静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

カツオ釣りのハネ(竿)はヤマづくりへ

2017年10月13日 10時06分17秒 | 実習

漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。

10月の見学会は21,22日です。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-420/
必ず、事前のお申し込みをお願いします。
皆さんのご来園をお待ちしています。

昨日は航海科の4人が海技士試験を終わって帰園しました。
来週は機関科の7人が受験です。

そして、実習はヤマの政策に入りました。
ヤマとは、これです。恒例の図解です。



竿の先端から針までの部分です。
自分で作ったバケを竿(さお)に取り付ける作業です。



まだバケ作りが終わっていない生徒は急ピッチで追いかけなくてはなりません。
がんばって。


これが終わると、クロスロープ加工とカツオの釣り込み練習になります。

学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp


 園長のつぶやき
昨日は、県庁で打合せがありました。
内容は海技士不足問題です。
これは本県に限った問題ではありません。
業界全体の切実な問題です。
ですから、1年かけて海技士資格の勉強をする学園の生徒はとても貴重な存在なのです。
中学、高校であまり勉強してこなかった人たちが、学園では勉強します。
特に今の時期は、決められた勉強時間以外にも自主的に取り組む生徒も多いです。
なぜこんなに変わるのか。
その理由は少人数教育と寮生活だと思います。
少人数教育はお金がかかります。
授業料で運営する学校だったら、とてもやっていけません。
20人の定員に対して、非常勤も含めると約10人のスタッフがいますからね。
そして寮生活。
生徒どうしでも、職員にとっても授業だけでは見えないところがわかります。
とは言っても、最後は生徒一人一人が「漁師になる」というゴールまで走ることができるか、です。
1年間がんばることができれば、必ず良い漁師になれます。

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