星めぐりの歌~宮沢賢治
あかいめだまの さそり
ひろげた鷲の つばさ
あをいめだまの 小いぬ、
ひかりのへびの とぐろ。
オリオンは高く うたひ
つゆとしもとを おとす、
アンドロメダの くもは
さかなのくちの かたち。
大ぐまのあしを きたに
五つのばした ところ。
小熊のひたいの うへは
そらのめぐりの めあて。
これは宮沢賢治の作詞、作曲と言われている。作曲の方は、口ずさんだものを採譜したともいうが、いずれにしても音楽に造詣の深かった宮沢賢治ならではの作品の1つ。
賢治ワールドには色彩感がある。
「あかいめだまのさそり」「あをいめだまの小いぬ」といった色の対比。
小学6年の教科書にもある「やまなし」では、まず冒頭の、
小さな谷川の底を写した二枚の青い幻燈です。
にはじまり、
「青じろい水の底」
「青びかりのまるでぎらぎらする鉄砲弾」
「青じろい火」
「天井の波はいよいよ青い焔をあげ
等々、青という色が印象に残る。
その他、色彩感あふれる描写に、いろいろな意味がありそう。
再び、賢治作品を読み直したいな~。
あかいめだまの さそり
ひろげた鷲の つばさ
あをいめだまの 小いぬ、
ひかりのへびの とぐろ。
オリオンは高く うたひ
つゆとしもとを おとす、
アンドロメダの くもは
さかなのくちの かたち。
大ぐまのあしを きたに
五つのばした ところ。
小熊のひたいの うへは
そらのめぐりの めあて。
これは宮沢賢治の作詞、作曲と言われている。作曲の方は、口ずさんだものを採譜したともいうが、いずれにしても音楽に造詣の深かった宮沢賢治ならではの作品の1つ。
賢治ワールドには色彩感がある。
「あかいめだまのさそり」「あをいめだまの小いぬ」といった色の対比。
小学6年の教科書にもある「やまなし」では、まず冒頭の、
小さな谷川の底を写した二枚の青い幻燈です。
にはじまり、
「青じろい水の底」
「青びかりのまるでぎらぎらする鉄砲弾」
「青じろい火」
「天井の波はいよいよ青い焔をあげ
等々、青という色が印象に残る。
その他、色彩感あふれる描写に、いろいろな意味がありそう。
再び、賢治作品を読み直したいな~。