4巡116位で指名したのはCasey Matthewsでした。言わずと知れたGBのClay Matthers(三世)の弟で父はCLEなどで1976-96までプレイしたClay Matthers(Jr)、祖父はSFでLBだったClay Matthers(Sr)と親子3代選手、HOU/TENのOL Bruce Matthersも親族でその子のKevin MatthersもTENでCとしてプレイしています。5人兄弟で兄はUSCで全米優勝経験が有り、弟はTexas A&MでOTとしてプレイしています。
LAのすぐ近くのNorthridge出身で高校時代は2度地区のファーストチームに選ばれています。Oregon大進学後、1年目から試合に出ますが怪我で満足なプレイが出来ませんでした。2年生の時は13試合に出場し7試合でスターターを務めました。13ロスタックルは素晴らしい成績です。3年生の時は全試合スターターで出場し、チーム2位の81タックルを記録しPac-10のセカンドチームに選ばれています。4年生の時も13試合全てでスターターを務め、Pac-10のファーストチームに選ばれました。
1年生 11試合出場 18タックル1サック
2年生 13試合出場 67タックル2サック
3年生 13試合出場 81タックル3サック
4年生 13試合出場 79タックル3サック
スカウティングコンバインは肩の怪我でベンチプレスのみの参加に終りました。身長6-0と7/8、体重231ポンド、ベンチプレス13回、あとはプロデイでの計測で40ヤード4.76、ショートシャトル4.36、スリーコーン7.10、垂直飛び32インチ(81cm)幅跳び9フィート5インチ(283cm)、ワンダリックテストは24点でした。
コンバインのポジションドリルは欠席しています。ハイライトを見るとMLBだけではなくSLBとしても起用されています。ランプレイ時の安定感は素晴らしいです、タックルも堅実ですしカメラが釣られているプレイアクションを見破るプレイなどは頭の良さを感じます。
パスカバーはスピード的に厳しいですね、カット切られた後に追いつけない場面が有りました。NFLレベルのTEのマークは難しいと思います。
長所は止まらない足の回転、逆側のプレイでも最後まで全力で追い続ける事が出来る。がっしりした体躯で低いタックルが出来るからパワー負けしない。プレイを読む能力が高く、プレイアクションやスクリーンへの反応が速い。
短所はスピードは平凡でステップは出来るけれど加速は悪い。アグレッシブ過ぎてオーバーパシュートする時が有る。
身体能力の無さを頭脳と献身でカバーするタイプのLB、NFLでこのタイプが成功するか結構難しいと思います。NFLレベルのスピードを持っていれば頭脳が活きるでしょうけれど、WR並みに速いTEとかばごろごろしてるNFLでスピードで全く勝負にならないのでは足の回転を活かす前に使ってもらえないでしょう。
LB3ポジションとニッケルLBで試すと言うAndy Reidのコメントが気になります。後ろに走れない典型的MLBをどこで使うのか、これはディフェンスのコーチ変更でシステムがどう変わるのかが全く見えてこないのも有りますが、使い道を考えないでドラフト指名するとは思いたくないです・・・Stewart BradleyがFAで離脱するのかどうかによってMatthersの使い方、LB全体の構成を考えると言う意味なのかもしれません。
TEのカバーをMLBがする現行システムはかなり異端だと思います。4-3の場合普通はSSかSLBがするものでしょう。Kurt Colemanにしても2巡指名のJaiquawn JarrettにしてもTEカバーが出来るタイプではないと思いますから今後もLBがTEのカバーをする事に成るのではないかと考えます。
MatthersのベストポジションはMLBでしょう、けれどTEのカバーをMLBがやるのであればちょっと使いにくいでしょうね。ニッケルLBでも使うと考えていると言う事はパスカバーも出来ると見ているのでしょうけれど、ショートエリアのゾーンはともかく、マンカバーでTEの相手は相当難しい仕事になると思います。
LAのすぐ近くのNorthridge出身で高校時代は2度地区のファーストチームに選ばれています。Oregon大進学後、1年目から試合に出ますが怪我で満足なプレイが出来ませんでした。2年生の時は13試合に出場し7試合でスターターを務めました。13ロスタックルは素晴らしい成績です。3年生の時は全試合スターターで出場し、チーム2位の81タックルを記録しPac-10のセカンドチームに選ばれています。4年生の時も13試合全てでスターターを務め、Pac-10のファーストチームに選ばれました。
1年生 11試合出場 18タックル1サック
2年生 13試合出場 67タックル2サック
3年生 13試合出場 81タックル3サック
4年生 13試合出場 79タックル3サック
スカウティングコンバインは肩の怪我でベンチプレスのみの参加に終りました。身長6-0と7/8、体重231ポンド、ベンチプレス13回、あとはプロデイでの計測で40ヤード4.76、ショートシャトル4.36、スリーコーン7.10、垂直飛び32インチ(81cm)幅跳び9フィート5インチ(283cm)、ワンダリックテストは24点でした。
コンバインのポジションドリルは欠席しています。ハイライトを見るとMLBだけではなくSLBとしても起用されています。ランプレイ時の安定感は素晴らしいです、タックルも堅実ですしカメラが釣られているプレイアクションを見破るプレイなどは頭の良さを感じます。
パスカバーはスピード的に厳しいですね、カット切られた後に追いつけない場面が有りました。NFLレベルのTEのマークは難しいと思います。
長所は止まらない足の回転、逆側のプレイでも最後まで全力で追い続ける事が出来る。がっしりした体躯で低いタックルが出来るからパワー負けしない。プレイを読む能力が高く、プレイアクションやスクリーンへの反応が速い。
短所はスピードは平凡でステップは出来るけれど加速は悪い。アグレッシブ過ぎてオーバーパシュートする時が有る。
身体能力の無さを頭脳と献身でカバーするタイプのLB、NFLでこのタイプが成功するか結構難しいと思います。NFLレベルのスピードを持っていれば頭脳が活きるでしょうけれど、WR並みに速いTEとかばごろごろしてるNFLでスピードで全く勝負にならないのでは足の回転を活かす前に使ってもらえないでしょう。
LB3ポジションとニッケルLBで試すと言うAndy Reidのコメントが気になります。後ろに走れない典型的MLBをどこで使うのか、これはディフェンスのコーチ変更でシステムがどう変わるのかが全く見えてこないのも有りますが、使い道を考えないでドラフト指名するとは思いたくないです・・・Stewart BradleyがFAで離脱するのかどうかによってMatthersの使い方、LB全体の構成を考えると言う意味なのかもしれません。
TEのカバーをMLBがする現行システムはかなり異端だと思います。4-3の場合普通はSSかSLBがするものでしょう。Kurt Colemanにしても2巡指名のJaiquawn JarrettにしてもTEカバーが出来るタイプではないと思いますから今後もLBがTEのカバーをする事に成るのではないかと考えます。
MatthersのベストポジションはMLBでしょう、けれどTEのカバーをMLBがやるのであればちょっと使いにくいでしょうね。ニッケルLBでも使うと考えていると言う事はパスカバーも出来ると見ているのでしょうけれど、ショートエリアのゾーンはともかく、マンカバーでTEの相手は相当難しい仕事になると思います。