線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

大黒町追分の大黒天

2012年05月04日 21時48分37秒 | 歴史
今日は大町をうろついた。当地域は安曇平から続く「石造道祖神」が多いが、案外よく見かけるものに「大黒天像」がある。

中でも、当地域で最古にして、最大の大黒天へ行ってみた。


全体で約2m程。かなり大きいなという印象だ。江戸時代末期の嘉永5年(1852年)の建立、出稼ぎに来ていた、2人の高遠石工によるものであるという。当時は新町と言われていたというが、大黒天が出来たために大黒町と言われるようになったのかな?

なお、この場所には有名な大黒町追分のシダレザクラがある。


どうも、この大黒天建立の記念樹ということのようだ。

また大町ではよく知られた男清水・女清水の1つ、大黒天の水場がある。


今日訪ねたら、水場にはシダレザクラの花びらでいっぱいだった。

何ともいい空間だった。
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