オフェンスの主力を欠いたCHI戦に敗北しましたが、次のWAS戦に向けて怪我人は回復しつつあります。
Brian Westbrookは2日続けて練習に参加しました、足首の状態は良くなっているようですしWAS戦には出場するでしょう。古傷の背中を痛めたL.J Smithも練習に復帰しています、再発ではなく別の箇所だったようですし、WAS戦では問題なくプレイ出来る見込みです。
開幕から欠場を続けているKevin Curtis,Victor Abiamiriの両名も練習に参加しています、ただこの2人が試合に出るのにはまだ時間が掛かるでしょう。特にAbiamiriは手首骨折ですし、コンタクトの無い練習にちょっと参加しただけのようです。
気になるのはShawn Andrewsの怪我です、月曜日に専門医の診断を受け特に問題は無いと診察されたようですがまだ練習に復帰していません。手に痺れが出るなど脊髄に問題があるのではないかと言う噂もあるのですが、専門医が問題無いと言うのですから致命傷ではないのでしょう。ただ、これまでも結局1シーズンプレイ出来た足首の怪我でもうプレイ出来ないと泣き崩れたり、ダイエットが嫌になって行方不明になったりと精神的に脆さがあるAndrewsですから今回の背中の怪我についても悲観的になっている可能性が有ります。
幸いと言うべきなのか、キャンプに参加しなかった事で代役Max Jean-Gillesはファーストチームでの経験を積んでいます。それでも、AndrewsならばCHI戦の最後であと10センチ押し込んでTDを取っていたでしょう、影響は小さくありません。キャンプを欠席してすぐにプレシーズンゲームに参加しました、調整不足から開幕後に怪我をするのはある程度予想はしていたのですが、肉体よりも精神的に深刻な怪我になってしまうと復帰に時間が掛かるのかもしれません。
ここから先は昨日アップしたはずが消えた部分の書き直しです
2年目のStewart Bradleyが無線機を付けてアジャストをコールし、両脇を3年目のOmar Gaither,Cris Gocongが固める若いLB陣の良い所悪い所が見えてきました。
Bradleyは高校ではQBとS,カレッジではSからLBを経てDEとコンバートを繰り返しています。元々6-4の長身なのですが、バルクアップした為に前に移ったのか、膝を怪我した為に機敏な動きが出来なくなったのかは意見が分かれる所でした。4試合見た感じではパスカバーと言う点でプロのTEに付いていくだけのフットワークは無さそうです、特にゾーンカバーでは立っているだけの場面が目立ちます。ただ、元DEのサイズを活かしたライン参加でギャップを埋める働きはランディフェンスの強化に大きく貢献しています、技術面での未熟さをサイズでカバーしている印象ですし、今後経験を積む事で更に良くなっていくでしょう。
Gocongは期待していたパスラッシュへの積極参加はまだ見せていませんが、ブリッツを入れた時の出足は素晴らしい物を持っています。ただ、Gocongがブリッツすると待ってましたと言わんばかりにスクリーン投げられます、ブリッツ行くのがばれるような動きを見せているてのかもしれません。GocongもTEをカバーするフットワークは持っていません、ショートならまだ付いていきますが、ディープにまで引っ張られるとスピードの違いで簡単に振り切られてしまいます。スターターを1年経験した事で成長した場面も見られます、去年カウンター系のランで何度も横を抜かれましたが、今年はライン参加しつつもRBの動きを見てカウンターが来た時にきちんと対応しています。去年はラインに吸収されていたのが、今年はラインを押し込む事だけでなくある程度離れつつもラインをコントロールする技術を身につけたのでしょう。
2人がライン参加した後方で動き回るのがGaitherです。小柄ですがタックルは堅実ですし、今年は中央に大穴を空けられた上にリードブロッカーを付けて突破される場面がほとんど有りませんから小柄なGaiterの欠点であるリードブロック対策が欠点として表面化しないで済んでいます。元DEの2人をLBに入れてサイズアップした事の恩恵を受けてるという事になります。まだ契約延長の話は聞かないのですが、来週までに契約延長をする可能性は十分にあると思います。今ならそれほど高くないでしょうし、Gaitherを活かす為のLB陣を作ったように見えますからGaitherを手放す事は出来ないでしょう。
バックアップの3人がLBとしてプレイする場面をほとんど見ません、これまでの所全員健康ですし、ランパス万能Gaitherと無線を付けているBradleyをベンチに下げる事が出来ない為に入れ替える時にはGocongとニッケルに下がっているLito Sheppardの入れ替えになる為でしょう。期待していたJoe Maysはアクティブにならないですし、Akeem Jordan,Tank Danielsは元々ST専用に近いですから今後もスターター3人が出続けるのでしょう。悪く考えると、スターターに怪我が出た場合にLBとしての出場経験がゼロに近いバックアップしか持っていません、この事は長いシーズンを考えると問題になると思います。カットしたRocky BoimanがまだFAで残っているのでLBが必要な時には契約する事になるのかもしれません。
若すぎるLB陣に不安があったのですが、これまでの所は素晴らしい働きを見せています。今後Gocong,Bradleyのパスカバー下手を狙われるでしょう、今のランディフェンスは積極的に前に出る2人のライン参加が大きく貢献しています、前に出れないように裏にパスを投げられた時にランディフェンスまで崩壊する危険が有ります。試行錯誤の末にDL4人+LB2人で中央に壁を作り、残ったLBとランストップ型のSがタックルするシステムが完成したのですから、このまま崩されずに上手く対処して欲しい物です。
Brian Westbrookは2日続けて練習に参加しました、足首の状態は良くなっているようですしWAS戦には出場するでしょう。古傷の背中を痛めたL.J Smithも練習に復帰しています、再発ではなく別の箇所だったようですし、WAS戦では問題なくプレイ出来る見込みです。
開幕から欠場を続けているKevin Curtis,Victor Abiamiriの両名も練習に参加しています、ただこの2人が試合に出るのにはまだ時間が掛かるでしょう。特にAbiamiriは手首骨折ですし、コンタクトの無い練習にちょっと参加しただけのようです。
気になるのはShawn Andrewsの怪我です、月曜日に専門医の診断を受け特に問題は無いと診察されたようですがまだ練習に復帰していません。手に痺れが出るなど脊髄に問題があるのではないかと言う噂もあるのですが、専門医が問題無いと言うのですから致命傷ではないのでしょう。ただ、これまでも結局1シーズンプレイ出来た足首の怪我でもうプレイ出来ないと泣き崩れたり、ダイエットが嫌になって行方不明になったりと精神的に脆さがあるAndrewsですから今回の背中の怪我についても悲観的になっている可能性が有ります。
幸いと言うべきなのか、キャンプに参加しなかった事で代役Max Jean-Gillesはファーストチームでの経験を積んでいます。それでも、AndrewsならばCHI戦の最後であと10センチ押し込んでTDを取っていたでしょう、影響は小さくありません。キャンプを欠席してすぐにプレシーズンゲームに参加しました、調整不足から開幕後に怪我をするのはある程度予想はしていたのですが、肉体よりも精神的に深刻な怪我になってしまうと復帰に時間が掛かるのかもしれません。
ここから先は昨日アップしたはずが消えた部分の書き直しです
2年目のStewart Bradleyが無線機を付けてアジャストをコールし、両脇を3年目のOmar Gaither,Cris Gocongが固める若いLB陣の良い所悪い所が見えてきました。
Bradleyは高校ではQBとS,カレッジではSからLBを経てDEとコンバートを繰り返しています。元々6-4の長身なのですが、バルクアップした為に前に移ったのか、膝を怪我した為に機敏な動きが出来なくなったのかは意見が分かれる所でした。4試合見た感じではパスカバーと言う点でプロのTEに付いていくだけのフットワークは無さそうです、特にゾーンカバーでは立っているだけの場面が目立ちます。ただ、元DEのサイズを活かしたライン参加でギャップを埋める働きはランディフェンスの強化に大きく貢献しています、技術面での未熟さをサイズでカバーしている印象ですし、今後経験を積む事で更に良くなっていくでしょう。
Gocongは期待していたパスラッシュへの積極参加はまだ見せていませんが、ブリッツを入れた時の出足は素晴らしい物を持っています。ただ、Gocongがブリッツすると待ってましたと言わんばかりにスクリーン投げられます、ブリッツ行くのがばれるような動きを見せているてのかもしれません。GocongもTEをカバーするフットワークは持っていません、ショートならまだ付いていきますが、ディープにまで引っ張られるとスピードの違いで簡単に振り切られてしまいます。スターターを1年経験した事で成長した場面も見られます、去年カウンター系のランで何度も横を抜かれましたが、今年はライン参加しつつもRBの動きを見てカウンターが来た時にきちんと対応しています。去年はラインに吸収されていたのが、今年はラインを押し込む事だけでなくある程度離れつつもラインをコントロールする技術を身につけたのでしょう。
2人がライン参加した後方で動き回るのがGaitherです。小柄ですがタックルは堅実ですし、今年は中央に大穴を空けられた上にリードブロッカーを付けて突破される場面がほとんど有りませんから小柄なGaiterの欠点であるリードブロック対策が欠点として表面化しないで済んでいます。元DEの2人をLBに入れてサイズアップした事の恩恵を受けてるという事になります。まだ契約延長の話は聞かないのですが、来週までに契約延長をする可能性は十分にあると思います。今ならそれほど高くないでしょうし、Gaitherを活かす為のLB陣を作ったように見えますからGaitherを手放す事は出来ないでしょう。
バックアップの3人がLBとしてプレイする場面をほとんど見ません、これまでの所全員健康ですし、ランパス万能Gaitherと無線を付けているBradleyをベンチに下げる事が出来ない為に入れ替える時にはGocongとニッケルに下がっているLito Sheppardの入れ替えになる為でしょう。期待していたJoe Maysはアクティブにならないですし、Akeem Jordan,Tank Danielsは元々ST専用に近いですから今後もスターター3人が出続けるのでしょう。悪く考えると、スターターに怪我が出た場合にLBとしての出場経験がゼロに近いバックアップしか持っていません、この事は長いシーズンを考えると問題になると思います。カットしたRocky BoimanがまだFAで残っているのでLBが必要な時には契約する事になるのかもしれません。
若すぎるLB陣に不安があったのですが、これまでの所は素晴らしい働きを見せています。今後Gocong,Bradleyのパスカバー下手を狙われるでしょう、今のランディフェンスは積極的に前に出る2人のライン参加が大きく貢献しています、前に出れないように裏にパスを投げられた時にランディフェンスまで崩壊する危険が有ります。試行錯誤の末にDL4人+LB2人で中央に壁を作り、残ったLBとランストップ型のSがタックルするシステムが完成したのですから、このまま崩されずに上手く対処して欲しい物です。