上野の東京都美術館で7/20~10/9まで
「ボストン美術館の至宝展」が開催されています。
8月にチケットを買っておきました。
私は1300円、夫は65歳になったので1000円で入れます。
絵画の事は全然わからないのですがここ数年
夫が「機会があったら本物を見ておこう」と
度々美術館に出かけています。
絵画ファンは多くて何処に行っても混雑しているのには驚きます。
上野公園を散策しながら到着しました。
前回の「ゴッホとゴーギャン展」以来ここは2度目です。
説明がないとわかりません。
全然知識がないのでいつも音声ガイドをお借りして聞きながら回ります。
今回は竹内結子さんの心地よい声に繰り返し聞いてしまいました。
約50万点もの作品を所蔵する世界屈指のボストン美術館から
えりすぐった80点が展示されています。
中は撮影禁止です。
朝日新聞の記念号外を頂いてきたのでそれを撮ってみました。
今回の一番の目玉は・・・
英一蝶の「涅槃(ねはん)図」
忘れないように何度も音声ガイドを聞きなおしメモしてきました。(笑)
この絵は、釈迦がこの世を去る時の絵図で
江戸時代中期の絵師「英一蝶」の作品です。
悲しさに弟子や友人、動物、昆虫までもが泣き叫んでいます。
余りに大きく(縦2.9m、横1.7m)経年劣化のため、ボストン美術館でも
25年前に展示されて以来表に出すことが無かった作品だそうです。
170年ぶりに本格的な修理が行われ初の日本公開、里帰りを果たしました。
そしてもう一つはゴッホの
「郵便配達人ジョセフ・ルーラン」と
「子守歌、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン婦人」
あの耳落とし事件の前と後に描かれた作品で
画風が変わったことがわかります。
この他にも知っている所ではモネの睡蓮など・・
古代エジプト美術・中国美術・日本美術・フランス美術・アメリカ美術・現代美術と
どれも見ごたえのあるものばかりでした。
2時間位かけてゆっくり鑑賞しました。
国や州の財政援助を受けずに個人の寄贈や寄付により
コレクションを増やし続けているという「ボストン美術館」。
中々アメリカまでは行けませんからこんな機会に是非お勧めです。
上野なのでお昼は「藪そば」を食べて帰る事にしました。
相変わらず行列ができています。
アメ横は久しぶりでした。
賑わいは相変わらずですが様子がだいぶ変わっていました。
前は余り見かけなかった「昼のみ」の方々。
お店の外にテーブルが並びどこも満席
老若男女楽しそうで美味しそうです~