イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

CLEが1番条件が良いかも

2011-05-01 14:45:00 | イーグルス
 Kevin Kolbをトレードに出す候補だったチームが軒並み1.2巡でQBを指名しました。そう言うチームが1-2年間育成の為に中堅・ベテランQBを獲得するとしても、代償が大きくなるKolbではなくもっと安価なQBを選ぶでしょう。
 Kolbを取りそうなチームをもう1回考え直してみると、ARIが一番の候補でしょうか。去年2人ルーキーを実戦投入する状態ですし、そのルーキーも下位指名とルーキーFAですから上位指名したチームと違い若手を育てなければならない、と言う状況では有りません。
 次は戦力的にはWASだと思うのですが、今回のドラフトを見ると高順位を支払ってまでKolbを取りに来るような事はしない気がします。ただ、Mike Shanahanが結果を出すのを急ぐようならば取引をするかもしれません。
 SEAは去年SDからトレードしたCharlie Whitehurstに支払った代償を考えると連続してドラフト権を出すのは難しいかもしれません。と言うか、KolbがWhitehurstより上だとは思わないのですけれどね。
 Colt McCoyで当分行くと思っていたCLEですが、今回のドラフトでATLから来年の1.4巡を貰った事とHC,GMが元部下でWCOシステムを熟知しているKolbを取る条件が揃っているとも考えられます。
 SFやMINは今回のドラフトで.QBを指名しましたし、Kolbを取る確立はかなり少なくなったでしょう。本当ならばWCO経験とかを考慮して1番有力な取引先だったのですけれどね。
 1巡を要求しているのが本当かどうかは分かりませんが、今回ドラフトが先に行われて行き先候補がQBを指名してしまったのはKolbにとってもチームにとっても大きなマイナスになってしまいました、上手く売り抜けるのは難しいかもしれません。

7巡はLBとFB

2011-05-01 08:51:00 | イーグルス
 最後7巡目は補填ドラフト権で237位と240位の指名になりました。237位ではPITの名LB Greg Lloydの息子Greg Lloyd(親父はGreg Lloyd Srを名乗っています、ややこしいじゃないか・・・)を指名しました。Connecticut.大出身で身長6-0と3/4、246ポンド、40ヤードは4.88、ショートシャトル4.46、スリーコーン7.17と動きは重そうです。垂直飛び32インチ、幅跳び9フィート1インチでベンチプレスは22回を記録しています。
 3人目のMLB候補指名となりました、PFWによるとLBとしてではなくDEとしての起用が出来ると評価されています。腕は6-1の割に長い33インチでOLに負けてないですし、シーズン中は250ポンドを超えているようなので260程度にすぐ増えると見ているようです。1人目のMLB指名の時点でMLBを取ってどうする、と思いましたし、DEへのコンバート前提の指名である事を期待したいです。プロでLBをやるにはスピード系種目の数字が悪過ぎる印象ですし・・・。
 

 240位で指名したのはUSCのFB Stanley HaviliでFBですがボールを持って走れるFB/RBタイプのようです。身長6-0と1/4で227ポンド、コンバイン、プロデイ共に怪我の為に数値計測をしていません。
 毎年30レシーブ前後を記録していますしパスが取れるFBなのでしょう、ランでも1回平均6ヤードを記録しています。ただ、リードブロックと言う点で本職のFBには劣るようですし、Leonard Weaverが復帰出来ないときの保険のような選手のようです。


 OLとLB山盛りのドラフトとなりました、リーチ気味でも欲しいポジション・選手を指名した前半戦、数撃てば当たる方式に切り替えた後半戦、多分専門家の評価は低いでしょうけれど3年後の評価はどうなるか分かりません(上位3個のOG,SS,CBは即戦力が求められますけれど)DLとQBにOTが出来るような大型OLの指名が無いのは不満点ですが、DEはRicky Sappの復帰とDaniel君の成長と2年生が出てくる事を期待したいです。また、QBはMike Kafcaが育成枠の3番手を守ったと見るべきでしょう、Kevin Kolbをトレードした場合にはFAからベテランQBを取る事になると思います。
 可もなく不可もないB評価を付けておきます、けれど期待通り3人スターターが出ればA評価です。そんなに上手くは行かないでしょうけれどね。

6巡はCとLB

2011-05-01 06:34:00 | イーグルス
 6巡191位での指名はC Jason Keiceを指名しました。Cincinnati大出身で身長6-2と1/2で280ポンドとかなりの軽量OLです。40ヤードは4.93、ショートシャトル4.14、スリーコーン7.22で垂直飛び30インチ、幅跳び9フィート2インチでベンチプレスは行っていません。プロデイでもベンチ上げていません、怪我してなければ上げない理由は無いと思うのですけれど、余程練習で上がらないのかもしれません。
 カレッジに入ってLBからCにコンバートされたようで、CとGでプレイしていたそうです。280ポンドしかないのは生粋のOLでないからとすると、今後バルクアップ出来ない骨格かもしれません(それだと指名しないと思いますけれど)パワー不足でNFLでのプレイは難しいと評価されていたり、伸びる要素が大きくスリーパーとしている評価も有ります。

 
 そして、何の対価も無く193と194をNEと入れ替えて1つだけ順位を上げた2つ目の6巡指名、Ohio StateのOLB Brian Rolieを指名しました。5-9と1/2で229ポンドと低い割にがっしりした体躯でコンバインでは40ヤード4.56、ショートシャトル4.26、スリーコーン6.89、垂直飛び33インチ、幅跳び9フィート7インチでベンチプレスは28回を上げています。プロデイでは40ヤード4.53を記録しました。
 OLB扱いなのですが、カレッジではスターターになった3年4年とMLBでプレイしています。4年生の時はBig10のファーストチームに選ばれました。LBとしてはサイズ不足ですが、229ポンドでベンチ28回ですからパワーは有るのでしょう。場合によってはSSでの起用もあるかもしれません、ただLBとしてもパスカバーは上手くは無いようですしSコンバートはサイズだけ見た評価の可能性もあります。

 6巡の2人は共にワークアウトに来ています、共にサイズ不足の選手ですが何らかの使い道が有ると判断しての指名でしょう。上手く育成出来ると良いのですけれど。

5巡はRBとOL

2011-05-01 04:41:00 | イーグルス
 5巡149位ではLeSean McCoyの後輩になるPittsburgh大のRB Dion Lewisを指名しました。身長は5-6と1/2で193ポンドとかなり小柄です。スカウティングコンバインでは40ヤード4.57、ショートシャトル4.18、スリーコーン6.90ですが、プロデイでは40ヤード4.47で走っています。垂直飛びは34インチ、幅跳びは9フィート4インチでベンチプレスは17回上げています。
 同じチームの出身なのでオフェンスシステムも同じです、小刻みなステップと広いフィールドビジョンで抜けていくカットバックランナー。ショートエリアのスピードは有ってもトップスピードは平凡と言う評価も似ています。

 5巡153位と7巡227をNYJとトレードして5巡161位と6巡194位に変えました。161位で指名したのは毎年恒例の下位OL指名枠Iowa大のOG Julian Vanderveldeです。身長6-1と7/8で301ポンドと小柄軽量で特別腕が長いと言う事もなさそうです。コンバインでの記録は40ヤード5.12、ショートシャトル4.59、スリーコーン7.46、垂直飛び31インチ、幅跳び8フィート8インチでベンチプレスは23回上げています。プロデイでも全種目計測していますが、大きく変化した種目は有りません。
 1年生はRGでその後は3年LGで起用されています、4年生の時はBig10のセカンドチームに選ばれました。パワーよりも技術が評価されるゾーンブロッカーのようです、サイズから見てもCへのコンバートが前提の指名のように思えます。Nick Coleのような形のバックアップを狙った指名でしょう。

4巡はLBとK

2011-05-01 03:19:00 | イーグルス
 ドラフト3日目は4巡104位をTBとトレードして4巡116位と来年の4巡指名権をもらいました。その116位で指名したのはOregon大のLB Casey Matthewsでした。言うまでも無くGBのClay Matthewsの弟で一族で5人目のNFL選手と言う事になります。
 身長6-0と7/8ですから6-1表記になるでしょう、231ポンドでコンバインではベンチプレスしか行っていません。回数は13回とLBとしてはかなり少ない数字に終っています。その後プロデイでの記録は40ヤード4.76、ショートシャトル4.36でスリーコーン7.10と平凡な数字です。垂直飛び32インチ、幅跳び9フィート5インチも普通ですね・・・
 2日目指名の2人もそうなのですが、練習熱心でコーチの言う事を良く聞く良い子と評価されています。SLBで使うには小さく、WLBをやるスピードも無い、MLB専用と言われているようですしRFAのStewart Bradleyと去年の7巡で終盤頑張ったJamar Chaneyとの併用がどうなるのか気になります。RFAとUFAで4人LBが離脱の可能性が有りますし、4巡でのLB指名には問題ないとは思うのですけれどね。


 もう1つの4巡120位での指名はKのAlex Henreyでした。6-1と1/2の身長で177ポンド、今年のKでは1番手と見られています。カレッジでの通算成績はFG76回で68回成功、外した8回中5回は50ヤード以上のようですし、50ヤード未満は68回中65回成功と素晴らしい安定性を持っています。問題は8回中3回しか成功していない50ヤード以上の飛距離でしょうけれど、David Akersも45ヤード以下専用みたいになってますからあまり問題では無いのかもしれません。
 Akersにはトランジションタグを貼っていますが、代理人からはタグを外して欲しいと言われているようです。労使交渉次第では今のタグが無効になるかもしれませんし、なにより38歳のAkersの年齢を考えると入れ替えを考えるべき時が来たのでしょう。タグの1年契約はサインボーナスが無いのでキャンプで競わせるかもしれませんが、Andy Reidのやり方を見ているとあっさりタグを外してしまうような気がします。