14日夜、花火があがっていた。安曇野花火大会とか。
8月15日。終戦の日だ。
その日は風がなく、朝から真夏の太陽が直射していた。東京は何度か警戒警報が出されたが、敵機は一度も来なかった。前夜は熊谷市のB29の編隊の空襲があった・・・・
天皇の玉音放送があった。当時22歳。銀行に勤めていた女性の気持ちを綴った記述がある。
「・・・・・友だちはないていた。わたしはくやしいより、もっと複雑な思いがしていた。それはーー戦争はやめられるーーということの発見であった。戦争というものは永久に続く冬のような天然現象であり、人間の力でやめられないような気がしていた。」と