信州でも北信濃の郷土食に「おしぼり」がある。辛み大根をおろし、それをさらし等でしぼるのだ。このしぼった大根の汁が「おしぼり」なのだ。その汁に味噌などで味を調え、それを釜揚げ風にしてうどんをいただくものである。
今日は埴科郡坂城町の「八重」に行った。

もちろん「おしぼりうどん」を注文。
こちらのお店はこんな感じ。

まずおろしのしぼったものを器にあける。この大根は、坂城町中之条でよく知られる「中之条大根」とか「ねずみ大根」と呼ばれる辛い大根だ。

そして味噌や薬味のねぎなどを入れる。

そしてうどん。

おしぼりは最初は冷たい汁なのだが、温かいうどんをつけながら食べる。するとだんだん汁もあたたかくなってくる。そして最初はかなり辛めなのだが、だんだん甘みがましてくるのだ。大根の辛さと味噌の旨みとがマッチして、あっさりといただける。
また「八重」では、薬味に「クルミ」も添えられていた。何とも上品な感じ。
おしぼりは釜揚げ等の温かいうどんが定番のようだが、冷やしおしぼりもある。また、お店によってはおそばでもおしぼりで出すところもある。ジアスターゼの含まれる大根おろしの汁は、とてもさっぱりとしている。
坂城にはわたくしの親類がある。子どもの頃おじゃましたとき、夕食で「おしぼりにするね」と言われ、何が出るのだろ?と思ったことがあった。
おしぼりを食べる?
手を拭くおしぼり?などと子ども心に思った
北信濃では欠くことのできない郷土食だ
今日は埴科郡坂城町の「八重」に行った。

もちろん「おしぼりうどん」を注文。
こちらのお店はこんな感じ。

まずおろしのしぼったものを器にあける。この大根は、坂城町中之条でよく知られる「中之条大根」とか「ねずみ大根」と呼ばれる辛い大根だ。

そして味噌や薬味のねぎなどを入れる。

そしてうどん。

おしぼりは最初は冷たい汁なのだが、温かいうどんをつけながら食べる。するとだんだん汁もあたたかくなってくる。そして最初はかなり辛めなのだが、だんだん甘みがましてくるのだ。大根の辛さと味噌の旨みとがマッチして、あっさりといただける。
また「八重」では、薬味に「クルミ」も添えられていた。何とも上品な感じ。
おしぼりは釜揚げ等の温かいうどんが定番のようだが、冷やしおしぼりもある。また、お店によってはおそばでもおしぼりで出すところもある。ジアスターゼの含まれる大根おろしの汁は、とてもさっぱりとしている。
坂城にはわたくしの親類がある。子どもの頃おじゃましたとき、夕食で「おしぼりにするね」と言われ、何が出るのだろ?と思ったことがあった。
おしぼりを食べる?
手を拭くおしぼり?などと子ども心に思った

北信濃では欠くことのできない郷土食だ
