帰ってきました~~
寒い~~
台湾で寒いと言っていたのとは全然違う寒さです。
足が冷えて昼間でも暖房が切れません。
寒の戻りのようですね。
三寒四温、寒くなったり暖かくなったりしながら春になるのでしょう。
今回は何でもかんでも写真を撮るという余裕もなくて急いでシャッターを切ったのが多く
それも明るくない場所だったりでボケたりしてしまいました。
台湾料理や食材などを少し紹介したいと思います。
お正月(旧正月)中、実家では親戚が集まり孫の1ヶ月のお祝いを兼ねて
昼食会が開かれました。
(ちなみに・・・義両親が住んでいる家までは娘たちの家から車で30分強
近からず、遠からずという感じです)
総勢17名、いつものお馴染のメンバーでだいぶ気心も知れてきました。
でも言葉が通じないのがもどかしい・・・
大きな円卓二つ。
お刺身以外は、またまたお義母さんの手づくり料理。
いつもいつも素晴らしいです。
皆が席に着く前急いで撮ったのでボケちゃいましたね~
円卓は人数がたくさん座れて便利です。
こちらには10人くらいいました。
メインのテーブルです。
いつもはこんな大きなのはじゃまなので、分解して奥の方に立てかけて仕舞ってあるのですが
人が集まる時に、お義父さんがゴロゴロころがしてきてセッティングします。
今回のお刺身はまぐろとサーモンでした。
「さしみ、さしみ」と皆さんが勧めてくれます。
「さしみ」というのは台湾でも同じ発音なので良くわかります。
最初に頂くのはお祝いのスープでこれだけは銘々のお椀に紅白の
お餅が入ったのが配られました。
日本のお雑煮のような物なのかもしれません。
写真を撮り忘れたので後からまだお鍋に残っていたのを無断で撮りました。
台湾の食べ方は日本のような取り皿というのはありません。
最初に飲んだスープの器やご飯のよそられた器におかずを取ってのせて食べます。
レストランでも日本のように料理の味が混ざらないように取り皿が
何度も取り換えられるなんてことは無いですよ。
初めて食べる食材も多くて聞いても良く分からない物もあります。
左の炒め物も「美味しいから食べてみて~」と勧められました。
コリコリして美味しかったのですが「軟骨」という以外は何の肉でどこの軟骨かはわかりませんでした。
軟骨なんて鳥しか食べた事ないので・・・
そして右のは一瞬卵焼き?と思ったら全然違いました。
すり身?を揚げた物?
言葉が通じればもっと色々分かるのですけどね。
言葉と言えば台湾は標準語?は北京語なのですが民族によって色々な言葉が使われているので
娘も通訳しきれません。
皆が賑やかに話しているので「今、何の事話してるの?」
と聞いてみたら「客家語なのでわからない」という感じです。
兄弟や同じ民族では台湾語、客家語その他にもあるようですが
皆が北京語で話すわけではないのでむずかしいですね。
実家は客家人なので客家語がよく使われています。
その代り、「謝謝(シェーシェー)」「ありがとう」でもいいのですが
「恁仔細(アンツッセー)」「ありがとう」と客家語を使うととっても喜んでくれるんですよ。
そしていつ行っても美味しい竹の子料理が出ます。
台湾の人は竹の子を良く食べるようです。
鳥のスープで煮たと聞きました。 ホント美味しいです。
何故一年中食べられるのか聞いた所、時期にたくさん採っておき
塩漬けにしておくのだそうです。
そして食べる時に塩抜きして料理すると奥様方が一生懸命説明してくれました。
主に食べられる竹の子は3種類あるそうです。
鳥のスープには一羽丸ごと入っている感じです。
足先が見えます。
「日本では足先や頭は売って無いので食べた事は無い」と説明すると
「田舎でも食べないの~?」と言ってちょっとビックリしていたようです。
「売ってるの見た事無いです~」と・・・
台湾では広告にも出ていたように一羽丸ごと売っているので普通なのだと思います。
どの料理も薄味です。
お正月といえばお餅ですが・・・
台湾のお餅は色々種類があります。
でも臼で搗くわけではないようです。
もち米粉を蒸すようです。
実家ではそのお餅も販売していて今年は大忙しだったと言っていました。
「商売繁盛」を喜んでいました。
そういえば大晦日の食事中にもまだ予約のお客さんが取りに来ていましたっけ・・・
取り柄があるって素晴らしいですね。
第二の人生がこんなに忙しくなるなんて張り合いがある事でしょう。
頂いたお餅は4種類。
一番ポピュラーなのはスーパーでも売ってる「蘿蔔糕」(大根もち)
黒糖の入った茶色い甘いお餅。
あずきの入ったちょっと甘いお餅。
干しエビ、ホタテ、お肉、椎茸とか入ったお餅。
あずきのは羊羹のようにそのまま切って食べます。
そんなに甘くなくとっても美味しい。
(写真が無かった~~)
後のはフライパンで焼いて食べます。
私と娘はやはり日本人、お醤油が一番美味しいと思うのですが
ちょっと辛いチリソースをかけて食べていました。
みんな美味しいのですがエビやホタテなどが入ったのが私は一番好きでした。
そしてお義母さんが山で採ってきたという山菜。
これが美味しくて「すごく美味しい」と言ったらせっかく採ってきたのをわけて持たせてくれました。
先の方がワラビみたいなのですが全然灰汁がありません。
ただそのまま茹でただけで大丈夫。
お義母さんは茹でてマヨネーズをかけてその上からピーナッツの粉をかけて出してくれました。
頂いて帰ってから茹でてお醤油とピーナッツの粉で食べてみましたがこれも美味しい。
この山菜はいったい何なのか気になって娘が調べてくれました。
中国名では「過猫」(グオマオ)
シダ類(クワレシダ)でやっぱりワラビの一種だそうです。
日本では九州で採れる所があると書かれていました。
そしてマヨネーズと言えば・・・
台湾のマヨネーズは甘い~~
日本人には甘過ぎると感じます。
日本の物色々買える台湾ですが最近何故かこのマヨネーズの輸入に規制がかかり
日本製品が入ってこなくなったのだそうです。
たまたま私は今回1本持って行ったので両方を使い分けていましたが・・・
娘の日本人の知り合いが日本製のが欲しいと言っていたそうです。
これも美味しかったですよ~
娘の台湾人の友達が自分のお母さんが作ったのを届けてくれました。
「豚足」と言っていましたが料理本で見たらどうやら太ももの部分みたいです。
豚バラ煮込みのような味になっていましたがとろっとろに軟らかくてすごく美味しい。
丸い形で持ってきたくれたのを冷蔵庫に入れておいたので脂肪が固まり
食べる時に食べやすく切り分けて竹の子と一緒に蒸して食べました。
写真はまだ蒸す前です。
半分ずつ2回に分けてお腹一杯頂きました。
ご飯とあいます~~
この蒸すお釜ですが・・・
台湾の家庭では何処の家にでもあるそうです。
これが便利。 娘は「電なべ」と呼んでいました。
ごはんは日本製の炊飯器を使っているのでこれでお米を炊くのはしていませんが
昔の電気釜?みたいなのでごはんも炊けると思います。
万頭もちまきもごはんも、冷凍品冷蔵品何でもこれで温められます。
電子レンジのような役割です。
哺乳瓶もこれに入れて熱湯消毒していました。
保温状態にもしておけるので後から食べる人のためにはお皿ごと入れておけば温まっています。
毎日フル活用。
何でも食べられる娘は食生活で困る事はないようですが、その国に合わないのは
やはり食べ物が原因というのが多いようですね。
私も普段好き嫌いは無く何でも大丈夫と思っていましたが、やはり食べ慣れない味には
抵抗がありました。
観光で台湾に行かれる方はそんなに変った食材は使わない所で食べるでしょうから
美味しい台湾料理を頂けると思いますよ。