武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

洋館(羊羹)の思い出

2011年02月17日 | Weblog

目がしょぼしょぼする。テレビのおかげで早起きしたせいと、夜になって判明した。

波田町の昔役場だった?建物を彫ってみた。波田町はここらでは「すいか」の名産地だ。現在、松本市と合併し町とは言わない。木造のいい感じの建物だ。うしろの塔は勝手につくった。刷ってみたが気持ちがピタリとこないので制作中止。こういう洋館風の建物はだんだん消えていくのだろう・・・・・・

洋館といえば、今頃の時期には学校では「学芸会」というものがあった。主役は人数が限られるので激戦だ。題目は忘れたが殿様がバナナを食べる場面がある劇だった。当時山奥ではバナナなど手に入るわけもなく当日先生が「羊羹」を一本もってきて「これをバナナにする」と言った。きっと奥さんが作ったのだろう。でも、当時、羊羹などなかなかお目にかからなかったし、食えなかった。お祭りとか正月くらい。

これを殿様役がパクパク食べたのだ。みんなの目は殿様役の口元の集中した。・・・・・・・・・わたしもそのひとりであった。