嘉義で食べたランチは二人では入れない台湾B級グルメの人気店。
殆どのお店が伝票にメニューが書いてあり
頼むものにチェックを入れて渡すシステムです。
まず、読めないし読めてもどんな物かと言うのが分かりません。
なので二人で行動している時には中々地元の物を食べるのが難しい。
定番の台湾料理と言えば
「魯肉飯(ルーローハン)」「鶏肉飯(ジーローハン)」
今まで余り食べる機会がありませんでした。
人気店を目指し角を曲がったら行列でだいぶ賑わっています。
豚バラの角煮が軟らかく煮込んであり八角が入った台湾の味が「魯肉飯」
鶏肉のあっさりした味が「鶏肉飯」
鶏肉飯は初めて食べましたが鶏の方が日本人は好きかも知れません。
レストランも良いですが地元の人気店は慣れていないと
入りにくいので台湾らしさを経験出来たことは良かった。
待っている間も周りをキョロキョロ飽きません。
角の果物屋さんに並ぶ珍しい果物を見たり・・・
夏の果物、ドラゴンフルーツやラグビーボールの様なスイカも
まだ沢山並んでいました。
台湾はバイクが多いのは有名ですが近頃はガソリンでは無くて
電動バイクが増えてきたらしいです。
日本では見かけませんが今回あちこちで止めてあるのが目につきました。
嘉義公園に行ってみます。
ここは娘が行ってみたかった場所で調べておいてくれました。
この周辺は統治時代の日本の足跡が沢山残っている場所でした。
子供たちは台湾で初めて作られたという児童公園で遊んでいる間
娘婿が子供たちに付き合います。
いつも花の名前を調べているスマホの「Googleレンズ」に
「翻訳」という機能がありました。
文字をカメラで検索すると翻訳してくれます。
もっと早く知りたかった~
2014年に統治時代台湾で初めて日本の甲子園に出場した
高校が映画化されました。
その映画は近くの映画館で上映されなくて
少し遠いところまで見に行きました。
その高校は「嘉義農林高校」略して「KANO」と言います。
映画の題名も「KANO」
当時の野球場は今も使われています。
少し行くと嘉義神社の参道に出ました。
置かれているいくつもの石灯篭には
大正10年~13年の建設の文字が入っていました。
正面は現在「忠烈祠」になっていますが
昔の写真を見たらここには鳥居があったようです。
参道の左側には「手水舎」まで残っていて台湾の子供が
柄杓を使い、書かれている事に従って手を洗っていました。
神社の中は現在歴史資料館。
ビックリ・・・ チケット売り場は列が出来ていました。
見学中に日本語は聞こえてこなかったので
多分皆さん台湾の方だと思います。
日本の事に関心のある方が多いのは感じますが
これ程だとは・・・
廊下は磨き上げられ、木造の建築を強調し
建具や障子など日本の建築様式に綺麗にリフォームされています。
着物をレンタルで体験できる部屋もありました。
当時の写真や展示物も興味深く見学。
当時材木の運び出しのために造られた阿里山森林鉄道が
現在では観光用に人気になっています。
林業が盛んだった頃の様子がビデオで流れていました。
バックに日本語の解説がついていたのですが
館内の音楽が大きくて殆ど聞こえませんでした。残念。
外から見たら日本の何処かの神社に居るような錯覚を起こす場所でした。
今も大事に管理されている当時の日本の歴史。
台湾の方々にありがたい気持ちになりました。
広い「嘉義公園」
台湾で初めて作られたという児童公園は
すっかり嘉義市民の憩いの場となっているようでした。
若い家族や子供たちで賑わっています。
日本統治時代の歴史には喜ばしい物だけでは無く
孫の6年生の教科書を見ると痛ましい事も記載されており
日本人の血が流れる孫がいじめを受けたら可哀そう
と心配になりましたが・・
現実は現実として教育されているようで
そのような心配は今の所無いとの事で安心しました。
賑やかな子供たちの遊ぶ声を聞きながら
「この平和が続きますように・・・」
私は海外旅行は三十数か国行ったのですが近場はいつでも行かれるとアフリカ、ヨーロッパと遠いところから回ったので近場の中国韓国台湾は行かずじまいです
台湾も平和が続いてほしいですね。
又のブログ楽しにしています。
我家は子育て介護と海外どころか国内旅行も出来ずに50代後半まで…
娘が仕事で台湾に行きそのまま結婚したお陰で台湾だけは何度も行く機会に恵まれました。
ツアーで行く様な観光地の他に地元の方の生活に密着した経験が出来るのも楽しいです。
ヨン様ブームの時に娘に付き合ってもらい1度だけ韓国も行きましたよ。
あのロケ地巡りは今に思うと何だったのか?www
台湾は近いですし漢字で予想がつくのは安心です。