遠洋航海実習の8日目。
漁場が近づいてきて、実践的な仕事も加わってきました。
その一つが、魚見です。
魚の群れを探すには、魚群探知機や通信衛生などから得られる水温情報を使うことが普通に行われていますが、昔からのアナログ的な手法によって魚の群れを探すことも行います。
カツオの魚群の周辺には鳥(カツオドリなど)が舞っていることは常識で、その鳥を双眼鏡で探す練習もしたようです。
島影すら見当たらない海上で、ただひたすら鳥を探すことは、かなりの集中力が必要です。
当然、飽きてきます。
しかし、一番最初に鳥を見つけることができた生徒は、自慢できます!
主直の生徒(当番)から送られてきた日誌の内容は、下記の通りです。
【実習・課業の具体的な内容】
活餌管理 タンツー 魚見練習
【感想(一日を振り返り、学んだこと、感じたこと)】
「今日は私にとって初めてな事を二つ行いました。
一つ目は活餌管理です。午前・午後と2回に分け、先日鹿児島で積んだ鰯に餌を与えたり、死んだ鰯の量を計測しました。
吸い取っているホースからは鰯の腐敗した茶色く臭い液体が沢山出てきて、こんなに死んでしまうのかと思いましたが、普段より少ない量だったらしくとても驚きました。
二つ目は魚見です。コンパスデッキから双眼鏡を使い、カツオの群れが居ると思われる鳥の群れを探す仕事です。
今日は練習だったので一時間その場所で椅子に座り体験をするだけでしたが本番が近いので少しワクワクしました。
タンツーでは休憩時間にイルカを見る事が出来、船乗りにしか出来なさそうな経験をしたと思うので漁師になろうと思って良かったと思いました。」
※ 学園の見学説明会の申し込みを随時受け付けております。
漁師になることを考えている方、学園に興味のある方の来園をお待ちしています。
オンライン(「Zoom」)による説明も可能です。
詳しくはホームページ https://gyogaku.com/setsumei/
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※ 中学卒業生以上(見込みを含む)を対象とした、一般入試前期試験の願書受付が12月23日(木)から始まります。
前期試験の結果、入学定員に達しない場合は後期試験を実施します。
詳しくは、ホームページ https://gyogaku.com/recruitment/
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