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今年のスーパーは気楽で良いです

2011-02-07 00:08:00 | イーグルス
 スーパーボウルまであと半日、今年はGBとPITどちらかを応援する事も無い対戦ですけれど、予想はしておきます。

GBオフェンス対PITディフェンス
 PITのディフェンスは変幻自在に見えて、Troy Polamaluが好き放題に動き、残りの10人がそれを支える形が軸で、勝負所で見せる奇策とPalamaluを動かすように見えて実はLawrence Timmonsを動かす形の3パターンの組み合わせでしか有りません。が、奇策を使うタイミングの良さ、Polamaluの規格外の動き、そしてフロント7のハードなプレイでリーグ屈指のディフェンスを構成しています。
 GBのオフェンスはラン不足に悩みましたが、プレイオフではJames Starksが好調でバランスを取り戻しつつあります。が、PIT相手にFB2枚にRBのシステムは通用しないでしょう。PITの泣き所で有るCBの層の薄さを利用した(同時にニッケルを引かせればLBを下げる事が出来ます)3WR,4WRセットを使ったパスオフェンスが基本になるはずです。しかし、ランが出なければブリッツ相手にショートパスを使うようになり、いつかはゾーンブリッツやPolamaluの罠に掛かる事になるでしょう。
 ランが出なくなる前にスクリーンで外からのブリッツを押さえる事が出来るか、GBのオフェンスが機能するかの重要なポイントと考えます。TEをPolamaluにぶつけ続けて消した上で3人目のWRを上手く使う事をGBは狙うはずです。
 
PITオフェンス対GBディフェンス
 Maurkice Pouncey欠場のダメージは少なく有りませんが、NYJのラッシュを抑え切った理由は分かりませんけれど、それが実力であるならばGBのラッシュも受け止めると考えます。Rashard MendenhallのランはSam Shieldsを入れてCharles Woodsonを自由に使う3-3-5システムを使わせないでしょう。
 PITのWR2人は誰を付けても消せないし一方的にやられる事も無いと考えます。理屈では説明出来ないのですけれど、Hines Wardを消す事は出来ないけれど100ヤードやられる事は無いでしょうし、Mike Wallaceが10キャッチする事もないでしょうけれど一発のロングパスを受けずに済むとも思えません。
 GBのディフェンスの鍵はランディフェンスの要Ryan Pickettが崩れるかどうかでしょう。CHIはもう少し早くPickettを狙ったランを使えば逆転が有ったかもしれません。本来一番強いNTのB.J. Rajiとの隙間を突破されるとGBはシステム全体が機能不全になります、DL3人が機能するとWoodsonがPolamalu並みに自由に動く事になり判断が大雑把なBen RoethlisbergerがINTを量産する可能性もあります。


 Polamaluを動かすPITとディフェンス全員を動かすGB。ランで蹂躙してからパスを投げるPITとパスを投げる事でラン(とスクリーン)を出すGB、似ていますが実は正反対の対戦になります。チーム力はPITが上と見ますが、キーポイントをどちらが押さえるかで勝敗の行方は変わるでしょう。好勝負を期待します。