線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

「桜-SAKURA-」

2012年03月10日 17時44分16秒 | 音楽
AUNの井上良平さん&公平さんが、邦楽界で活躍する演奏家を集めて結成されたのが「AUN J-Classic Orchestra」。中でもお気に入りなのが「桜-SAKURA-」というアルバムだ。2010年にリリースされた。



収録曲は下記の通り。

1. 桜色舞うころ-中島美嘉
2. SAKURA-いきものがかり
3. さくら(独唱)-森山直太郎
4. 桜-コブクロ
5. サクラ色-アンジェラ・アキ
6. SAKURAドロップス-宇多田ヒカル
7. 桜-河口恭吾
8. 桜坂-福山雅治
9. 春よ、来い-松任谷由美
10. さくら-ケツメイシ
11. さくらさくら(二つの変奏曲より)-沢井忠夫

参加されているミュージシャンは、井上良平:大太鼓・三味線・桶胴太鼓、井上幸平:篠笛・三味線・桶胴太鼓、秀-hide-:鳴り物、尾上秀樹(HIDE-HIDE):中棹三味線、石垣秀樹(HIDE-HIDE):尺八、市川慎(ZAN):筝、山田路子(打花打火):篠笛 というそうそうたるメンバー。

自分は、一時期流行った?邦楽器でバッハやモーツァルト、ビートルズ…という演奏が、どうしても好きになれなかった。

しかし、この「AUN J-Classic Orchestra」の演奏は何だかいい。何でだろう?とも思うが、いいものはいいのかな?演奏のすばらしさはもちろんなのだが、原曲をカバーしつつも、それぞれの邦楽器のもつ魅力や役割が十分引き出されているからかな?などとも思う。

そして「桜」。日本人にとって、これは大事な花なのだということが、あらためて感じさせられる。

春に向かうこの時期に聴きたくなる1枚だ。
コメント
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