelが居ないLCBは序列通りにJoselio Hansonが入りましたがMicheal Crabtreeに全く歯が立たず、Dimitri Pattersonも並走してINTを奪うシーンも有りましたが基本的にはスターターでの起用は無理です。ルーキーTrevard Lindleyが入る時も有りましたがスピードに不安が有るのかクッションを取りすぎている場面も多く、致命的なタックルミスも有りました、最後は投げミスをしっかりINTしましたがNFLでプレイするには厳しいかもしれません。
また、最後Vernon Davisへのパスが全く止まらなくなりました。TEをマークするStewart Bradleyが単純にスピードで負けていると見る事も出来ますが並走している時は互角のスピードなのを見ると、わざとQBとTEの間に入るようにしているのかもしれません。まずランディフェンスに入りTEが抜けてくるのを見てからBradleyが下がり始める現行システムではQBが完璧に投げたら仕方が無いと諦め、ランをまず見るようにしているのでしょう。これでSが待ち構えてダブルチーム出来ればQBも投げにくいのですけれど、なかなかそう言う形を作れません。
ランディフェンスではFrank Goreを52ヤード平均2.9ヤードで押さえました。勝手に足を滑らせる場面が何度も有りました、かなり調子が悪かったように見えます。Buncley退場後に入ったAntnio Dixonの奮闘は素晴らしく中央を蓋する事に成功しています。
去年のプロボウラーがDeSeanとDavid Akersと2人居て、9月のMVP Sav Roccaが居るのにSTが足を引っ張り続けているのはどう言う事なのでしょう。この試合でもKR5回で平均36ヤードの酷い状態でまったく改善されません。本当にSTCの更迭を考えるべき状態ですが、Reidはやらないでしょうね。
24-10になった時は酷い試合だけど何とかなったなあと安心したのですが、終ってみればFGから延長になっても全くおかしくない試合になりました。4連敗中のチーム相手に酷い試合をしてしまいました、どんな勝ち方でも1勝は1勝なのですが、寂しい勝利になってしまいました。
Kevin Kolbは普段通りと言えば普段通り、改善されていると言えば改善されていると言えなくもないプレイで、プレシーズンゲーム程度の状態にまで復調してきました。ポンプアップフェイクを多用してパスラッシュを牽制したり、セカンドターゲットに投げるような場面(これを特筆してるのが寂しいです)も有りました。ただ、相変わらずパスラッシュからの逃げ方は最悪で、全くラッシュに気が付かずにサックを受けてファンブルだけはしてはいけない時間と場所でボールを渡したりしています。
これはVickがポケットの後ろ側から横に抜けるのに対し、前に出る脚力しかないKolbの場合は、外からくるDE/OLBを捌くOTとDTを相手するOGの間を開けてあげないと逃げようがないのでKolbだけが悪いとは言えないかもしれません(逃げ道が有っても気が付かないのでは意味ないですけど・・・)
肋骨を骨折しているLeSean McCoyですが、先代エースのBrian Westbrookの前で全盛期のWestbrookを思わせるような素晴らしい動きを見せました。動き方は珍妙なのですが、インサイドを小刻みにカットと低い姿勢でOLの後ろに隠れるような動きの切れ味は本当に素晴らしく、SFと契約後も使ってもらえないWestbrookを見ると新旧交代も仕方が無いと思えました。
Jeremy MaclinのCBを押しているのになぜか反則を取られない、押してからカットしてキャッチがこの試合でも炸裂しています。DeSeanが途中怪我で治療した事とマークに付くCBの能力差からこの試合はMaclinへのパスが多くなり、期待に答える働きを見せています。
最初のTDは難しいボールを取ってから2人引きずってエンドゾーンに入ったBrent Celekですが、その後は取って欲しいボールをこぼし続けています。マークを交わした瞬間に飛んでくる厳しいタイミングのパスの連続でしたが、3-4個あった試合を決める非常に重要なパスを落としてしまったのは残念です。
OLはPetersが退場した後入ったKing DunlapがプロボウラーJustin Smithに歯が立たず押され続けました。ただ、パスラッシュ不足(と言うか皆無)の相手だった為に致命的な結果にはなっていません。McCoyのインサイドラン、これが出る時は右側に走り出して穴が開いてないから仕方なく左から抜ける、1人カウンターのような形から抜けています。Max Jean-Gillesがまったくランで押せていません、これならば押せない押されないGillesをLGにして、今チームで1番安定しているTodd HerremansをRGに入れてランのキーマンにした方が安定するように思えます。
そして、3rd&1、4th&1でパス投げさせるAndy ReidとMarty Mornhinwegは何考えているのでしょうね。Kolbにそんなこと出来る訳が無いのは誰の目にも明らかです。普通にランプレイで1ヤードをもぎ取れないから奇策に走るのですけれど、Mike Bellはその為に取ったのではないか?怪我でコンディション不良なのは仕方が無いですが機能していないのが痛いです。
ディフェンスの責任者Sean McDermottは試合前どういう分析と用意をして試合に臨んでいるのでしょう。毎試合毎試合1Qに失点し、その後ある程度建て直し、また終盤追い詰められる。同じパターンを繰り返しています。お互いにフィルムを見て用意したこの試合の為のプレイを出し合う最初のシリーズでの失点がとにかく多すぎます。
Jim Johnsonの場合は基本的に先行してリードしてしまえばパスを投げさせてブリッツ入れてターンオーバーから楽勝の勝ちパターンが有りました。McDermottは4Qで2TD差が付いてからの逃げ方が下手すぎます。ブリッツを入れる時と入れない時が簡単に分かるのは致命的です(わざと入れるのをアピールして成功する時もあります)CBブリッツを入れるのをアピールするセットをして、そのままブリッツ入れてその空いた場所にクイック投げられてしまった時には、そこにSが入るトラップを用意していないで普通にやられるのにひっくり返りました・・・
Samuelが居ないLCBは序列通りにJoselio Hansonが入りましたがMicheal Crabtreeに全く歯が立たず、Dimitri Pattersonも並走してINTを奪うシーンも有りましたが基本的にはスターターでの起用は無理です。ルーキーTrevard Lindleyが入る時も有りましたがスピードに不安が有るのかクッションを取りすぎている場面も多く、致命的なタックルミスも有りました、最後は投げミスをしっかりINTしましたがNFLでプレイするには厳しいかもしれません。
また、最後Vernon Davisへのパスが全く止まらなくなりました。TEをマークするStewart Bradleyが単純にスピードで負けていると見る事も出来ますが並走している時は互角のスピードなのを見ると、わざとQBとTEの間に入るようにしているのかもしれません。まずランディフェンスに入りTEが抜けてくるのを見てからBradleyが下がり始める現行システムではQBが完璧に投げたら仕方が無いと諦め、ランをまず見るようにしているのでしょう。これでSが待ち構えてダブルチーム出来ればQBも投げにくいのですけれど、なかなかそう言う形を作れません。
ランディフェンスではFrank Goreを52ヤード平均2.9ヤードで押さえました。勝手に足を滑らせる場面が何度も有りました、かなり調子が悪かったように見えます。Buncley退場後に入ったAntnio Dixonの奮闘は素晴らしく中央を蓋する事に成功しています。
去年のプロボウラーがDeSeanとDavid Akersと2人居て、9月のMVP Sav Roccaが居るのにSTが足を引っ張り続けているのはどう言う事なのでしょう。この試合でもKR5回で平均36ヤードの酷い状態でまったく改善されません。本当にSTCの更迭を考えるべき状態ですが、Reidはやらないでしょうね。
24-10になった時は酷い試合だけど何とかなったなあと安心したのですが、終ってみればFGから延長になっても全くおかしくない試合になりました。4連敗中のチーム相手に酷い試合をしてしまいました、どんな勝ち方でも1勝は1勝なのですが、寂しい勝利になってしまいました。