イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

おじさんSTユニットは試合中も淡々と練習をするのでした

2011-02-21 21:57:00 | イーグルス
 試合がどんなに盛り上がろうとも隅っこで淡々と練習を続けるおじさんSTユニット、我が道を行く3人組とお馬鹿な若手が組み合わされる練習風景はどんななのでしょうねえ。

David Akers
FG 38回中32回成功(1ブロック) 成功率84%  PAT 47回中47回成功
 50ヤード以上を3回しか蹴って無い事、そして2回外している事を考えるともう長距離では期待出来ないとコーチが判断しているのは明らかです。そして45ヤード以内は30回中27回成功(1ブロック)と高い成功率を維持しています。
 しかし、プレイオフでは41ヤードと34ヤードをホームで外し5点差負けの戦犯となりました。その後子供が癌の手術をしていた事が明らかになりました。だから仕方が無いのかは別の話だとは思いますけれど・・・
 トランジションタグを貼りました、2.6ミリオンの単年契約になります。他チームとの交渉は自由で、同じ契約で引き止められる。引き抜かれてもドラフト権などの移動は無いのがトランジションタグなのですが、Kに支払う金額の水準を考えればマッチ出来ないような事にはならないでしょう。

Sav Rocca
73回 平均43.8ヤード In20 28回 TB2回
 9月の月間MVPにも選ばれましたが、終ってみればリーグの平均的な数字に終っています。Akersと共に35歳オーバーのおじさんコンビですし次を探し続ける事になるでしょう。RFAを終えてUFAです。

 PRはDeSean Jacksonでほぼ固定でした。奇跡のリターンTDも有りましたけれど、例年に比べて迫力に欠ける印象です。
DeSean Jackson 20回 平均11.4ヤード 1TD FC8回
Jorrick Calvin 12回 平均10.4ヤード FC4回
Chad Hall 3回 平均10.3ヤード FC2回
 
 KRはEllis Hobbsを使う予定でしたが、開幕前にARIからCalvinを緊急補強しました。スキーの人は失敗でしたが、ドラフト下位で毎年KR候補を指名するような事をしてみても良いと思います。
Jorrick Calvin 32回 平均21.6ヤード
Ellis Hobbs 16回 平均21.6ヤード
Chad Hall 4回 平均16.3ヤード

 STのタックル数も書いておきます。
STタックル
Moise Fokou 19タックル
Akeem Jordan 16タックル
Kurt Coleman 12タックル
Colt Anderson 12タックル
Dimitri Patterson 11タックル
Keenan Clayton 11タックル
Jamer Chaney 11タックル
以上が10タックル以上 他に1st(最初のヒットをして足を止めた)が多かったガンナーとして
Eldra Buckley 9タックル61st
が居ます、他に1stではAndersonが4つで後は1か2です。

 STではスタジアムの気象条件を考えると言う意味で対戦相手の数字も重要だと思うのですが、ほぼ同じような数字ですしP.PR.KRに優劣は有りません。極端に違う数字はFGでAkersが38回蹴っているのに対し、相手は21回で18回成功と半分以下の数字です。レッドゾーンに入られるとTDを簡単に取られてしまうのでFGの数が少ないのは如実に現れています。

カウンター100万回りました

2011-02-21 01:12:00 | イーグルス
 カウンター100万回りました、ミリオンヒット記念品を用意していたのですけれど酔っ払って告知を忘れているうちに通り過ぎてしまいましたね・・・・・・見に来てくれる皆様が居るから続けられますし、現地観戦旅行や恵比寿などでの観戦会と輪を広げて行きたいと思っています。これからもよろしくお願いします。


 Brian Dawkinsの後継者選びに失敗した2009シーズン、1年勉強させた若手をことごとくカットしルーキー2人を残す大胆な布陣は怪我人が出た時のリスク管理の失敗に終りました。

Quintin Mikell
88タックル 77ソロ11アシスト 1サック 3INT15PD
 チームのタックルリーダーとしてランにパスにと動き回りました。ランプレイで弾き飛ばされる事が増えたのがたまたまなのか衰えが出始めているのか難しい所です。未熟なルーキーの面倒を見ていた事も考慮しなければなりません。FAになります、引き止めるのか若手に切り替えるのか、これまでのチームの判断を見るとどうなるのかの予想は難しいです。

Nate Allen
48タックル 42ソロ6アシスト 2サック 3INT8PD
2巡指名のルーキーでスターターを勝ち取りました。シーズン序盤に3INTと活躍しましたが、ポジショニングの甘さとタックルの軽さに問題が残りました。CBと共同でディープを守るようなカバーは上手くないですし、マンではカットに付いていけません、技術経験共に成長が必要です。膝の怪我はキャンプまでに治ると見られていますが、完治が遅れる可能性も有りますし、順調な成長を阻害する要因になりそうです。

Kurt Coleman
36タックル 31ソロ5アシスト 1INT2PD
 AllenのIR入り後にスターターとなりました、またパスプレイ時やダイムバックとしてもプレイしています。前に出る足のよさを持つランストッパーでSSとして使うのがベターでしょう。パスカバーは上手くないのですが、どこに居れば良いのかの判断(勘)はAllenよりも良いように見えました。マンではなくゾーンに向いているのでしょう。

Colt Anderson
15タックル 15ソロ 
 MINのPSから引き抜き、STで素晴らしい働きをしてくれました。怪我が相次いだ終盤にはSとしても起用されましたが、Sとしてスターターを伺うような選手では有りません。STエースとしての活躍だけで十分にチームに残す価値が有ります。


 Allenが膝の骨折をしなければMikellと再契約せずにAllenとColemanで行く可能性も有ったでしょう。しかし、Allenが間に合うか分からない事とディフェンス最古参の生え抜きを放出する事のリスクを考えれば再契約に動く事を期待します。今年と同じ3人+ST専用のAndersonの構成に1人中堅をFAで補充する、これで十分でしょう。