線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

春は確実に近づいている…

2012年02月21日 22時32分23秒 | 日々雑感
日々寒いが、それでも日中の日差しは暖かさを感じる。春は確実に近づいてきている感じがする。

今年の上田は、とにかく雪が少ない。長野・北部はかなりの降雪量のようだが、上田は本当に少ない。まともに雪かきをしていないのだ。

その分?風が冷たいような気がする。そんな今日、散髪に行った。なにもこんな寒い日に…という感じだが、予約してあったので…。




そういえば、先日入ったスーパーで、《どこかで春が》が流れていた。よく聴いていると、
山の三月 東風(こち)吹いて~♪
と歌っていた。

おおっ!原形だ。現行では、
山の三月 そよ風吹いて~♪







ああ…早く春になってほしい。
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真田中央公民館の獅子の絵

2012年02月20日 22時59分47秒 | 日々雑感
現在、合併した上田市真田町は、かつては小県郡真田町。今日はそちらへの出張だった。真田中央公民館へ行った。

中に入ると、大きな絵が目に飛び込んできた。

「三ツ頭獅子の舞」という絵だ。

真田町には、上原に三ツ頭獅子が伝わる。この絵の獅子は、まさに上原のものだ。

この獅子は、上田市を代表する常田獅子房山獅子の祖型ともいわれている。形式は、関東地方に多い「三匹獅子」の流れなのは言うまでもない。

真田町では、こんな三ツ頭獅子が大事にされている。
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上田城

2012年02月19日 21時19分10秒 | 歴史
何か上田城っていい!上田市民には愛着がある。たった二層の小城であるが、関ヶ原に向かう徳川秀忠軍を、真田昌幸・信繁親子が破ったことでも知られる。

現在の職場はこの上田城址公園の近くなので、毎朝上田城の下の道を通って通勤している。

この画像は昨日のもの。たまたま土曜日だったが、ちょっと用事で通りかかったときに撮ってみた。本当に小さな城だ(笑)。

しかし!このところの歴史ブーム。全国から歴女が来るのだが、昨日の上田の街中にも、それっぽい女子が歩いていた。もちろんカメラを下げて、写真撮りまくる男子もいたが…。

城そのもの、建築としての魅力は松本城とか姫路城みたいな城にはかなわないと思うが、やはり真田氏好きには上田城はいいのだろうな。

上田城址公園は桜の名所でもある。

これは4月の画像。有名なシダレザクラがきれい。

上田市民は上田城だけでなく、真田氏の家紋「六文銭」も大好き。自分もこんなのを使っている。

いかにも観光客が買いそうな六文銭グッズを、お土産屋さんで購入する上田市民である。
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カラストビ

2012年02月18日 17時52分19秒 | おまつり
厳寒の2月。福井県池田町の水海の田楽能舞は、毎年2月15日に行われている。今頃気がついた…。

この芸能は、大変古風な田楽と華やかな能舞だ。伝説によると、約700年前の鎌倉時代、時の執権・北条時頼が全国を回っていたところ、水海に着いたときは冬であったそうで、水海で滞在することになり、村人が時頼のために田楽を舞ったという。これに報いるために、時頼は村人に能を教えたという。

自分は、この水海の田楽能舞は、とても印象的。学生時代に出かけたのだが、自動車を運転するようになって、初めて高速を運転して、福井まで行ったのだ。しかも、その日は確か雪降りだった。

この水海の田楽能舞で大変印象的な舞に「烏とび」がある。


全身黒ずくめの衣装で、「インヤーハー」の掛け声で、片足ずつ跳びながら、四隅を一周するだけの舞なのだ。

「カラストビ」というと、修験道の修法が思い起こされる。一見、不気味とも取られる烏は、修験道では神聖な鳥なのだ。

「カラストビ」といえば、有名なところでは、能の「三番叟」に跳ぶ所作がある。また修験道の儀礼として、山形・出羽三山の1つ、羽黒山の松例祭は、よく知られている。

修験道系の芸能としては、奥三河の花祭にも「ウサギトビ」とともに「カラストビ」がある。サッカー日本代表のシンボルでもある「ヤタガラス」につながり、カラスは神聖なのだ。


そして、自分がこだわった新潟県糸魚川市能生の能生白山神社舞楽の陵王の舞のなかに「カラストビ」がある。

軽やかにピョンピョンと跳ぶ所作だけだ。舞楽の所作に「カラストビ」があるという意味…やはり地方の舞楽も、修験道系の芸能ということができるのかな?ということを確信したのである。

民俗芸能を何でも修験道と結びつけるのはどうかとも思うが、どうしても修験道や両部神道といったニュアンスがあることが想像される。




どなたか…修験道と民俗芸能との関連を明らかにしていただきたいものだ。
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今日はいくらか暖かいかな?

2012年02月15日 21時45分54秒 | 日々雑感
寒い2月だが、今日はいくらか暖かかったような気がする。とにかく職場は寒い。部屋は暖房があるので、とりあえず暖かいのだが、廊下が寒い。しかし、今日は、ややよかった。


しかし、明日は再び寒いらしい。いやだな…。


それにしても、上田は雪がないな…。全然降らないのではないが、本格的な積雪がない。本当~にない。雪かきをほとんどしていない。1度、職場で雪かきをやったくらいだ。

下伊那郡阿南町の「新野の雪祭」では「雪」は豊作のしるしとされている。

これは、9回出入りするサイホウの最後、ササラ衆の舞で、
「大雪でございます」「大雪でございます」
と連呼して、庁屋へ入る。雪が大切なのだ。




雪がないと楽なのだが、こんなに雪がないと、返って心配なくらいだ。
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