イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

誰でも良いから取ってくれ

2011-05-26 19:40:00 | イーグルス
 去年まともなRCBが居ればスーパーボウルまで行けた可能性が十分に有ったと思います。ドラフト1巡でCBの補強が有るかと期待されましたが、3巡で素材型の指名に終りました。RFAオファーはDimitri Patterson、UFAはEllis Hobbs(首の怪我で引退濃厚)となっています。

 Asante SamuelのなぜかディープでWRに置いて行かれていてもボールがショートして間に合ってしまう幸運は続いています。いい加減フック系は危ないと分かっているはずなのにINTを献上してしまうのですからSamuelの運動能力と投げる前から動き出す反応の良さは素晴らしいです。
 反対側候補は今のチームには居ませんが、Dimitri PattersonがRFAから戻ってくれば候補になるのでしょう。素晴らしいスターターデビューから一転、ダブルムーブにあっさり引っかかるのが露呈しディープへの一発を食らい続ける事になりました。元々がルーキーFAですし特筆するような運動能力は持っていません。経験を積んで成長する可能性よりも、運動能力的に今が精一杯の可能性が高いと考えます。
 ニッケルの座すら怪しくなっているJoselio Hansonの不振の理由がどこに有るのかが分かりません。まだ衰える年では無いですしどこか怪我でもしていたのかもしれません。暫定ニッケルからスタートして若手の挑戦を待つキャンプになるでしょう、高年俸ですしFAで大物を入れる時にはカットの対象になる危険が有ります。
 2年目のTrevord Lindleyはスピードが足りません。去年のシステム的にバンプを使わなかったのも体格で押さえ込むタイプのCBとしては厳しかったはずです。バンプで使うシステムに変わればニッケルが務まるようになるかもしれません。
 3巡指名のCurtis MarshはRBからのコンバートから2年しか経っていません。高校ではRBとCBの両面だったので全く経験が無い訳では無いのですけれど、1年目から大活躍を期待するのは無謀でしょう。ダイムとSTで経験を積み来年以降に期待と言う事でしょう。
 そして、アキレス腱断絶からの復帰になるMarlin JacksonをCBで使うのかSで使うのか、去年怪我するまではCB扱いだったような記憶が有ります。Lindley、MarshにMiarlinも6-0のサイズが有りますし、チームがCBの大型化を狙っているのは間違いないのですが上手く行ってません。

 FA市場がRFA拡大枠のままの場合、スターター級のCBはNnamdi AsomughaとIke Taylorくらいでしょうか。Taylorは強力なパスラッシュに助けられているように見ていますし、Asomugha争奪戦は加熱するでしょう。それでも、Asanteの反対側不在のまま開幕を迎える訳にはいきませんし、狙いに行くのは必定です。
 RFAが撤廃されればAntonio Cromartie、Johnathan Joseph、Richard Marshall,、Carlos Rogers辺りが市場に出ます。他にも結構な人数が市場に出ますし、上記のスターター級を誰も取れないと言う事にはならないでしょう。

 開幕までにスターター級のCBを入れないままになったらGMを即入れ替えなければなりません。ドラフトの順番としてOLとSの後になってしまったのはまだ分からなくは無いのですけれど、そこで素材型を取ったのですからなんらかの手立てを考えていなければなりません。Asomughaと水面下でコンタクトが取れているのか、絶対にRFA撤廃になると言う情報でも有るのか、ドラフトでの即戦力獲得失敗をカバーしなければなりません。

ファーストチーム Asante Samuel  FA補強
セカンドチーム  Trevord Lindley  Marlin Jackson
サードチーム   Curtis Marsh
ロスター漏れ   Joselio Hanson

Bradleyはプロボウル級だと思うのですけれど

2011-05-26 04:40:00 | イーグルス
 LB陣はシステム変更と共に入れ替えてきました、次のシステムが何を狙っているのかで今度も大きく入れ替わる事になるのでしょう。
 RFAオファーを出しているのはStewart Bradley、出さなかったのはAkeem JordanとOmar GaitherにErnie Simsと3人居ます。(2人RFAオファーだしてると思ってたのは何だったのだろう・・・)

 Bradleyの肘脱臼後にMLBでスターターになったJamar Chaneyはパスカバーに難が有りますが、ランストッパーとしては及第点をあげて良さそうです。成長を考えればスターターとして固定しても良いかもしれません。
 反則王Moise Fokouも精神的に落ち着いてきてOLBのスターターを任せて良いのかもしれません。運動能力ではTEのパスカバーが出来る素材だと思うのですけれど、技術面の未熟さを改善しなければなりません。個人的にはWLBで使うのが似合う選手だと思います。
 
 Bradleyを残す事が出来るかどうか、膝の怪我で精彩を欠く時期も有りましたが、TEに付いていく運動能力を考えると放出するべきではないと考えます。MLBでランに対処しながらTEのパスカバーまで要求されてもそれなりにこなせる逸材ですし、SLBとしても起用出来るはずです。
 Keenan Claytonは前には速いけれど横と後ろに速くないのは問題です。WLBとしては使いにくいですし、ブリッツ要員としてはパワー不足でしょう。

 ドラフトで3人指名しています、Casey MatthersはLB3ポジションで起用出来ると考えての指名のようですが、6-1 230ポンドはSLBとしては高さが無く、WLBとしての運動性が有るようにも見えません。MLBが適職なのでしょう。汎用性はバックアップとしては貴重ですが、スターターとして定着するのに良いかは分かりません。
 Brian Rolleの5-9と1/2のサイズはNFLレベルでパスカバーをするのには致命的でしょう。平面でのランプレイではこのサイズで230ポンドの筋力でカバーする事が出来ると思いますが、6-4のTEを相手にする時17cmの差が有るのはぴったり付いていても高さで負ける場面を見る事になるのでしょう。ST要員が精一杯かもしれません。
 Greg LloydはMLB専用のようです、何人MLB候補を取るつもりなのか分からないのですけれど、初期のJim Johnsonシステムに戻す時にJeremiah Trotterのような重量級が欲しかったのかもしれません。

 Bradleyをキープ出来れば全く問題ありません、流出する時(RFA枠撤廃)には他所のスターター級も出てくるので大きな問題は無いですし、ルーキー達で穴を埋める準備は出来ています。TEをカバー出来るSLBが欲しいのですけれど、FAで取りに行くよりBradleyを使ったほうが早いと思います。

ファーストチーム Moise Fokou  Jamar Chaney  Stewart Bradley
セカンドチーム  Casey Matthers  Keenan Clayton  Brian Rolle
IR(PUP)     Greg Lloyd