敵にしてはじめてわかる事が有ります

　2勝1敗で迎える第4週のWAS戦、残りの同地区対戦が後半に集中していますしプレイオフへ向けて重要な試合になります。ハンデは6点有利ホームの3点を引けば3点差です、先週STLに負けた事でWAS側の評価が下がっている事を考慮すれば戦力的に大きな差は無いと判断されています。

　Donovan McNabbが帰ってくる試合ですが、私はMcNabbに特別な思い入れは無いのであまり気にならないです。敵に回ったからには欠点であるとっととスクランブルに出れば良いのにスクリメージ辺りでうろうろして背後からサック貰ってファンブルする致命的な癖をTrebt Coleが突いてくれる事を期待します。
　ただ、最後まで全力でプレイするよりも、適当に流すような態度を見せる選手を見かけます。パシュートで追うのを止めたり2番目3番目のタックルが緩慢だったり、1ヤードでも余計には取らせないと言う気持ちが見えないプレイをするようだと、プレイが崩れてからの動きが素晴らしいMcNabbに良いプレイをされてしまうでしょう。最後までマーカーを追いかけて逃げながらターゲットを探せるMcNabbの良い所を消すようにプレイしなければなりません。

　楽な試合にはならないでしょう、味方で居る時は欠点が目に付く物ですが、敵にすれば良い所が目立つ物です。McNabbの真価がどれほどのものなのか、11年分からなかった物がこの試合で見えるのかもしれません。