すみません、もう始まっています。
ものすごい迫力の案内状が届きました。
差出人は、1942年(昭和18年)十勝管内広尾村(現広尾町)生まれ、廃材を用いて巨大なインスタレーションを展開し、見る人の度肝を抜いてきた札幌の大ベテラン楢原武正ならはらたけまささんです。
これを一通ずつ手書きで出しているのかと思うと、頭が下がるというか、クラクラしてくるというか、すごい気合です。
ギャラリー大通美 . . . 本文を読む
恒例のグループ展です。すみません、もう始まっています。
特別な主張や指向があるわけでもなく、ジャンルも作風も所属団体も問わず、知り合いが知り合いを呼ぶかたちで毎年1月に開かれています。キュレーターもおらずステートメントもなく、画商とも関係ない、良い意味でゆるい集まりです。
ルーツは1997年に札幌の大同ギャラリーで始まった「お正月展」で、呼びかけ人の畑野天秋さんが退いた時点で「New Po . . . 本文を読む
札幌の写真家、渡邉真弓さんが上川管内東川町で個展を開きます。
会場の東川町文化ギャラリーは、「写真の町」を掲げている同町のフォトフェスタの主要会場になってきた建物です(最近話題の「せんとぴゅあ」より、もうすこしメインストリートから離れています)。
同ギャラリーのサイトから引用します。
「日常の中に現れる美しいときをカメラという装置で切り取り、写真という形で眼前に差し出す。そこに表出する . . . 本文を読む
もうはじまっています。
2階マイクロギャラリーでは「津田光太郎・小松美月小品展」も同時開催します。
これまで道内で活躍する多くの画家を輩出してきた油彩画研究室の「油展」。
以前はコンチネンタルギャラリー(中央区南1西11)で開かれてきました。
ことしのメンバーは、上記の2人のほか、秋本結以さんら15人。
12月4日(土)午後1時半からはオンライントークイベント「絵画の記憶 / 記 . . . 本文を読む
すみません! 告知が遅れて、あすが会期最終日です。
グループ「Cross Wave」は、北海道の風土をバックボーンにした作家が、それぞれの拠点から自らの表現の原点を問いながら、双方向の発信を交差させることで新しい磁場、新しい波動を生み出すことを目指します。
と、フライヤーには書いてあります。
北海道出身で首都圏在住の作家と、北海道在住の作家とが組んで、前身の「WAVE NOW」展がはじま . . . 本文を読む
すみません。もうはじまっています。
前衛的だったりアングラだったり、さまざまな作り手が出入りしていた札幌の「ギャラリーたぴお(1979~2016)」。
初代オーナーの竹田博さんから頼まれて2代目オーナーとして引き継いだ林教司さんをしのぶ展覧会も、4回目になりました。
今回は札幌市民ギャラリーが会場で、「たぴお」とはだいぶ雰囲気が違うなあと思うのですが、壁が斜めになっているところは似ている . . . 本文を読む
札幌を拠点に、精力的に活動する澁谷俊彦さんの代表的なインスタレーションのシリーズ「Snow Pallet(スノーパレット)」。
第1回のモエレ沼公園から昨シーズンの札幌パークホテルまで、札幌や小樽などのさまざまな場所に設置されてきました。
白い金属の立体の表面に塗った蛍光色の塗料が雪の上に反射し、雪面がカンバスの代わりとなってほのかに美しい色を見せるという仕組みで、積雪量によって見え方が異な . . . 本文を読む
荒涼とした大地に、都市の遺構や塔が点在する不思議な光景…。
インドの砂漠に着想を得た夢幻的な風景を描き、道内外で高い評価を受けている画家・佐藤武さん(1947~)の個展を、札幌芸術の森美術館が企画しました。
千歳生まれで独学で絵画を始め、現在は札幌と石狩市厚田を拠点に制作しています。
初期の鮮やかな人物画などから、色数を絞った近作にいたるまで代表作を展示します。
佐藤武さんは、写真や詩 . . . 本文を読む
釧路を拠点に、北国の岬や浜辺、湿原などの風景を重厚な筆遣いで描き続ける1941年(昭和16年)生まれの日本画家で、道内在住のただ一人の創画展会員、羽生輝はにゅうひかるさんの画業を紹介する個展が開かれます。
初期から近作までの代表作約60点は、11月8日に一部展示入れ替えをします。
少年期の作品や、新聞連載小説の挿絵原画も紹介します。これは、おそらく、道内を代表する女性小説家として活躍した原 . . . 本文を読む
もう始まっていますが「mima」こと三岸好太郎美術館では、展覧会が3本立てです。
「北海道銀行創立70周年 道銀文化財団創立30周年記念 北海道銀行コレクション~アートギャラリー北海道」
「三岸好太郎美術館セレクション」
「スポット展示 ≪飛ぶ蝶≫が絵本になった!」
3本立てといっても「サザエさん」と異なるのは展示の分量に差があることで、道銀がいちばん多いです。
チラシ(フライヤー)には . . . 本文を読む
(展覧会タイトルを間違えていたので直しました。すみません)
もう始まっています。
アート情報提供や展覧会企画に取り組む「さっぽろアートビーンズ( https://artbeans-sapporo.com/ )」が昨年計画し、新型コロナウイルスの影響で1年延期になっていた5人展が、知床で行われています。
予定していたワークショップや野外展示などはやはり新型コロナ感染拡大防止のため中止になりま . . . 本文を読む
一昨年秋に、苫小牧市郊外の「イコロの森」で第1回が開かれた野外美術展。
昨年は新型コロナウイルスの感染拡大でウェブ上の開催となり、現地での開催は2年ぶり。
今年もアーティストトークは中止となりました。
屋外の森の中で行われるので、密になる可能性は低いと思いますが…。
出品作家はつぎの通り。
會田千夏 (twitter: @chinatsu0530 )(■昨年の3人展)
五十嵐ユ . . . 本文を読む
ひえ~、すみませんっ!
6月にご案内をいただき、見に行ったのが8月上旬で、これを書いているのが9月って、いくらなんでも遅すぎで、反省しております…。
このブログの読者には、三岸好太郎と節子の画家夫婦について説明は不要でしょう。
今年はこの2人が出会ってちょうど100年になるとのことです。
タイトルの「貝殻旅行」は、主催のSTV(札幌テレビ放送)が名付けたのではなく、晩年に「のんびり貝 . . . 本文を読む
すみません、もう始まっています。
2016年夏の5周年のパーティーと記念展は今回と同じく石狩の Art Warm(アートウォーム)でしたが、今回はギャラリー大通美術館でも展覧会を開きます。
また、8月29日午後5時から深川の画家の渡辺貞之さん(アートホール東洲館館長)が記念講演会を行います。
題して「絵を描くということ」。
渡辺さんはで全道展会員。グループ「櫂」メンバーでもあります。
. . . 本文を読む
昨年10月24日、99歳でこの世を去った、十勝管内音更町の松本五郎さんを追悼する展覧会です。
主催は松本五郎追悼展実行委員会。共催として会場の福原記念美術館と札幌の「ギャラリー北のモンパルナス」が名を連ねています。
フライヤーには「ひまわり畑」「二十歳の自画像」「原生花園の放牧」「音更・木野の電波塔」の4点の図版が掲載されています。何点ぐらい展示されているのかは書かれていませんが、「北のモ . . . 本文を読む