Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

所謂処理水を含む原発問題、本当は迷走の立憲民主党

2023-08-30 22:53:51 | 国際・政治

猛暑と台風多発もあって、不安定な天候に見舞われた 2023= 令和5 年 8月も後僅かとなった。明けて 9月は防災月間。9/1を以て 1923= 大正12年に生じた関東大震災より丁度 100周年を迎える。激震や大火から大勢がどう命を守るかが、改めて問われる事ともなる。拙者も大口は利けない。平時の今から、何が備えられるか?又 その時にどう行動すれば良いかなどを、頭の片隅で良いから 少し留意しておこうと思う。

一方で 明るい話題も。前世紀からほぼ 30年の構想と計画を経て、栃木・宇都宮にて 次世代型路面電車「LRT(Light Rail Transit)」が 8/26、遂に発進した由。欧州では既に広まりつつある、乗降の楽な低床式新型連接電車の導入や、地方中核都市といえど 相当な高頻度運転などを武器に、現地でも深刻化している交通渋滞緩和に大きく寄与できるか?大いに注目という所だろう。因みに走行電源は 全て再生可能電力で賄っている所も今後のモデルといえるかも知れない。

本題です。主に中国大陸から いわれなき非難声明が来てもいる東電福島原発処理水問題につき、我国野党の向き合い姿勢が(やはり)割れている様だ。特に第一野党・立憲民主のそれが目立つ様で、他の党派からも批判や揶揄(やゆ)が寄せられているとか。「やっぱり感」もある所だが、以下 今日の産経新聞ネット記事を引用して、みて参る事に。

「(日本)維新(の会)、『汚染水』と発信する野党打倒を宣言」

東京電力・福島第 1原子力発電所の処理水放出を巡り、日本維新の会は 8/30、政府与党と足並みをそろえて風評被害の解消に努めていく方針を確認した。また 処理水を「汚染水」と発信する立憲民主党の一部や共産党(など)への対決姿勢も鮮明にした。

馬場伸幸代表は 同日の党会合で、科学的に問題がないと指摘した上で「われわれも堂々と処理水放出については応援をしていく」と述べた。また 独自の風評被害対策として、東北の食材を使ったイベントの検討を指示したと明らかにした。

立憲(民主党)の 泉 健太代表は「処理水」が党の公式見解だと主張しているが、一部の(左傾)議員は 共産党と同様に「汚染水」と発信している。

「維新」の 藤田文武幹事長は党会合後の記者会見で「民間の方が(汚染水と)言う分には自由だが、責任ある政治にかかわる、特に議員については非科学的な フェアじゃない態度で不安をあおるようなことがあってはならない」と強調した。「風評被害につながるような発信を かなりやっている。こういうところが立憲民主の限界というか問題だ」とも断じた。

藤田氏はさらに「自民党と『維新』は 正面から対立する与党と野党だが、科学に基づいて粛々と国民の安心を担保していくべき課題については、政府をサポートすべきことがあってもいい」と指摘。立憲民主や共産を念頭に「政治的に足を引っ張ってやろうみたいな思惑の中でやっているのだとしたら、次の衆院選では 無責任な勢力に権力を持たせない。『維新』が新しい政治構図を作るために頑張りたい」とも語った。(引用ここまで)

まず 拙者は必ずしも日本維新の会を支持する訳ではない。大阪にての 次回 2025=令和 7年開催予定の万博関連立地や諸外国の広報施設などは 順調に建設が進んでいるとはいえず、今日などは岸田総理から 政府による準備主導が表明されてもいる。こうした事をなるべくさせぬ様図るのが「維新」の大きな使命だったろうからだ。そうはならなくなったのは、やはり失点というべきだろう。

だが その事を踏まえるとしても、所謂処理水問題を含む立憲民主の党としての姿勢は 明らかにブレている。呼称にしても、党公式見解が「処理水」なら 全所属議員にそれを尊守させなければならない。にも拘わらず「汚染水」などと口走る一部の左派議員の逸走を許すのは、やはり 泉党執行部の主導力が弱体といえるからではないのか。

拙者は、前述の日本維新の会も立憲民主党も支持している訳ではないので こうした問題をスルーしても良いのだが、党内のブレが余りにも酷い印象が付き纏うので 敢えて取り上げた次第。因みに同党左派議員連中は、先の処理水海洋出し直前、日共や社民、れいわ新選組など国内左派勢力と大韓民国の左派野党・共に民主、正義両党の所属議員らを招いて、福島にて反対運動の挙に出てもいる様だ。

こうなると、一部保守が問題視する「売国的行動」レベルも疑われよう。果たして我国益をきちんと踏まえているのか?疑問符も付こうというものだ。末尾の関連記事に譲る所もあるが、立憲民主は 原発問題との向き合いで明らかにブレており、こんな政治勢力は支持も信頼もできずというのが拙所管だ。それに対する「維新」の攻勢も決して芳しくはなかろうが、そこは憲法も保障の政治活動。余程の危険なくば、同会の自由だろう。今回画像も振り返り恐縮。先年の、当地東郊・豊橋市内を行く 当地東海では唯一の路面電車、豊橋鉄道市内線・東田(あずまだ)本線の様子を。いずれは LRT化も考えられているのでしょうが。以下に 関連記事を 2件リンク致します。①「時事通信 8/26付」原発再稼働、相次ぐ容認発言=「現実路線」で国民に秋波、反発も―立民 | 時事通信ニュース (jiji.com) ②「宇都宮ライトレールHP」宇都宮ライトレール株式会社 (miyarail.co.jp)

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