6月20日
今日の水産技術の授業はサバ漁業についてです。
水産・海洋技術研究所でサバの研究をしている市川さんを講師に招いての授業です。
サバ類は、しめ鯖、みそ煮、塩焼きなど私たちの食卓に登場する身近な魚種です。馴染みが薄いかもしれませんが、鯖節(サバをカツオ節の様に作ったもの)の原料となり、蕎麦つゆなどの出汁としてカツオ節と合わせて利用されています。
漁獲方法は、たもすくい網、棒受け網、まき網、定置網などです。
サバ類の生態、資源管理、棒受け網漁業の様子(ビデオ)などを詳しく教えていただきました。
資源管理については、生徒から「船に漁獲量が割り当てられているのか?」などの鋭い質問が出ていました。漁業は魚を獲る商売であり、魚が少ないと業として成り立たなくなることから、生徒は資源を有効に活用するための資源管理の重要性を理解しているな!と聞いていました。
水産技術の授業では、研究所などの協力のもと、漁業に関する最新の情報などを紹介できるようにしています。
市川さん、分かりやすい内容の授業をありがとうございました。