津軽三味線の高橋祐次郎師、9月22日、膵臓がんのため、78歳。ご逝去のニュースがとびこんできた。
今ほど民謡ブーム、津軽三味線ブームというほどでもなかった自分の子どもの頃、テレビやラジオでよく聴いていた。
津軽三味線ほど、弾き手によって個性のあらわれ方のちがう楽器もないのではないか…と思う。曲の冒頭の一の絃がドーンと鳴っただけで、奏者が分かる場合すらある。高橋祐次郎さんの音は、自分としてはとても真っ直ぐな中に、独特な音のうなりのようなものを感じていた。そしてツーンとした音であったという印象。
先頃亡くなられた岸千恵子さんの縦揺れのお唄に、軽妙なかけ声で盛り上げておられるシーンもとても印象的だった。何とも人なつこそうな笑顔で、弾いておられる姿は、何とも暖かさを感じた。
また、よき時代の名人が逝かれてしまった。
ご冥福をお祈りする。
今ほど民謡ブーム、津軽三味線ブームというほどでもなかった自分の子どもの頃、テレビやラジオでよく聴いていた。
津軽三味線ほど、弾き手によって個性のあらわれ方のちがう楽器もないのではないか…と思う。曲の冒頭の一の絃がドーンと鳴っただけで、奏者が分かる場合すらある。高橋祐次郎さんの音は、自分としてはとても真っ直ぐな中に、独特な音のうなりのようなものを感じていた。そしてツーンとした音であったという印象。
先頃亡くなられた岸千恵子さんの縦揺れのお唄に、軽妙なかけ声で盛り上げておられるシーンもとても印象的だった。何とも人なつこそうな笑顔で、弾いておられる姿は、何とも暖かさを感じた。
また、よき時代の名人が逝かれてしまった。
ご冥福をお祈りする。
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