一昨日、ごちそうさんを見てから友人に
朝から天気予報で「今日は気温が上がり暖かい日になるでしょう。」
最近出かけていなかったので暖かいなら何処かに行きたいな~
でも突然の事なので予定が入っているかも・・・
まぁ、だめもとで
「今日、空いてます~~?」
「空いてるわよ~~!」
「やった~~」
何処へ行くかも全然決めないまま
「じやぁ~銀座行きません?歌舞伎座の地下に売店あるそうですよ」
という事で
急いで洗濯干して、メイクして出かけました。
予定は美味しいランチして歌舞伎座の地下の売店を見て
いくつかアンテナショップ巡りしてと・・・
丁度12時歌舞伎座に着きました。
そしたら、正面玄関の左側の所に男性二人
「1幕だけ見られるチケットがまだ買えますよ~」
「どなたが出ますか?」
「吉右衛門さんが出ます。」
1月2日初日~1月26日千穐楽
初春大歌舞伎 昼の部の三番が見られる事になりました。
1幕だけの当日券、約90人位が最後列の2列に当てられています。
エレベーターで4階に上がりチケットを買いました。
80番代でぎりぎりだったようです。
二人とも歌舞伎は始めての経験です。
「1度は見てみたいね」と言っていたのですがなかなかチャンスもなく
突然初体験できる事になりちょっと興奮。
「1時までにここにお戻りください」という事で急いで昼食にしました。
お店を探す時間もなく地下にあったお蕎麦屋さんに入りました。
でもこれが大正解。
美味しかったんです。
上品な白いお蕎麦に出汁の効いた甘めの汁、熱々サクサクの海老天と鶴と亀。
地下売店には美味しそうな豆大福があったのですが時間なく
「終わったらもう一度来ましょう。」
と急いで4階に集合しました。
番号順に並んで幕間の休憩時間に中に入りました。
席は自由席なので最後の方は空いていなくて
本当の最後列、隅から2番目に座れました。
休憩時間なので見下ろすとだいぶ席が空いています。
「なんだ~そんなにお客さん入ってないじゃない」
と思って見ていたらやっぱり始る頃には席が埋っていました。
この歌舞伎揚げと同じ柄のどんちょうが上がり
その下から何枚もの素晴らしいどんちょうが現れました。
1枚ずつ説明がありましたが忘れてしまいました。
この後は撮影録音禁止、携帯電話offのご注意があり中の様子はこれだけです。
いよいよ始りましたが・・・
「わぁ~~?日本語なのにわかりません~~???」
無知な私・・・こりゃダメだ~~
仕方ないのでセットや動き、所作などを見ていました。
幕が下りセットが変わる時、隣から博識の友人お姉さま
「これは四十七士の討ち入りの話ね」と。
「おぉ~~!すごい~~!さすが~~」
そう言われて次の場面は何となくそんな感じ・・・??
もし次行く機会があったら絶対音声ガイド借りようと強く思ったのでした。
でもいい経験ができました。
一番後ろの一番隅っこの私の隣の席は40代に見えるオタクっぽい男性
途中で突然「〇〇〇~~」と叫んだ。
ビックリした~
あちこちの隅っこから5人くらい叫ぶ人がいたようです。
テレビなどでは見た(聞いた)事がありましたがこれがそうなのね~
何回も叫んでいたけどほとんど言葉がわからない・・・
わかったのは「二代目~~~」
新しくできた歌舞伎座の建物、5階の屋上庭園までは無料で見学できます。
そこまでの専用エレベーターが1基あり案内の方もいました。
後のエレベーターは後ろにそびえ立つオフィス棟用だそうです。
なので5階まで行ってみました。
下りる階段からは歌舞伎座の立派な屋根が上から見られます。
さて、地下売店がお昼にゆっくり見られなかったので
もう1度エスカレーターで下りました。
びっくり
お昼は閑散としていたのに
(これはお昼に撮りました)
すごい人です。
塩大福なんて行列で並ばないと買えなくなっていました。
表に出て納得。
道路にツアーや旅行の観光バスが何台も路駐していましたから。
歌舞伎座の前の道路の向かい側にはアンテナショップ
「ぐんまちゃんち」と「いわて銀河ぷらざ」があります。
そこを覗いて帰る時丁度昼の部と夜の部の入れ替え時間だったようです。
歌舞伎座前は大賑わいになっていました。
ピンボケでしたが・・・
考えてみたら銀座は去年バスで2度通りましたが歩くのは結婚以来始めてでした。
遠い昔、OL時代銀座ライオンのビアガーデンに何度か行ったような・・・?
すっかり変わって全然わかりませんでした。
日も暮れてこの晩は夕食を作らなくてよかったので食べて帰る事にしました。
急だったので調べて行ってないので立て看板を見て駅の近くで決めました。
「牛タンととろろの麦ご飯」渋いですね~
でもこれが美味しくて二人とも完食でした。
急な私の思いつきにお付き合いしていただいてありがとう~
まさか歌舞伎見られると思ってなかった。
次回はもう少し前で音声ガイド借りて見られるといいですね。
おかげ様で楽しい1日でした。