Westbrook負傷

　Brian Westbrookが練習中に膝を痛めてその後の練習を欠席しました。RBとしてはリーグベストのパスキャッチと横へのスピードを持つ元プロボウラーWestbrookは怪我の多さが常に問題になります。ドラフトの時点でサードダウンとリターナー限定でしか使えないほど耐久力に問題が有ると言われていましたが、その通りのキャリアになってしまっています。プロバブルですからNYG戦には出場する見込みですが、1試合15キャリー程度に限定しているプレイ回数は更に減らされる事になるでしょう、開幕戦では17回のランと使いすぎた訳ではないのですけどね。Westbrookのプレイタイムが減れば、当然Correll Buckhalterの出番が増える事になります。Buckhalterも怪我の多い選手ですから使い過ぎる訳にはいきません。3番手のRyan Moatsにも出番が回ってくる事になるでしょう、3人のRBを上手く使い分けて疲れを貯めないように配慮して欲しい所です。Westbrookの代役のサードダウンバックは元WRのReno Maheが務めるのですが、足首の怪我でHOU戦は欠場してNYG戦も出れるか分かりませんからサードダウンでパスが取れるRBを使えないと言うような事態になるかもしれません。Moatsのパスキャッチがもう少し良くなればWestbrookのクローンと言われる横へのスピードを活かす事が出来るでしょう、複雑なWCOのパスルートの習得が不完全と言われたルーキーシーズンから2年目になる今年はパスキャッチでもWestbrookのクローンといわれるだけの仕事が要求されます。
　怪我が無かったとしてもWestbrookのキャリーを制限するのは分かりきっていた事です、BuckhalterとMoats,Mahe、おまけに先日カットされたBruce PerryまでRB陣総動員でフォローする準備はしていた筈です。Andy ReidとMarty Mornhinwegの手腕に期待します。