2番手以降は難解です

　Leonard Weaverが怪我からの回復に手間取りシーズン全休の可能性が有るとコメントして2番手をどうするのかが問題になったRB/FB陣、2人指名する事で穴を埋めました。

　5巡指名のDion LewisはJerome HarrisonのRFAオファーが消えた時の備えでしょう、LeSean McCoyの後輩でもあるLewisはブリッツのピックが出来るようになればMcCoyと共にラン・パス両面で役に立ってくれるはずです。普通の5巡指名RBには大きな期待は出来ないのですが、McCoyの後輩ですしシステム的に適合する確率は高いと見ています。
　7巡指名のStanley HaviliがWeaverの代役のようなRB/FBの役割を狙っての指名のはずです。そう言う能力が有るのならば7巡まで残ってはいないのでしょうけれど、FBはどう化けるか分からないポジションですしキャンプ・プレシーズンで動き出すまで評価は難しいです。

　新加入2人を加えました、RFA2巡のオファー中Jerome HarrisonとLewisが2番手を争う事になり、Eldra BuckleyはRBとしてのロスター枠残留は少し苦しくなったかもしれません。使えば走るのに使わない2番手の座をCorrell Buckhalterから引き継いだHarrisonをキープ出来ればバックアップとしては十分だと思っていたのですけれど、チームフロントは拡大RFAはUFA扱いになると考えているのでしょう（LBやKの補充を見てもそれが伺えます）
　FBではWeaver負傷の後に加入したOwen SchmittとHaviliが争います。ボールを持って走れないSchomittとWeaverのようにパワーバックとしても使えるHaviliと考えるとAndy Reidが好むのはHaviliでしょう。Schmittのゾーンの切れ目に入るセンスは嫌いじゃないですけれどHaviliもハイライトを見た感じパスが取れる選手です。

　McCoyがエースRBなのは確定です。2番手以降とFBの組み合わせは未知数のルーキー2人とWeaverの怪我にRFA拡大枠のHarrison、そしてSTエースのBuckleyと難解です。
　1ヤードを取るショートヤード要員が必要かどうか？McCoyにインサイドを走る能力が有るのかどうか？この判断も難解です。1ヤードを取るのはパワーではなくスクリメージに飛び込むスピードとReidは考えていると以前答えています。ただ結果としてはBrian WestbrookやBuckleyのスピードよりもKyle EckelやWeaverのパワーだったのですが・・・
　
　元々2番手をあまり使わないチームですし、RBとFBで合わせて4人が通常体制です。McCoyは確定で残りは3人。FB枠でWeaverが試合で使えるようならFBの2人は落選でしょう。Weaverが無理であればどちらかが残る事になります。個人的にはSchmitt好きなのですけれど、コーチ陣はHaviliの方が好みでしょう。
　RBの残り2人、HarrisonがRFAの解釈次第ですけれど使えば結果を残す能力は有ると考えます。BuckleyのST能力はチームに必要なのですが、LBの下位指名がそれに代わると判断すればRBとして2段階能力が落ちるのは致命的です。

ファーストチーム　LeSean McCoy　　Stanley Havili
セカンドチーム　　Jerome Harrison
サードチーム　　　Dion Lewis
ロスター漏れ　　　Eldra Buckley　　　Owen Schmitt
IRまたはPUP　　　Leonard Weaver