線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

涼しい…秋の気配?

2011年08月19日 22時26分14秒 | 日々雑感
今日は朝から雨が降っていた。何とも涼しい1日であった。

今年も岐阜・白鳥おどりの「徹夜おどり」に参加したが、盆が過ぎれば何となく秋を感じる。



ここのところご無沙汰してしまっているが、徹夜で踊られる下伊那郡阿南町新野の盆踊りでは、最終日の明け方に「踊り神送り」という行事があって、これが終わると踊りは踊らない。そして、帰宅するまで《秋唄》という唄を歌いながら歩いていく。

♪秋が来たそで 鹿さえ鳴くに なぜか紅葉が色づかぬ
 
♪盆よ盆よと 楽しむうちに  いつか身にしむ 秋の風
 
♪稲は穂に出て ちょいと花かけて  さらり乱れて 秋の空


やはり、盆が過ぎれば「秋」なのだ。





ちなみに、この《秋唄》を歌って帰宅するまでには、決して後ろを振り向いてはいけないといわれている。しかし、「お~い!」と呼びかける人、「おおっ!財布が落ちてる!」と騒ぐ人が必ずいる(笑)

微笑ましい、まつりの光景…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりの職場(笑)

2011年08月18日 22時22分43秒 | 日々雑感
「夏休み」が終わった…。
今年度、自分は夏季休暇がうまくとることができて、今年度は10日間程休むことができた。こんなことは珍しい。

今日は、久しぶりの職場。今まで怠惰な生活であったので、朝起きるのが辛かった。まるで子どもと同じだ。


また、こういう日はやたら疲れる。








…というわけで 早く寝よう!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

続々・岐阜・白鳥へ!

2011年08月15日 04時30分41秒 | 民謡
8:00p.m.からは「宝暦義民太鼓」の演奏がある。かがり火を焚いて、何とも幻想的な雰囲気。しかし、最後の部分で「げんげんばらばら」になって踊りはじめ、そして「源助さん」に徐々に移行していくあの演出が今年も!

さて、早速踊りに加わる。

まず《源助さん》。これは、割合簡単な振り…なのだが、どうも3回手を振り上げるところが何か「ちがう」んだな…。保存会の方の動きを真似ようと思うのだが、あのエレガントさが出ない。中にはカックンカックンと動かす方もいるし、まあいいか!って感じ。

続いて《シッチョイ》。これも、おもしろい踊り。頭の辺で右手、左手、両手と結んで伸ばすところがあるが、《猫の子》とはちがって、こちらは指を伸ばすんだね。

そして《八ツ坂》も楽しい。手をクルクルと回すところが、やはり地元の方の動きがエレガント。何ともいいな~。

続いて《老坂》は、元気いっぱい。CDとかで聴くのとはちょっと違う感じ、伴奏も三味線が前奏だけで、あとは太鼓オンリー。そしてテンポが速い。下駄をズリーっとさせたくなる。

ここまで1時間半ほど休み無しで踊った。再び《シッチョイ》になったので、一端休憩。ちょっと宿へ戻って、再び出かけると《世栄》だ。これは地元でも人気があるみたいだ。
何しろ、初めてこの踊りを見たときは、何とも変わった踊りだなと思った。そして、あのテンポのアップのしかた…。一体何倍速だ?という感じ。終盤は、相当なテンポなので、足がついていかない(恥)

そして自分が一番お気に入りなのが《神代》。これは、白鳥おどりのなかでも難しい。とにかくターンが多くて、慣れないとお隣の人とぶつかってしまう。自分もコレは練習した(笑)!
ちなみにこの《神代》は、5拍子に感じる。
ついでに、このターンをするとき、下駄をカツってやる方がほとんどだが、町踊りではこれはやらないのだそうだ。

徹夜踊りの3晩の10:00から、踊り審査があってエントリーすれば「踊り免許」がもらえる。自分も何年か前にいただいた。

その課題曲が《神代》と《猫の子》なのだ。

その《猫の子》も面白い。こちらは頭の辺で手を握るのだが、ベテランの方の動きを見ると、何ともかっこいいのだ。やはり真似しようとするがうまくいかない。

さて疲れてきたので、宿で一休み。明日は帰宅するので、30分ほど仮眠。

再び0:00過ぎに、出動開始。《世栄》の途中だ。
このときの唄が、相当速かった。本当に速かった。踊り手は若者が多く、自分のような運動神経のない者にはキツイ(笑)
しかし《世栄》でよく歌われるのは「お梅寅造」の心中話なのだが、歌詞とは関係なく楽しそうに踊られる(笑)。終盤で「♪ここらあたりで調子をはやめ…」などと歌い、会場も超テンション高め!というときに、「♪可愛いお梅の首切り落とし…」などという悲しい歌詞だったりする。まあ、いいか(笑)

夜も深まってくると、観光客が減り、踊り手もいくらか少なくなってくる。地元の方や保存会の方の踊りがよく見える。あんな風に踊れたらいいな~などと思いながら踊る。この時間の感じが一番好きだ。自分も疲れてくるので、力を抜いてフワ~っとした感じで踊っている。何とも気持ちがいい。

しかし…やはり眠気&疲労。再び、宿へもどって仮眠。


さあ、踊り第3節!時刻は2:30a.m.をまわる。しかしよく考えれば、あと1時間半じゃん。
がんばって踊る!

最後に近づいて来ると、やはり《老坂》《神代》…そして最後は《世栄》だ。最後も盛り上がった~。終わるとちょうど4:00a.m.だ。しかし自然と「アンコール!」がかかる。
結局《さのさ》が締め。あの激しい《世栄》から、しっとりとした《さのさ》になる。空も、少し明るくなりそうな感じ。
《さのさ》は手を2回打つところがあるのだが、そのとき足を上げたままの姿勢になる。コレがきつい…。足がパンパンでふらついているところで、あの姿勢は大変。でも、《さのさ》って、いい曲。


そんな感じで、今年は4:00a.m過ぎまで踊った!宿へ戻って、こっそりと風呂に入って、汗を流す。そして、今年の徹夜踊りを振り返りながら、4:30a.m.頃、就寝。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

続・岐阜・白鳥へ!

2011年08月14日 20時56分47秒 | 民謡
いつもお世話になっている浅野屋旅館さんに着く。こちらへは白鳥に通い出して、ずっとお世話になっている。何だか親戚の家へ来ている感じ(…と、勝手に思っている)。

部屋に入って一段落してから、白鳥の町を歩いてみる。浅野屋さんの前の道路もずいぶん広くなった。前、魚屋さんがあったような気がしたが、なくなっていた。

まず白鳥駅前あたりをうろつく。

思わず「白鳥おどりの銅像」を写メ。

さて、向かいのお土産屋さんに入って、これまたお決まりの「とちの実せんべい」を買った。これ、結構ファンなのだが、上田じゃ売ってないし…2箱も買ってしまった。

それから、何かCDでもないか上田楽器さんに寄ってみる。「白鳥おどり」のCD、DVD、「拝殿踊り」のCD等、ほとんど持っている。明るいお母さんに「白鳥おどり?今晩からやね~」と気軽に声かけてもらう。「最近ね、拝殿踊りがいいんだよ!楽しいよ」とのこと。残念ながら「拝殿踊り」未体験の自分。いつか絶対行ってみたい。

そして「どちらから?」と聞かれ、「長野県からです。あっ!上田からです~」と答える(上田楽器さんだけに?)。すると、レジ付近でPC触っていた若主人さんが顔をあげて、「上田?もしかして線翔さん?」という話になった。こんな形でつながった。
上田楽器さんには、線翔庵からリンクはっていただいている。去年、URL変わったのだが、まだそのご連絡もせずにおり、その旨をこんなところでお話しさせていただいた。

今晩のおどり会場は「駅前通り」。下見でもないが、一通り歩いてみる。途中の書店で、岐阜ならではの雑誌「hiomi」を買ってみる。



さて浅野屋さんに戻る。こちらは食事が美味しい。毎年楽しみの1つ。夏におじゃまするので、岐阜らしく鮎をいただける。今年は塩焼きとフライが出された。


食事を済ませて、8:00p.m.から踊りが始まる。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岐阜・白鳥へ!

2011年08月14日 19時11分16秒 | 巨木
今年も岐阜・白鳥おどりに行く。例年は、八幡とかけて行くことが多かったが、今年は白鳥にしぼって1泊で岐阜へ出かける。

上田を9:00a.m.前に出る。いつも通り、松本を通って安房トンネルに向かう。やはり盆は交通量が多い上に、上高地での災害もあって、片側通行の場所があって、なかなか進まない。
それでも2時間ほどで、平湯まで着く。ここでお決まりの、平湯名物「はんたい玉子」をいただく。

それにしても、平湯のバスターミナルも混雑していた。上高地へ行く人達かな?

さて、平湯から高山市街地へ向かう。高山といえばおそらく混雑しているだろうな…と、旧丹生川村の交差点から、国道41号線方面へ進んでいく。

ここで1本、スギを見ることに。高山市赤保木町の熊野神社の大杉だ。

なかなかの大木。迫力満点だ。

さて、高山市を離れ、どうしようかな?まだ昼食もとってない。旧清見村で白鳥方面と八幡方面とに分かれる場所がある。迷いに迷い、結局八幡まわりで「せせらぎ街道」を行くことにした。
このルートは、文字通り川沿いの道なので、気分のよい場所だ。

途中、食事処や道の駅があるのだが、何処へ行っても大混雑。特に行ってみたかった、道の駅「パスカル清美」は川遊びする人達もたくさんいて、駐車場は大混雑。あきらめた(涙)

しょうがない、次の道の駅「明宝」へ期待したが…やはり、同じようなもの。やはりあきらめた(涙)

そしてようやく八幡町。案の定、あちこちが混雑&渋滞。せっかくここまで来たので、八幡町内の散策でも…と思っていたが、やはりダメだね。やはりあきらめた(涙)


やむを得ず、白鳥方面へ北上することにした。
ここで見ておきたかった巨木を訪ねる。
まず、旧大和町の口神路白山神社の六本ヒノキ。

ここへたどり着くのも大変だった。混雑はしていないのだが(笑)、神社へたどり着かない。動物的勘で、ようやく見つけた。

続いて、明建神社のスギ。ここはたどり着きやすかった。かつて行ったことがあった「古今伝授の里フィールドミュージアム」のすぐ隣だったのだ。このミュージアムへは、かつて友人と来たことがあった。大雨であったこともあって、スギどころか神社さえ記憶がない。
ここでは「神迎え杉」「獅子の寝床杉」「神帰り杉」といった大杉がある。

ここを出ると、何やら小さな看板「木戸口清水」を発見。
思い出した!ここも来たことがあった。先ほどの友人とともに、雨の中立ち寄ったことがある。その時は、雨のため水もにごっていたが、今回はよかった!


さて続いて、もう1本、大間見白山神社のスギだ。この大間見は「やまと温泉」の前を通る県道を白鳥方面へ行くとある。しかし、お目当ての白山神社がなかなか見つからない。ようやく歩いている方にお聞きして、たどりついた。

だんだん夕方になるにつれ、夕立がきそうな感じになってきた。再び、大和町内へ戻って国道を行く。
すると、立ち寄りたかった酒屋あきたやさんが目に入った。
以前、福井・大野市の地酒「花垣」がよくて、ネットで探していたところ見つけた酒屋さんだ。なかなかおもしろいHPで、メルマガも登録して、読ませていただいている。ここでは「花垣」純米吟醸と「房島屋」純米吟醸を買った。レジでご主人とお話しできた。

さあ!白鳥町へはもうすぐだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする