開幕前にシーズン予想をしていて、毎回こんな忙しい(Eaglesのネタがたくさん有る時)ではなく、ネタが無くて困る7月頃にやった方が良いのではないかと思うのですが毎年そんなことはすっかり忘れてしまいます。今年もこの時期の予想になりました。
AFC-E
NE コーディネイターを毎年引き抜かれ、WRのレベル低下が激しく、要のLB陣は自転車操業状態なのですが、なぜか負けないNE,今年も地区優勝と予想します。リーグで最も冷静なQB Tom Bradyが居る限りオフェンスが大崩れする事は無いでしょう、Corey Dillonの衰えはLaurence Maroneyがカバーするでしょうし、Deion Branchがホールドアウトを続けるようだと致命的にWRのレベルが低いですが、その分TEのデプスはリーグベストです。リーグベストのTE使いはN.Dに去りましたが、システムは生きている筈ですから、WRの薄さをTEでカバーすると考えます。ディフェンスはLB陣の入れ替えに手間取っていますが、DLの強さは今年も変わりません。リング欲しさに復帰したJunior Seauは3-4のILBならまだ十分プレイ可能でしょう、毎年入れ替わるCB陣が今年も怪我人続出するような事がなければディフェンスも例年通り機能するはずです。
MIA Daunte Culpepperを獲得して長年のウイークポイントの改善に成功しました、もう1つのウイークポイントOLも名コーチHudson Houck獲得で改善されつつあります。スキルポジションにはタレント豊富ですし、Ronnie Brownの体力が1シーズン持てばオフェンスに足を引っ張られる事は無さそうです。ベテランを寄せ集めたDLが1シーズン持つのか、長年支えてきたベテランを一斉に解雇したDBを再建できるのか、ディフェンスの方に大きな問題が有ると考えます。
NYJ Chad Penningtonは復帰しましたがCurtis Martinは前半戦出場できません。OLも再建中ですし、オフェンスは相当苦労する事になりそうです。ディフェンスでは3-4をやるのに悪くないメンバーが居ます、NTのDewayne Robertsonにパワー不足の問題が有りそうですが、LB陣はかなり良いでしょう。Jonathan VilmaとEric BartonのILBコンビは(システム習得に手間取っていると言われますが)素晴らしいILBユニットです。DB陣はSが育ってきていますが、毎年入れ替わるCBは今年も良くは無さそうです。
BUF QBはスターターが決まらず、2番手のWRも決まらず、OLは再建中、武器になるのはWillis McGaheeだけでは今年もオフェンスに期待は出来ません。去年の2巡指名Roscoe Parrishが使えるようならばランで引き付けてロングパスのパターンが作れるのですが、現在サードチームのようです。ディフェンスはLovie Smithの下で修行したPerry Fewellですが、カバー2を使うのかは良く分かりません。パスラッシュ力は悪くないDLと優秀なLBの組み合わせはカバー2向きだと思います、ルーキーDonte Whitnerのパスカバー能力にやや問題が有りそうです。
はっきりとした2強2弱の地区でしょう、4チームとも同じ系統のHCですし読み合いと言う点で面白い地区だと思います。(BUFのHC Dick JauronはTom Coughlinと関係が有るのでBill Parcellsの影響を受けているようです)
AFC-N
CIN オフェンスディフェンス共にタレント豊富なチームです、Carson Palmerの膝の状態以外に不安な所が何も無いオフェンスはINDを抜いてリーグベストと言って良いでしょう。QB,RB,WR,OL本当にレベルの高いメンバーが並んでいます、TEとCが若干弱い事とデプスの薄さだけが問題です。ディフェンスの問題点はDLです、Sam Adamsに往年の力は無いでしょう、デプスも薄いです。LBは新旧の生え抜きが顔を揃え、強力なユニットです。DBはベテランをFAで集めたスターターを上位指名の若手がサポートしています。デプスの薄さは問題ですが、ゲームでやるなら1番強いチームはCINじゃないかと思うくらいファーストチームはタレント揃いです。
BAL Steve McNairの加入はオフェンスの改善に大きな効果が有るでしょう、Jamal LewisとMike Andersonの重量級コンビのランを支えるOLは衰えが見えては居ますがまだ強力です。Derrick MasonとMcNairのホットライン復活でTodd Heap、Mark Claytonも更に数字を伸ばすでしょう。4-3ですが、そのまま3-4に戻せそうな重量級DLが並んでいます。Ray Lewisのスピードに衰えが見えますが、まだトップクラスのランストッパーでしょう。DBもプロボウル経験者が並びます、CINよりもディフェンスのタレントは豊富です。
PIT スーパーボウルに勝ったPITですが、2年連続でWRを引き抜かれ、Jerome Bettisも引退とチーム力はダウンしています。Ben Roethlisbergerが無理に投げなくても勝てるのが強さの秘訣だったのですが、Willie Parker1人でランを賄いきれるかは分かりません、OLはリーグベストですから助けてもらえるとは思いますけど。ディフェンスは強固なDLとタレント豊富なLBは健在ですが、リーグベストのSS Troy Polamaluの躍進を助けたChris Hopeが抜けたのは大きなダメージになると予想します。
CLE 再建は進んでいますが、上位3チームとは差が有りそうです。スキルポジションには若手と中堅をバランスよく配置しています、OLも補強していますがリーグベストのC LeCharles Bentleyを失ったダメージは大きいです。Charlie Fryeがどれ位伸びるかでオフェンスは大きく変わりそうです。ディフェンスではLB陣は良いユニットになりました、DLはLBを活かす為の仕事が出来る選手を集めては居ますがまだ十分とは言えないでしょう、OAKで全然ダメだったTed Washingtonには大きな期待は出来ません。
3強1弱でしょうか、CLEは弱くは無いと思うのですが、上位3チームが強すぎるので苦戦するでしょう。
AFC-E
NE コーディネイターを毎年引き抜かれ、WRのレベル低下が激しく、要のLB陣は自転車操業状態なのですが、なぜか負けないNE,今年も地区優勝と予想します。リーグで最も冷静なQB Tom Bradyが居る限りオフェンスが大崩れする事は無いでしょう、Corey Dillonの衰えはLaurence Maroneyがカバーするでしょうし、Deion Branchがホールドアウトを続けるようだと致命的にWRのレベルが低いですが、その分TEのデプスはリーグベストです。リーグベストのTE使いはN.Dに去りましたが、システムは生きている筈ですから、WRの薄さをTEでカバーすると考えます。ディフェンスはLB陣の入れ替えに手間取っていますが、DLの強さは今年も変わりません。リング欲しさに復帰したJunior Seauは3-4のILBならまだ十分プレイ可能でしょう、毎年入れ替わるCB陣が今年も怪我人続出するような事がなければディフェンスも例年通り機能するはずです。
MIA Daunte Culpepperを獲得して長年のウイークポイントの改善に成功しました、もう1つのウイークポイントOLも名コーチHudson Houck獲得で改善されつつあります。スキルポジションにはタレント豊富ですし、Ronnie Brownの体力が1シーズン持てばオフェンスに足を引っ張られる事は無さそうです。ベテランを寄せ集めたDLが1シーズン持つのか、長年支えてきたベテランを一斉に解雇したDBを再建できるのか、ディフェンスの方に大きな問題が有ると考えます。
NYJ Chad Penningtonは復帰しましたがCurtis Martinは前半戦出場できません。OLも再建中ですし、オフェンスは相当苦労する事になりそうです。ディフェンスでは3-4をやるのに悪くないメンバーが居ます、NTのDewayne Robertsonにパワー不足の問題が有りそうですが、LB陣はかなり良いでしょう。Jonathan VilmaとEric BartonのILBコンビは(システム習得に手間取っていると言われますが)素晴らしいILBユニットです。DB陣はSが育ってきていますが、毎年入れ替わるCBは今年も良くは無さそうです。
BUF QBはスターターが決まらず、2番手のWRも決まらず、OLは再建中、武器になるのはWillis McGaheeだけでは今年もオフェンスに期待は出来ません。去年の2巡指名Roscoe Parrishが使えるようならばランで引き付けてロングパスのパターンが作れるのですが、現在サードチームのようです。ディフェンスはLovie Smithの下で修行したPerry Fewellですが、カバー2を使うのかは良く分かりません。パスラッシュ力は悪くないDLと優秀なLBの組み合わせはカバー2向きだと思います、ルーキーDonte Whitnerのパスカバー能力にやや問題が有りそうです。
はっきりとした2強2弱の地区でしょう、4チームとも同じ系統のHCですし読み合いと言う点で面白い地区だと思います。(BUFのHC Dick JauronはTom Coughlinと関係が有るのでBill Parcellsの影響を受けているようです)
AFC-N
CIN オフェンスディフェンス共にタレント豊富なチームです、Carson Palmerの膝の状態以外に不安な所が何も無いオフェンスはINDを抜いてリーグベストと言って良いでしょう。QB,RB,WR,OL本当にレベルの高いメンバーが並んでいます、TEとCが若干弱い事とデプスの薄さだけが問題です。ディフェンスの問題点はDLです、Sam Adamsに往年の力は無いでしょう、デプスも薄いです。LBは新旧の生え抜きが顔を揃え、強力なユニットです。DBはベテランをFAで集めたスターターを上位指名の若手がサポートしています。デプスの薄さは問題ですが、ゲームでやるなら1番強いチームはCINじゃないかと思うくらいファーストチームはタレント揃いです。
BAL Steve McNairの加入はオフェンスの改善に大きな効果が有るでしょう、Jamal LewisとMike Andersonの重量級コンビのランを支えるOLは衰えが見えては居ますがまだ強力です。Derrick MasonとMcNairのホットライン復活でTodd Heap、Mark Claytonも更に数字を伸ばすでしょう。4-3ですが、そのまま3-4に戻せそうな重量級DLが並んでいます。Ray Lewisのスピードに衰えが見えますが、まだトップクラスのランストッパーでしょう。DBもプロボウル経験者が並びます、CINよりもディフェンスのタレントは豊富です。
PIT スーパーボウルに勝ったPITですが、2年連続でWRを引き抜かれ、Jerome Bettisも引退とチーム力はダウンしています。Ben Roethlisbergerが無理に投げなくても勝てるのが強さの秘訣だったのですが、Willie Parker1人でランを賄いきれるかは分かりません、OLはリーグベストですから助けてもらえるとは思いますけど。ディフェンスは強固なDLとタレント豊富なLBは健在ですが、リーグベストのSS Troy Polamaluの躍進を助けたChris Hopeが抜けたのは大きなダメージになると予想します。
CLE 再建は進んでいますが、上位3チームとは差が有りそうです。スキルポジションには若手と中堅をバランスよく配置しています、OLも補強していますがリーグベストのC LeCharles Bentleyを失ったダメージは大きいです。Charlie Fryeがどれ位伸びるかでオフェンスは大きく変わりそうです。ディフェンスではLB陣は良いユニットになりました、DLはLBを活かす為の仕事が出来る選手を集めては居ますがまだ十分とは言えないでしょう、OAKで全然ダメだったTed Washingtonには大きな期待は出来ません。
3強1弱でしょうか、CLEは弱くは無いと思うのですが、上位3チームが強すぎるので苦戦するでしょう。