スーパーボウルは恵比寿で見ます

　今年もスーパーボウルは恵比寿で見る事にしました、他を捜したりもしたのですけれどなかなか良い所見つからないです。


　DC関連は新しい情報が入ってこないので書きようがないです。25年前のLBコーチ時代にどういうシステムだったかとか調べても意味無いでしょうし、本人から4-3なのか3-4なのかすら話が出ないのですからオフシーズンの動きの推測すら出来ません。


　Brent Celekがスターターで2番手をどうするのかが課題のTE、結局今年も2番手は現れずに終りました。

Brent Celek
パス　79回中42レシーブ　レシーブ率53%　511ヤード　平均12.2ヤード4TD　ターゲット平均6.5ヤード
　取って欲しい所でキャッチ出来ない場面だけが記憶に残るシーズンとなりました。レッドゾーンで、15ヤードくらいでの競り合いで、ほんの少しだけぶれたパスに対応できないで落とし続けました。パスの軌道に対する調整が下手なのか、マークを振り切るのが精一杯でボールを見れていないのか、どちらにせよミドルまで走って取れるのが売りのレシーブ型でミドルパスを取れないのは大問題です。

Clay Harbor
パス　15回中9レシーブ　レシーブ率60%　72ヤード平均8ヤード1TD　ターゲット平均4.8ヤード
　シーズン途中から2番手TEの地位を得たのですが、実際にはKRの前で手を繋いでブロックするウエッジ要員としての起用が主任務でした。器用にキャッチする場面も有ったのですけれど、ゾーンの隙間に入る動きが下手なのかオープンに成っている事自体が少ない印象です。
　ランブロックで強力な訳でも有りませんし、2番手をキャンプで争う事になるでしょう。

Garrett Mills
パス　3回中2レシーブ　レシーブ率67%　19ヤード平均9.5ヤード　ターゲット平均6.3ヤード
　TE/FB兼用の緊急補強でしたが、Owen Schmittに押し出されました。


　Celekのレシーブ率が50%程度なのは問題です、豪腕Micheal Vickのパスのスピードに対処出来ていないままシーズンが終りました。オープンになる動きのタイミングとパスが来るタイミングが合っていません。競り合いから一歩抜き出て振り向いた時にはボールが来ていて手が出る前にボールが通り過ぎる事が何度も有りました。Kevin Kolbがエースでキャンプの練習をした為ならば来年は良くなるでしょうけれど。
　Harborが2番手で良いのか、成長の余地は有ると思いますが補強して競争させる事は必要です。Vickにはブロック型TEが重要で、スクランブルに出るタイミングでそれをリードブロックでもセーフティバルブとしてのレシーブでも救えるTEを用意したいです。