イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

相手の嫌がる事、自分のやりたくない事

2008-10-07 07:54:54 | イーグルス
 どう見ても動きの悪かったBrian Westbrookですが、前半途中の一時退場は肋骨の怪我をしていたそうです。レントゲンの結果は肋骨2本骨折、SF戦の出場は不明です。肋骨はコルセットなどで固定する必要は無いという事ですし、ヒットに耐えられないようならば試合に復帰はしないでしょうけれど、骨折ですから完治には時間が掛かりそうです。足首も万全ではないでしょうし、SF戦は欠場、翌週のバイウイークも治療して3週後に復帰するのが良いのではないかと思います。

 
 WAS戦最大の疑問はJason TaylorとMarcus Washingtonが居ないストロングサイドをランで攻めなかった事です。WAS側がそこを気にしているのを逆手にとってのエンドアラウンドは確かに出ましたが、2Q以降はランが全く出ない状況でした。肋骨と足首の怪我を抱えるWestbrookを使い続けたのも疑問です、オフタックルへのランはCorrell Buckhalterの持ち味ですし、もっと単純なランで攻めればああいう無様な事にはならなかったと考えます。なぜやらなかったのかを考えると、腰の怪我に苦しむL.J SmithにランブロックやらせたくなかったのかDeSean Jacksonのランブロックを評価していないのか、個人的に今年衰えが酷いと感じているJon Runyanを諦めたのかのどれか(または全部)でしょう。
 DeSeanは公称170ポンドですがらランブロックに期待出来ないのは仕方がありません、それならばブロック得意のReggie Brown,Hank Baskettを右に置けばいいのです。最も信頼できるJason Avantをスロット固定で使うように、選手の場所を固定したがるのが目に付きます。Brownを右に置いたらランを予想されては意味がありません、この2人を適当に場所を変えてプレイさせる事はランだけでなく、CBからしてもやりにくいでしょう。
 L.Jの怪我がランを使わない理由の正解だとは思うのですが、それならばBrent Celekを入れれば良いのです。Celekはブロック下手でこれまた期待できませんが、怪我人よりはマシでしょうしパス専用のCelekを入れてランを出すのは意表を付く事になったでしょう。
 そして、Runyanですが、パスプロテクトは何とかやっていますが、ランブロックでの出足は確実に落ちています。スクリーンの時にLBを止められない場面も目立っていますし、ここ数年繰り返している膝の怪我はかなり悪いのではないかと思っています。Shawn Andrews不在でMax Gean-Jillesのフォローをするだけの能力はもう無いのでしょう、まだひよっこだったAndrewsの面倒を見ながら2人ブロックでなぎ倒していた時のプレイはもう出来ないです。
 Andrewsが帰ってくればまた変わる可能性は有りますが、ランプレイの再構築が必要かもしれません。元々左のオフタックルでTRAを使ってからプレイアクションの右ロールアウトのパターンを、TRAの怪我とAndrewsの成長で右へのパワーランに変更したのですから、現状に合わせたプレイを構築しなければなりません。
 DeSeanを取れたことを考えれば言っても仕方が無いのですが、Jeff Otahを取っていたらどうなったのか、そんな事を考えてしまいます。