線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

坂部の冬祭

2008年01月04日 23時05分14秒 | おまつり
1月4~5日にかけて下伊那郡天龍村の坂部の冬祭に行ってきた。4年ぶりの採訪だ。今年の正月は寒波の影響で大雪?と言われていたものの、ことごとくはずれて?、いいお天気だった。今回はピカイチさんとも合流、4回目の冬祭見物となった。

さてまつりは夕刻p.m.6:00に下の森の火の王社からスタートする。諏訪神社に着くのはp.m.6:30を過ぎるころ。あのデコボコした石段をお練りが上がってくる。そして伊勢音頭などが演じられる。やはり笛や太鼓の音が聞こえてくるとワクワクする。わたくしの三遠南信の冬のまつり見物は、昨年1月3日の愛知・上黒川の花祭以来だったので、本当にワクワクした。

さて今回もいろんな人に会った。よく一緒になるカメラマンさんにまずバッタリ。この方にはよく会う。去年はいきなり富山の稚児舞で会ったり、実家近くの獅子舞でもお見かけしてビックリ。おしゃべりさせてもらう。

また個人的にいろいろなことを教えてもらってる静岡のSさん。お酒の話でも盛り上がる。
また当地域を研究しておられる飯田のSさんとも目があった。「久しぶり~!」と大きな声で声をかけられた。そうかもしれない。昨年の冬に行ったのは奥三河の花祭だったし、下伊那の祭りは、3年前に行った新野の雪祭以来だ。Sさんにお会いするのも確かに久しぶりだ。

坂部は花祭や霜月祭とはちがって拝殿の中は狭くて上がって見るより外側から見ていることが多い。寒い。ただ…今晩は坂部にしてはいくらか暖かいかも。

まつりは次第に沿って神事、大庭酒等進んでいく。途中、「ご飯を食べて~」という地元の方の声が飛ぶ。釜で炊いたご飯と漬け物、味噌汁が振る舞われた。美味しかった。お焦げもまじるそのご飯はふっくらとして、ご飯だけでも食える~という感じだった。

p.m.10:00ごろから花の舞が始まった。「花返し」までの8折れを約2時間かかる子どもの4人舞だ。4人の舞子には4人の「先輩」がついていた。時折「こっち!」と方向を示したり、ミカンを口に運んだりしている。1折れ終わるたびに声をかける。「練習より上手だったぞ!」とか頼もしい限りだ。

a.m.12:00頃から「大神宮の湯立て」。そして、これから延々と湯立てが丁寧に行われていく。寒さと体調調整のために、神子の方々には申し訳ないが仮眠をととることにする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする