秋も深まり朝晩の寒さが身に応える季節になってきました。
今夜はこの秋初めてエアコンを使用しています。
やっぱり暖房入るとあったかい~~
月、火と蓼科方面に出かけてみました。
我家お得意のお宿3日前予約です。
まず空室のあるお宿の予約が出来たら付近の散策コースを調べます。
調べていたら6月にたかさんが行かれた新緑の横谷峡や
御射鹿池が近い事がわかりました。
紅葉も見ごろのようです。
茅野市の観光案内や色んな方のブログから横谷観音入り口から
スタートする横谷渓谷の滝巡りコースを考えました。
上信道を佐久で下りて~と思っていたら、地図でH30年開通予定と
なっていた中部横断自動車道が佐久小諸JCTから八千穂高原ICまで
開通していました。
我家のナビは比較的新しいのですがここはまだインプットされていません。
ナビが迷走していました。
何と!!この区間は今無料です~~
出来立てホヤホヤの高速道路を気分良く走りあっという間に
八千穂高原まで。 家から2時間でした。
そこからメルヘン街道に入り麦草峠、白駒池を通ります。
メルヘン街道から紅葉の見事な道路を左に少し入った所に横谷観音入り口がありました。
駐車場脇には展望台もあり茅野市街や山々の景色が見られます。
既に数台の車が止まっていました。
ここから坂を下り横谷観音展望台まで行きます。
2段に落ちている横谷峡一番の見どころと言われている「王滝」が下の方に見えます。
紅葉真っ盛り~~ 「わぁ〜〜!」
と言っても実は1週間遅かったようです。
もう少し望遠で・・・
筋になって落ちる1段目の滝が見えました。
皆さんここでまた駐車場に戻ってしまいます。
下まで見に行かないのですね~
降りる所に道が険しいので足に自信のない方は注意とか
靴の注意事項が書かれているので躊躇してしまうようです。
家で調べて来た渓谷の散策コースと同じような地図の案内板がありました。
スタートから御射鹿池も回り4つの滝を見てゴールの
横谷峡入り口まで3時間の計画を立てました。
12時53分のバスで車まで戻る予定でした。バスはそれしかありません。
9時45分スタート。
王滝まで来ました。
ここまで降りると2段の滝の全景を見る事が出来ます。
右側の紅葉が綺麗だったのですが太陽に照らされて色が弾けて白くなってしまいました。
写真でダイナミックさを伝えるのは難しいですね。
しばし見とれてここを後にします。
降りたら登らねばなりません。
次はおしどり隠しの滝に向かいます。
ここは遊歩道となっていますが右は谷で道幅狭く踏み外したら
滑落しそうなのでカメラを仕舞い慎重に足元ばかり見ながら進みました。
最後の急階段を降りたらそこはおしどり隠しの滝です。
ここには数人のカメラマンさんが三脚を構え滝を狙っています。
正面に居た一人の方が「ここいいから来なさい~」と場所を譲ってくれました。
この滝の直ぐ上には一軒宿の明治温泉があります。
王滝で一緒になったご夫婦はここに泊まったそうなのですが
静かな夜も滝の音がうるさくないかな。
ここから次は御射鹿池に行きます。
上の明治温泉まで階段を上り車も通る一般道(明治温泉への導入路)
の先に急に広い駐車場が開けました。
「どこ?どこ?」
と進むと左側に池がありました。
東山魁夷が描いた絵のモチーフでというよりは吉永小百合さんのCMが
目に留まった感が強のではないかと思います。
この池を横切る白馬のCMが何となく思い出されます・・・
皆さんきっと静寂で神秘的な池を想像されて来るんじゃないかなぁ~
夫もそうでした・・・「なんか騙された感あり~」って。
私は、たかさんのブログを見ていたので「駐車場には大型バス、車がいっぱい」
なんて予備知識があったので、こう言う事ね。
平日だったので満車ではありませんでしたけど。なんかねぇ~
東山魁夷画伯もきっとビックリ?ガッカリ?かな。
実は滝巡りの遊歩道は次に進むには最初の王滝まで戻らなくてはなりません。
行きはよいよいですがあの道をまた歩くのかと思うと気持ちが萎えます。
でも仕方ありませんその道しかないのですから。
坂を上る前にエネルギーを補給です。
家から持ってきたおにぎりをおしどり隠しの滝を見ながらほおばりました。
お腹も空いて沢山歩いたので普通のおにぎりでもなんて美味しい事。
「さあ頑張ろう!!」
でも途中で気が付きました。
私達の足ではもうバスの時間に間に合いません。
という事で予定変更です。
残念ながら10メートルに渡って1枚の岩壁の「1枚岩」「霧降りの滝」は断念。
駐車場に戻り車でゴール地点まで行き乙女滝を見る事にしました。
駐車場に戻る?? という事は~~
あの下った坂を上るという事だ~~!! 「ひぃ~~!」
横谷峡入り口のパークホテル向かいの駐車場に車を停めて「乙女滝」に向かいます。
道中は落石注意、今にも落ちてきそうな岩壁ばかりです。
岩の上に木が生えていますが土が無くても大丈夫なのか不思議。
乙女滝に着きました。
飛び散る水しぶき、マイナスイオンたっぷりですが近寄ると濡れるほどです。
皆さんこの「乙女滝」のネーミングには疑問を感じているようでしたよ。
これは「乙女」ではなくて「じゃじゃ馬娘」じゃありませんか。
ここから散策路を少し下った所、川べりにカメラを据えているカップルがいました。
上からでは分からないので下りてみました。
流石にカメラマンさんのいる所は良い場所です。
ここで今回の横谷峡の滝巡りは終わりにします。
日頃鍛えていないので疲れた~、坂も上り体力以上歩きました。
遊歩道という名の登山道でした。
でも何処も綺麗で頑張った甲斐がありました。満足、満足~
駐車場に戻ると車には落ち葉のお土産付き。「あ~あ」
つづく