静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

水泳訓練

2017年07月03日 09時06分55秒 | 実習

漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。

早くも7月に突入。21日には1学期が終わってしまいます。
学園では先週から実習の時間に水泳をやっています。
学園ができたころは漁村出身者が多かったのですが、今は都市部の生徒ばかりです。
このため「海で泳いだことがほとんどない」人が少なからずいます。
そんな生徒は海で「足がつかない」ことが大変な恐怖。
もし、水泳訓練をせずに海に落ちたことを考えるとぞっとします。
実際に漁師でも溺れて死ぬ人はいますからね。
日頃から救命胴衣を着用するのは当然ですが、海に落ちても慌てずに行動できる必要があります。

まずはプールで基本練習。
我々も生徒の遊泳能力を確認し、ランク別に帽子の色を分けます。
残念ながら、プール内は撮影禁止なので写真はありません。

そして、焼津の海で泳ぎます。
この日は晴れていなかったせいもあって、寒がる生徒が続出。
一人が「寒い」と言うと、それが次々に伝染...
寒い日に産みに落ちることも考えられるよ!

8月19、20日は模擬授業も体験できるオープンキャンパスを行います。
事前に申し込みが必要です。
詳しくはホームページをご覧ください。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/harunokengakukai.html
お問い合わせ、お申し込みは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp

 
 園長のつぶやき
今週の学園は潜水講習です。今日から金曜日まであります。
1学期もいろいろな行事があり、水泳訓練の時間があまり確保できません。
実はプールも足がつかないところでやっています。
だから、焼津市内になくて今年度は富士市まで出かけていました。
これも、水泳訓練が思うようにできない要因です。
私としては、先週講習で1週間を費やすより、もっと水泳をした方が良いと思っているので、他の職員にも来年度以降どうするか検討するように話しているところです。
だから、来年度は実習内容が変更するかもしれないです。
ただでさえ、間違って産みに落ちるときは服を着てますからね。
最低限、パニックにならず海面に浮くことができないと命に関わります。
ですから、2学期になったら海面での着衣による救難訓練もやる予定です。

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