この本が出てくるとは思わなかった。小三と言えば10歳頃だろうか。
まだ自動車の来ない山奥に住んでいた私に文化の匂いを運んでくれたのは小学館と言う会社の出している学習雑誌だった。
祖父が毎号取り寄せてくれた。郵便屋さんが峠を越え運んでくれた。この本をパラパラすると折り紙が出てきた。それがこの写真である。
・・・・・・・今から何年前かな・・・・・・ズーーーとこの本の間で眠っていたのだ。
時代ははやい。これから数年して村に道ができ、一気に文化が入ってきた。
「冒険王」とか「少年王」とか、マンガ中心の雑誌が入ってきて・・・・・そちらの方に興味が移っていったのだ。
このころが「手塚治虫さん」がデビュウした頃だ。
まちがいなくなつかしい。