山陰の旅 二日目

2023年10月28日 | ぶらぶらお出かけ

10月24日、山陰旅行二日目

当初は山登りをする予定だったけど、昨日の検討の結果、寒気の入り始めで山の上は風が強そうだし、午後からは曇ってきそうなんで山登りは止めて近場をグルリップすることにした

で、まずは山陰定番の足立美術館へ

ここはツアー客が多くて混みそうなんで、開館9時チョイ前にフライング気味に入館  掃除のおばちゃんがいるとのことだけどOKだって


正面玄関を入ると創設者の足立翁が案内・・・ あ、ケンタッキーのおじさんじゃあないよ  似てるけど・・・


美術館の主庭「枯山水庭」・・・ 息を飲むほどの美しさとはまさにこれだね!  (写真をクリックすると全景)


窓枠がそのまま額縁になるという「生の額絵」・・・「庭園もまた一枚の絵画である」by 足立全康、なるほどね~


「池庭」・・・ この美術館で一番古く、昔はここが入口だったんだそうだ。

ここで生の額絵を撮ろうとしたら・・・

かみさんに、じゃまされた こら~!


「生の衝立」と、


「生の掛軸」・・・ こっちは壁をくり抜いてるみたいだね  こちらは縁無し


「白砂青松庭」・・・ ここもメチャきれいだけど、名前は見た目まんまだな     (写真をクリックすると全景)

ここ足立美術館の庭は、米国の日本庭園専門誌で20年連続1位に選出されたり、ミシュランの三ツ星に評価されたりしてるんだそうだ・・・ 確かにきれいだし、見応え十分!  ゲージツに疎いおいらでも、その素晴らしさが少しは解かった気がしたよ

他にも横山大観の特別展示とか、陶器などの美術品を展示してる魯山人館とか、橋本関雪と榊原紫峰の動物と花鳥の絵画の展示とかいろいろあってどれも素晴らしいんだけど、写真撮影禁止なんでレポはパス・・・  



さて、足立美術館の次は松江が誇る地元のシンボル松江城へ・・・


と、その前に、同じ敷地内にある明治時代の風情漂う興雲閣を見学し、、、、


松江の発展に貢献した人物を祀るという松江神社にお参りしといた 


で、これが本命の松江城。 天守閣の屋根が鳥が羽を広げたように見えることから別名「千鳥城」とも呼ばれてるそうだ。


もう一つの名物、桐の階段。 防火・防腐のための桐とのことだけど・・・ 山ノボラーとしては、この勾配がメッチャ凄くて印象に残ったな  下りは滑るしもっと危ない!

望楼と呼ばれる最上階の部屋からは、

宍道湖や、


松江市内が一望できる・・・ ってか、景観より大山が雲に隠れてるのが気になった やっぱり山ノボラー、今日は止めといて正解!

松江城、天守閣は江戸時代初期(西暦1611)に建てられ、依頼一度も焼けたり建てかえらりした事がないとのこと・・・ こぢんまりしたお城だけど、歴史と雅さが感じられるのはそういう訳なんだね  コンクリは興ざめ・・・


松江城見学の後は、城下町の風情漂う塩見縄手を散策しながら駐車場へ・・・

まあ、ありがちなカフェやお土産屋は置いといて、



堀端の路を塞ぐように立つ「くぐり松」がおもろかった  自然に出来たんじゃろか?


堀端にはフヨウ(芙蓉)も咲いてたよ


この後は境港に向かうんだけど、


途中、随分昔に車のCMに出てきた江島大橋、通称「ベタ踏み坂」を通過。 この坂の急勾配、3km位離れたここから見ると確かにアクセルをベタ踏みしないと登れないくらい凄いんだけど・・・

※ CMはこちら ⇒ タントカスタム 坂篇 (豊川悦司&綾野剛さん、メチャ若い


横から見るとそうでもない・・・ まあ、これじゃあ綾野剛さんが言うように「いいえ」だよね  撮影トリックか?

あ、それはそうと坂のてっぺんの高度感は半端なく、怖いくらいだったよ



さて、本日のラストは島根から鳥取に戻って境港の水木しげるロード!


駅前の交番も鬼太郎交番


水木しげるさんは、妖怪が見守る中で執筆中


ポストも妖怪仕様


立ち並ぶ街灯にも目玉おやじ・・・


ってか、おやじの目玉を覗くと、ここにもあれこれ妖怪が隠れてるという凝りよう


河童の泉・・・ ここ、公園の中にあるんだけど、公園も妖怪の集会所なんだね


で、主役の鬼太郎現る 


悪役だけど憎めないねずみ男


おっ、これは泣き出すと重くなるという子泣き爺だな。


そんなこんなで折り返し地点まで来たんだけど、水木しげる記念館は建替え中・・・ 楽しみにしてたのにな  残念!


この後、ロードからちょっと足を延ばして、今が旬だけど足が速くて地元でしか味わえないという幻のエビ・モサエビを食べようと思って HATONOVA 三光丸 に行ってみたんだけど、ここも定休日だった。 相変わらず下調べが甘いな~  

で、気を取り直して再び水木しげるロードへ・・・


こいつは、お化け屋敷のキャラなんかでもよく見る傘化け


見た目より名前が可愛い、ぬらりひょん


ぬりかべと、


ねこ娘は誰でも知ってる有名人


そうそう、鬼太郎とツーショットも撮ったぞ~


呼子(よぶこ)・・・ 鳥取ではやまびこの事を呼子と呼ぶそうだ・・・


言わずも知れた一反木綿


妖怪を祀る妖怪神社・・・ 本物の妖怪には遭遇しないよう拝んどいた


貧乏神・・・ んん~、会いたくない妖怪No1はあんただな


大トリは目玉おやじ・・・ 小さいくせに頭が良くて結構強い! 漫画鬼太郎のキャラとしては絶対外せないキャラだよね  甲高い声もおもろいし!

ここ水木しげるロードには177体の妖怪ブロンズ像があるとのことだけど、今回は記憶にあるメジャーな妖怪だけピックアップ・・・ まあ全部探せと言われても無理だけどね!

「ゲッ・ゲッ・ゲゲゲのゲ~♪ ・・・ お化けにゃ学校も~、試験も何にもない♪」・・・ 子供の頃、お化けは羨ましいな~なんて思った事もあった。そんな昭和に久々にタイムスリップして楽しまさせて頂きましたよ~ん 

さてさて、盛り沢山の山陰旅行二日目はやっと終了。 明日は何処に行こうかな~  またまた天気と睨めっこ


コメント (4)
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