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何人入れ替えるのか

2011-02-15 07:53:00 | イーグルス
 DCからポジションコーチまで全て入れ替わったディフェンスがどうなっていくかの予想は難しいです。その中でも誰が残って誰が放出されるかの予想が難しいのはLB陣でしょう。

Stewart Bradley
88タックル 55ソロ33アシスト 1サック1QBハリー 1INT
 ACLから復帰し1年ぶりに戻ってきました、最後は肘の脱臼でチームを離れましたし、未来のプロボウラーと言われた2年前よりも動きが落ちた気はします。ACLから2年経つ来年どれだけ良くなるのかが楽しみです。
 ランストップ、ギャップを埋める潰れる動き、タックル、パスカバーの全てを高いレベルでこなせるタレントです。TEへのカバーではTEとQBの入って追走する謎の動きを求められました、普通にカバーすればもっと良くなるはずです。ルーキー時の4年契約終了。

Ernie Sims
68タックル 46ソロ22アシスト 2サック6QBハリー 
 元1巡指名を獲得しましたが、ランディフェンスにおけるパワー不足は深刻でリードブロックに簡単に拾われてしまって致命的な場面を作りました。ブリッツも直線的に飛び込むだけで簡単に拾われてしまいますし、ニッケル時にカバーをさせるLBでしか使えない印象です。ルーキー時の5年契約終了(6年目の契約オプションが有るかもしれません)

Moise Fokou
41タックル 33ソロ8アシスト 1サック 4INT
 無駄な反則が多く、53番が画面に映るだけで余計な事をするな、使うな、と声が上がるルーキーシーズンから1年経ちつまらない反則がかなり減りました。気が付くとビックプレイメーカーとして4INTを記録し若手の有望株と言うポジションを得ています。縦横どちらにでも動ける運動量が持ち味の選手で、カレッジ時のWLBで使うのがベターでしょう。

Jamer Chaney
36タックル 26ソロ10アシスト 1QBハリー
 Stewart離脱後にMLBに入り、素晴らしいタックルを見せてくれました。7巡指名のルーキーなのですが、ランディフェンスではこのままMLBに置いても良いと思わせる動きです。課題は特にパスカバーでゾーンの時にどこに動いて良いのか分からないように見えるプレイが有りました。6-0と高さが無いのでTEに付けるのは厳しいでしょう。

Omar Gaither
28タックル 25ソロ3アシスト 
 WLBとMLBでスターターを務めた経験が有り、ニッケルLBとしても使える万能性が売りの選手ですが、度重なる怪我とコンバートの影響からか往年の動きは無くなっていました。後半は使われない試合が増えましたし再契約の可能性は低そうです。特例RFAでの契約が終ります。

Akeem Jordan
27タックル 19ソロ8アシスト 1QBハリー
 WLBのポジションとSimsに奪われ、SLBのスターターとして開幕戦を迎えましたが、パワー不足でSLBとしては機能せずバックアップに降格する事になりました。
 STではタックル1位と活躍していますし、ST枠での起用は続くでしょう。RFAでの契約終了。

Keenan Clayton
11タックル 7ソロ4アシスト 1QBハリー
スカウティングコンバインLB部門最速の40ヤードを記録した4巡指名ルーキーです。まだ身体能力を活かす技術に欠け荒削りの素材でしかありません。縦には速いけれど横には動けていませんし、225ポンドでパスラッシュで使うにはパワー不足です。250ポンドまで増えればDEで使えるかもしれません。

 
 FAがどういう形になるのかが不透明なのですが、Bradley.Sims.AkeemにGaitherとFokou以外のスターターが全員UFAになる予定でどうなるのかが全く予想できません。
 Bradleyとの再契約は必須でしょう、カレッジではSLBでしたし、TEへのパスカバーを見てもMLBとSLB両方で使えるはずです。AkeemはSTでの素晴らしい働きが有りますし安価でしょうから再契約する事を期待します、新LBコーチのMike Caldwellと境遇が似ていますし。Simsは良くも悪くもカバー2専用でGaitherは膝が悪くてかなり厳しい状況です。