二月十五日は「やしょうま」の日である。
村の老若男女がお堂でお参りをする。米の粉でつくった団子を仏様にあげてから子どもたちに投げてくれる。まき寿司をつくるように彩色して切り口が色々な模様になる「やしょうま」は私の生まれたところでは作られなく団子であった。
お堂の壁には、村出身の画家の描いた「地獄・極楽」の掛け軸がかけられていた。
特に「地獄の閻魔様の怖い顔」や「悪いことして地獄に行くと血の池入れられる」とか「嘘つくと舌をぬかれる」とかの場面は小さい時は怖い絵であった。
その地獄絵を思い出す・・・・と私はもう、数回地獄に行ったかもしれない。舌も数回抜かれたかもしれない。
南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏・・・・・
村の老若男女がお堂でお参りをする。米の粉でつくった団子を仏様にあげてから子どもたちに投げてくれる。まき寿司をつくるように彩色して切り口が色々な模様になる「やしょうま」は私の生まれたところでは作られなく団子であった。
お堂の壁には、村出身の画家の描いた「地獄・極楽」の掛け軸がかけられていた。
特に「地獄の閻魔様の怖い顔」や「悪いことして地獄に行くと血の池入れられる」とか「嘘つくと舌をぬかれる」とかの場面は小さい時は怖い絵であった。
その地獄絵を思い出す・・・・と私はもう、数回地獄に行ったかもしれない。舌も数回抜かれたかもしれない。
南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏・・・・・