ホームでの緒戦になったNYG戦は17点のリードを追いつかれオーバータイムの末24-30で負けました。
オフェンス ランよりもパスの方が出たのは予想通りでした、Tra,Jon Runyanは1サックに防ぎましたし、レシーバー陣はスピードでマッチアップに勝利しました。McNabbは45回投げて27回成功350ヤード2TD0INTとパス成功率の低さ以外では文句の無い数字を字残しています。L.J Smithは7回111ヤードと素晴らしい活躍を見せましたし、Donte StallworthもCBを完全に振り切ってのTDパスを受けるなど抜群のスピードを見せました。問題なのはランで、Jamaal Jackson、Shawn Andrewsを並べたインサイドが出ず、Traの左も出ない状態でした。DLを押せなかったのか、優秀なLBのフォローが早くヤードを稼げなかったのかは不明ですが、改善の余地があります。
ディフェンス Tiki Barberのランを止める事に成功した代わりにEliのパスは止まりませんでした。43回投げて31回成功、371ヤード3TD1INTとMcNabbに比べ高いパス成功率を残しています。パスラッシュは8つのサックと8つのQB Hurryですから、プレッシャーは十分に掛かっていた筈です、それでもこれだけ投げられたのは高さのミスマッチの影響なのか、改善されないLB陣のカバーの拙さが原因なのかは分かりません。
後半開始後のTDで24-7で17点差をつけた状態から逆転されました。個々の記録よりも采配に問題があったのは間違いありません。
まず、一つ目のAmani ToomerのTDパスでは、Roderick Hoodショート、Michael Lewisがディープを守っていたのですが、Lewisのヘルプが遅れてフリーの状態でのレシーブを許しています。去年から何度もLewisのカバーミスを突かれています、LB寄りのSSですからスピードが足りない事と、Lewisの判断の悪さが目立ちます、Lewisを1人ディープに残す意味が分かりません。
David Akersが49ヤードのFGを外しています、ポストに当たったようですがホームで殆ど風の無い状態でした、AlersならばイージーなFGだと思うのですがこの失敗が後で響く事になります。その後51ヤードFGを蹴れる位置でギャンブルをして失敗しています、通常のAkersならば間違いなく蹴らせて居たでしょう、手術を受けたAkersが信頼されていないのかもしれません。それにしても、4th&1からパスを投げさせるのはAndy Reidらしいコールではありますし、ランに信頼が出来無い状態でもありましたが、いくらなんでもやり過ぎです。このプレイコールも後に響く事になります。
Plaxico BurressがファンブルしたボールがTDパスになってしまったのは不運でしたが、自陣5ヤードでパスレシーブされていたわけですし、良くてFGだったでしょうから大きな影響があったとは思えません。
AkersのFGミスが無ければ4thダウンギャンブルでパスを投げる事は無かったでしょう51ヤードでもFGを蹴っていた筈です、その影響の集大成が2度目の4th&1でのギャンブルでしょう。10点差でリードして残り8分、ギャンブルする必要は全く有りません、素直にパントを蹴っていれば違う結果になったでしょう。この場面で1ヤードを取る為にShawn AndrewsとJamaal Jacksonをインサイドに並べているのですから、使ってみたくなるのは分かるのですが、それならば前半のギャンブルの時にランを使うべきでした。
Westbrookのファンブルですがこれは仕方が無いです、エースランナーに持たせてファンブルしたのですから。持ち駒と言う意味で3回で確実に10ヤード取れるパワーバックを持たない影響はありますが、そんなRBを持ってるチームの方が少ないです。
その次のToomerへのパスはSheldon Brownが1ON1で負けました、これは仕方ないのです。Sheppardの代役Hoodも怪我でフィールドを去っていましたから、Burressの方をダブルチームするのは当然です。Brownが終始Toomerとのマッチアップに負けたのも敗因の一つです、Sheppardが居ない状態でチームのベストCBのBrownをBurressではなくToomerに付けたのは、Toomerは1対1で止めてBurressはダブルチームする方針だったのでしょうが結果的にToomerには12回で137ヤードと好き放題にやられました。
去年DAL戦でMcNabbが理解不能のINTリターンTDを奪われるまで、第4Qでリードしていた場面での連勝が続いていたのですが、時間を潰すだけの状態になってからのプレイコールは改善されません。ランに決定力が無いのは分かりきっています、チームは元々そこに重点を置いていないのですからそれが問題ではないです、問題なのはショートパスを繋げなくなってしまう点です。理由は簡単で通常は通してくれる5ヤードのパスまで防ぎに来るから簡単には通らなくなる訳です、分かっていても止められないレシーバーは居ません、元々スピードタイプしか居ないのですから当然です。今後もこの問題は足を引っ張り続ける事になるでしょう。
この1敗は1,5敗分のダメージがあります、完全に勝てる試合を落とした事と、直接対決、地区対戦、カンファレンス対戦全ての面で最後に影響してくる敗戦になりそうです。
オフェンス ランよりもパスの方が出たのは予想通りでした、Tra,Jon Runyanは1サックに防ぎましたし、レシーバー陣はスピードでマッチアップに勝利しました。McNabbは45回投げて27回成功350ヤード2TD0INTとパス成功率の低さ以外では文句の無い数字を字残しています。L.J Smithは7回111ヤードと素晴らしい活躍を見せましたし、Donte StallworthもCBを完全に振り切ってのTDパスを受けるなど抜群のスピードを見せました。問題なのはランで、Jamaal Jackson、Shawn Andrewsを並べたインサイドが出ず、Traの左も出ない状態でした。DLを押せなかったのか、優秀なLBのフォローが早くヤードを稼げなかったのかは不明ですが、改善の余地があります。
ディフェンス Tiki Barberのランを止める事に成功した代わりにEliのパスは止まりませんでした。43回投げて31回成功、371ヤード3TD1INTとMcNabbに比べ高いパス成功率を残しています。パスラッシュは8つのサックと8つのQB Hurryですから、プレッシャーは十分に掛かっていた筈です、それでもこれだけ投げられたのは高さのミスマッチの影響なのか、改善されないLB陣のカバーの拙さが原因なのかは分かりません。
後半開始後のTDで24-7で17点差をつけた状態から逆転されました。個々の記録よりも采配に問題があったのは間違いありません。
まず、一つ目のAmani ToomerのTDパスでは、Roderick Hoodショート、Michael Lewisがディープを守っていたのですが、Lewisのヘルプが遅れてフリーの状態でのレシーブを許しています。去年から何度もLewisのカバーミスを突かれています、LB寄りのSSですからスピードが足りない事と、Lewisの判断の悪さが目立ちます、Lewisを1人ディープに残す意味が分かりません。
David Akersが49ヤードのFGを外しています、ポストに当たったようですがホームで殆ど風の無い状態でした、AlersならばイージーなFGだと思うのですがこの失敗が後で響く事になります。その後51ヤードFGを蹴れる位置でギャンブルをして失敗しています、通常のAkersならば間違いなく蹴らせて居たでしょう、手術を受けたAkersが信頼されていないのかもしれません。それにしても、4th&1からパスを投げさせるのはAndy Reidらしいコールではありますし、ランに信頼が出来無い状態でもありましたが、いくらなんでもやり過ぎです。このプレイコールも後に響く事になります。
Plaxico BurressがファンブルしたボールがTDパスになってしまったのは不運でしたが、自陣5ヤードでパスレシーブされていたわけですし、良くてFGだったでしょうから大きな影響があったとは思えません。
AkersのFGミスが無ければ4thダウンギャンブルでパスを投げる事は無かったでしょう51ヤードでもFGを蹴っていた筈です、その影響の集大成が2度目の4th&1でのギャンブルでしょう。10点差でリードして残り8分、ギャンブルする必要は全く有りません、素直にパントを蹴っていれば違う結果になったでしょう。この場面で1ヤードを取る為にShawn AndrewsとJamaal Jacksonをインサイドに並べているのですから、使ってみたくなるのは分かるのですが、それならば前半のギャンブルの時にランを使うべきでした。
Westbrookのファンブルですがこれは仕方が無いです、エースランナーに持たせてファンブルしたのですから。持ち駒と言う意味で3回で確実に10ヤード取れるパワーバックを持たない影響はありますが、そんなRBを持ってるチームの方が少ないです。
その次のToomerへのパスはSheldon Brownが1ON1で負けました、これは仕方ないのです。Sheppardの代役Hoodも怪我でフィールドを去っていましたから、Burressの方をダブルチームするのは当然です。Brownが終始Toomerとのマッチアップに負けたのも敗因の一つです、Sheppardが居ない状態でチームのベストCBのBrownをBurressではなくToomerに付けたのは、Toomerは1対1で止めてBurressはダブルチームする方針だったのでしょうが結果的にToomerには12回で137ヤードと好き放題にやられました。
去年DAL戦でMcNabbが理解不能のINTリターンTDを奪われるまで、第4Qでリードしていた場面での連勝が続いていたのですが、時間を潰すだけの状態になってからのプレイコールは改善されません。ランに決定力が無いのは分かりきっています、チームは元々そこに重点を置いていないのですからそれが問題ではないです、問題なのはショートパスを繋げなくなってしまう点です。理由は簡単で通常は通してくれる5ヤードのパスまで防ぎに来るから簡単には通らなくなる訳です、分かっていても止められないレシーバーは居ません、元々スピードタイプしか居ないのですから当然です。今後もこの問題は足を引っ張り続ける事になるでしょう。
この1敗は1,5敗分のダメージがあります、完全に勝てる試合を落とした事と、直接対決、地区対戦、カンファレンス対戦全ての面で最後に影響してくる敗戦になりそうです。