日にちばっかり過ぎて今さらですが・・・
折角の旅行、記録だけは残しておきたくて。
鎌倉時代(1526年)に銀が発見され、江戸時代に本格的に開発。
明治(1923年)まで栄えた銀鉱山遺跡です。
2007年7月に世界遺産登録
「石見銀山遺跡とその文化的景観」
「歩きやすい靴で参加してください」
と言われたのはここの観光があったからです。
あのヒールのパンプスの方どうしたのでしょう?
バスは街並み地区と銀山地区の真ん中辺の駐車場に着きました。
ここから片道2.3キロ歩いて龍源寺間歩まで行きます。
間歩(まぶ)とは・・・
銀鉱石を採掘するための坑道です。
今の様な機械で掘るわけではなく人の力には驚きます。
石見銀山には大小合わせて600もの間歩がありますが
ここでは2番目の大坑道とのことです。
行きは遊歩道を歩きます。
緑の森の中を正に森林浴。
川に沿って歩きます。
足の弱い方はこちら方面は参加されていなかったようです。
元気な人達だけ。
ガイドさんも添乗員さんも来ません。
この間はどこかでご休憩なのでしょうね。
龍源寺間歩に到着しました。
本来は600メートルあるそうですが平成元年に157メール
が観光用に公開されました。
手彫りのノミの後もそのまま残っています。
真ん中は観光用に作られた出口に近い通路です。
帰りはバスがある場所まで3キロ歩きます。
レンタサイクルもあり自転車を使っている方もいましたが
同じツアーの方はみんな歩きです。
大森は町並み地区になっています。
武家や商家、社寺仏閣など様々な建物が混在している所です。
石段を登ったお寺からはその町並みが見渡せる場所がありました。
赤い瓦の屋根が多く見られます。
ここを歩くと目立たないようにリノベーションされたステキな
古民家カフェやレストランなどもありました。
自販機も雰囲気に合わせてカバーされていました。
ここのお土産はこれらしいです。
沢山の色紙が飾ってあり取材の方は必ず立ち寄るお店のようです。
鉱山で働いていた方が食べていたという「げたのは」
これが、素朴な味で以外と美味しかった。
ここでのメインは、国指定重要文化財の豪商屋敷
「熊谷家住宅」
1801年建築で30以上の部屋があるそうですが
じっくり見学する時間もなかったので通りから覗かせていただきました。
間歩に行かなかった方はこの辺を見学されていたのでしょう。
資料館などもありました。
約5キロよく歩きましたが疲れはありませんでした。
約2時間の見学でしたが、個人で行ったら美味しい物をお店で食べたり
もっとのんびり歩いてじっくり見学したり、
4時間のコースとガイドブックにありました。
そろそろお腹もすいてきました。
バスツアーは盛りだくさんでとにかく時間がありません。
お昼ご飯はこの日も次への移動中にバスの中でお弁当です。
もう一ヶ月も前なので忘れていましたがこのコロッケが美味しかったのを思い出しました。
移動中にバスの中から見えたのは
世界最大の砂時計、仁摩サンドミュージアム
一年計砂時計。
以前、町や村に配られた「一億円、ふるさと創生事業」によるものだそうです。
2度目の豪雨に襲われた島根県、その直後だったために渡る川は
何処も岸から岸まで水が一杯でした。
景色としては綺麗ですが水の被害をあちこちで目にしました。
島根県はこれで終わり、次は山口県に向います。
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