線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

男なら

2010年10月10日 22時10分45秒 | 民謡
今日のNHK大河「龍馬伝」は、「さらば高杉晋作」だった。
高杉晋作といえば、騎兵隊を創設するも、大政奉還を見ずして「労咳」でこの世を去った。

伊勢谷友介サン演じる高杉晋作は、着流しで三味線を弾いている姿が印象的だが、山口県民謡《男なら》にも、高杉晋作のことが歌われている。

♪男なら 三千世界の鳥を死なし
 主と朝寝がしてみたい
 酔えば美人の膝まくら
 醒めりゃ天下を手で握り
 咲かす長州さくら花
 高杉晋作さんは男の男よ
 傑いじゃないかいな
 オーシャリシャリ


これは《本調子甚句》で、別名《オーシャリ節》ともいう萩の民謡だ。

この歌詞に出てくる、
 ♪三千世界の鳥を死なし 主と朝寝がしてみたい

は、高杉晋作が作った《都々逸》だともいい、同じく山口県内で歌われている《ヨイショコショ節》にも、そのまま使われている。


今日の大河を見て、こんな唄を思い出した。
高杉晋作 享年29歳
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