北海道美術ネット別館

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【告知】地球どうぶつ写真展 岩合徳光・岩合光昭 いのちのバトン (2012年7月7日~9月5日、釧路)

2012年07月20日 23時28分20秒 | 展覧会等の予告
 すみません、これももう始まっています。
 釧路で地球どうぶつ写真展 岩合徳光・岩合光昭 いのちのバトンが開かれています。

 親子2代で動物写真家というのもめずらしいと思います。
 しかも、動物写真の草分けとされる徳光さんは釧路出身。
 お父さんのスパルタ教育を受けて動物写真家として修業を積んだ光昭さんは、かわいらしいネコ写真が文庫本で出版されるようになり、いまやお父さんをしのぐ人気です。

 会期中は催しも多数。
 夏休み、道東に旅行する機会のある方はぜひどうぞ。

 徳光さんの項目を、日本写真家辞典から引用します。

(前略)日本大学経済学部を中退後、カメラ機材店でのアルバイトや軍需工場での勤務を経て、41(昭和16)年、中国の大連日日新聞社の写真部に入社。47年に帰国し、サンニュースフォトスで3カ月間暗室技師として働く。その後、毎日新聞東京本社編集局に勤務し、ニュース写真を撮影する。51年、「毎日グラフ」の特集のため、動植物をテーマにした写真を撮影したのがきっかけで、哺乳類、鳥類、昆虫など50種類以上の動物を撮影。59年、これらの写真を中心とした写真集「カメラ動物記」(地人書館)を刊行。翌年、同書で富士写真フイルムより富士プロフェッショナル写真賞を受賞する。これを機に毎日新聞社を61年に退社、以後フリーランスの動物写真家として活動を始める。64-66年、国内外の野生動物を撮影した「カメラ博物誌」を「カメラ毎日」に連載。66年、オーストラリア、ニュージーランドをかわきりに世界各国を取材し、日本における動物写真のパイオニア的存在となる。著作多数。息子の岩合光昭も動物写真家である。



2012年7月7日(土)~9月5日(水)9:30am~5pm(土、日曜~6pm)、月曜・7月17日休み(7月16日と8月13日は開館)
道立釧路芸術館 (釧路市幸町4)

ワークショップ「紙でつくろう! たんちょうの舞」=7月28日(土)、8月4日(土)、11日(土)午前10時および午後2時
講師はペーパークラフト作家の辻野正さん。無料。7月10日受付開始

ギャラリー・トーク「野生動物~命の輝き~」=7月29日(日)、8月12日(日)、26日(日)午後2時
講師は光岡幸治同館主任学芸員。要観覧券

動物園の出前講座「ふれあい動物教室」=8月3日(金)、12日(日)両日とも午前11時~正午と午後1~3時、道立釧路芸術館前庭に動物園の動物がやってくる。無料

講演会「岩合徳光・岩合光昭と動物写真の歴史」=8月18日(土)午後2時。講師は今春まで同館学芸員の福地大輔さん。聴講無料



・JR釧路駅から約1.2キロ、徒歩15分
・都市間高速バス、釧路空港連絡バスは「フィッシャーマンズワーフMOO(ムー)」から約360メートル、徒歩5分


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